ローリングたるもの
遅ればせながら、HAPPY NEW YEAR
ということで、
今年もしっかり生きていきたい。
と言いつつ早速良くない事があった。
これも今からまでの自分のやり方を改めないといけないよと気付かせてもらったのかなと、自戒を込めて受け入れている。
ああなんて自分はカッコ悪いんだと。。
改めて気づいた年始。禊の年。
音楽と仕事、色んな共通点があると日々気付かされている。
今回はその中の一つをピックアップしたい。
12月の仕事はじめ頃、
現場の打ち合わせに参加していた時、
「ローリングはやっぱり2台いりますわ」
「んー、ちょっとスペースの関係でローリングは一台で動かしてなんとかやっていただきたい」
という話をメモをとりながら聞いていた。
ローリング
それはミュージシャンにとってはかなり重要なワード
ボブ・デュランの
ライクアローリングストーンや
ローリング・ストーンズ
等
ロックにとってのロールという言葉は
餅つきにおけるつき手と合いの手のような
百人一首における上の句に対しての下句のような
これが来たらこれでしょ
というお決まりの文言である。
自分にとってもそれを観念的に体感していて、
歌詞で
ロックはロールしてなんぼのもんじゃい
と歌っている。
そのローリングが何やら重要
ローリングは2台必要か!
意味はわからんけど、かっこいいな!
、、単純な自分は、そう思ってワクワクして聞いていた。
なにやら打ち合わせの中で、そのローリングたるものはやはりかなり大事らしく、
一台か二台かでかなりの意見の攻防が行われた。
結果、スペースの関係で何とか一台を移動させてやる事に。
後でローリングが何かを聞いたら、
足場
という事だった。
へー、意外だな。
もうちょっとなんかアクティブな物を想像していた自分は、少しだけ物足りなさを感じた。
しかし実物を見た時は、なるほど、と思った。
デカくて三段になっていて、高さは4メートル以上あった。そして足にデカい車が6つくらいついていた。
これに乗ることにより、職人さん達はクロスを貼ったり、造作を組んだり、色々作業をするわけである。
なるほど、これは音楽と同じで、重要でカッコいい、デカい存在だなと思った。
そういう小さな共通点を発見して喜んでいる日々である。
ちなみにローリング
海外のエンジニア、アーティスト達にとってもやはり馴染みのあるもので、
レコーディングのパソコン(昔でいうテープ)を回す時、
rolling と言う。
日本人の僕らでは、
はーい、行きますー、
(回しました、ポチッ)
の所である。
まあ、回すという意味だから当然かとは思うが、
最初に海外レコーディングの現場で聞いた時、なんかめちゃくちゃかっこいいなと思った。
そんな感じで、自分の曲でも実はRollingというものがあり、
それは人生をRollingさせているようなイメージでつくった。
それでは、最後に聴いていただきたい。
ローリング
押忍
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