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リハーサルで、自分の声が聞こえなくて悩んでる人へ [ボーカル編 vol.2]

リハーサルで、自分の声が聞こえなくて悩んでる人へ


今回は、練習スタジオ、リハーサル、
サウンドチェック、本番などで、

声が聴こえにくいという悩みをよく聞くので、
その辺の話をしたいと思います。

実はというと、僕もそれでかなり悩んでいました。
そして、自分の発声が不十分だから聴こえにくいのだと思い、自分を追い込んでいました。

ずっと自分の声が、コンプレックスでした。
自分の声が嫌いで、
しかし作曲は好きで、
デモボーカルを自分で入れている時のイメージが一番近い、
なんて事がたくさんあり、

前のボーカリストが抜けるタイミングで、
自分がやりたい!と皆に告げて、最初は周りに我慢してもらいながら(笑)、
ボーカリストとしての活動をスタートしました。

最初は全然聴こえなくて、
ボイトレ始めて、ひたすら毎日声出して、
仕事終わりに夜中毎晩近所のカラオケに行って
夜通し一人で歌って、録って、聴くの繰り返しをやっていました。

それでなんとなく歌えるようになってきたのが1年後くらいだったのですが、
それでも、スタジオに入って、
CDやラジオで聴けるようなレベルで
歌える事はほとんどありませんでした。

リハーサルのライン録音を後で聴いて、凹む日々でした。

バンド活動と共に、

色んなバンドをPAしてきて、今思うことは、
バンドのボーカル、歌い手はかなり重要です、が、しかしバンド練習となると、歌い手への配慮は一番最後になってしまいます。

よくあるのが、

ギターリストがバンドを作る→
楽器をみんなで演奏して楽しい→
歌は二の次→
ボーカリストはよくわからないまま、借りてきた猫のように歌う

こんな感じのバンドが多いように思います。
一概には言えませんが、
もしくは
声だけめっちゃデカくて、
他の楽器はしょぼい、ガツンとこない(カラオケ的なイメージ)

どうせなら、
楽曲もガツンときて、
声もドーンと出るバンドがいいと思います。
そんなバンドがどんどん増えてほしいとも思います。


ボーカリストの発声を強化することはとても大事ですが、

それと並行して、スタジオリハーサル練習時のモニターバランスも良くすることはとても重要です。

確実に、
声が小さい人でも声が聴こえるバランスで練習をやる事が必要です。


僕が思う、スタジオでのベストバランスの作り方です。
これをやると、そんなに声の発生ができていないシンガー、ボーカリストでも、
いい演奏のバランスで、
自分の声を聴きながら
練習する事ができます。


よかったら参考にしてみて下さい。

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