「他に方法はありません」制作日記(2)章分け、半角英字に悩む
章タイトルをつけました。
あまり分けたくなかったのですが、読む人が読みやすくなると思います。
また、私自身も物語全体を掴みやすくなった気がします。
ここまでメモ帳(横書き)で書いてきましたが、次の段階としてPagesというアプリに移しました。
(私はいつもこのPagesで縦書きのEPUBデータを作り、それをKindle配信しています)
今日一番悩んだことはアルファベットをどうするかです。
冒頭にOnce upon a timeとWednesday’s child actという長めのアルファベット文字列があります。
「Tシャツ」「OK」のように短ければ全角アルファベットにするだけで縦書きへの変更ができるのですが、長いのを全て全角にするとどうも読みづらいし見た目も良くないです。
アポストロフィをどうするかも頭が痛いところ。
検索しましたが、特にルールがない分様々なやり方が存在するようです。
なるべく元の文に手を加えたくない。
だけど、そこにこだわって長いカタカナにしたりしてスムーズに読めないのは避けたい。
特に最初の大事な部分なので。
結局、Pagesに半角のまま入れてみたところ、その部分だけ文字が時計回りに90度回転されていてなかなかいい感じでした。
見た目も悪くなく世界観も壊れてないと思ったので半角で行くことに決定です。
解決したから良かったものの、こういう技術上の不都合も補える言葉選びを、文章を書き始めた時から意識すべきだったと思います。
今日の紹介ポイント
これまでの四冊では主人公と相手の二人の世界に文量のほとんどを割いてきました。
今回は友達とのエピソードもふんだんに盛り込んでいます。
とは言え、やっぱりラブストーリーがメインです。
デートシーンは水族館が少し出てきます。
四冊目の「バージンユース」でも水族館デートがあったので「また水族館か」と思われないかちょっと心配でしたが、書き進めてみると「この二人にはやっぱりこれがいい」と思うようになりました。