転職エージェントの裏話①~確率論の罠~

おはようございます!

今日は転職エージェントの裏話というタイトルで、
転職活動でエージェントを利用することを考えている方にとって、ちょっと有益になるお話ができればと思います!

大手エージェントの転職サポートの正攻法

大手エージェントが行う転職サポートの正攻法。

それは、

「確率論」

皆さんは、担当キャリアアドバイザーから
こんな話を聞いたことはありませんが?

書類選考の通過率は「20~30%」
1次面接の通過率は「30~40%」
最終面接の通過率は「50~60%」

なので、大体20社くらい応募して
1社内定が出る計算です!

なので、条件に当てはまりそうな企業様は
すべて応募しましょう(キリッ)!!

ちなみに、私が以前勤めていた業界トップ5に入るであろう
転職エージェント会社では、
一人当たり20件~30件の応募をすることで、
内定が2~3社出るため、その中で比較して判断しましょうというお話を、
必ず面談時にお話しすることになっていました。

確かに、内定を出すことがゴールなら、
こういった考え方は一つの最適解ではあるのですが、
これが本当に求職者様に合ったサポートかというと、
甚だ疑問です。

確率論の落とし穴

そもそも、この30%という数字、
本当に正確なのでしょうか。

マイナビ
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/naiteisha/

DODA
https://doda.jp/guide/oubo/heikin/

どの転職サイトも同じように書いてありますね。。。

けど、これ、そもそも
「経験者組」と「キャリアチェンジ組」
合わさった通過率なんですよね!

若手の営業経験者が営業職を受ける場合と、
30台のキャリアチェンジ希望の方が応募する場合、
当然ながら通過率も変わってきます。

そこをなにも考慮しないで、確率論をもとに
活動をしていくことは、正直デメリットしかありません。

数多く応募することの弊害

数多く応募することで起こりうる弊害を考えてみましょう。

・応募することが目的となってしまい、
 応募したかどうかも定かではない企業から
 面接の案内が届く

・予想より多くの企業から面接のオファーが来て
 スケジュール調整が大変になる

・本当に受けたい企業の選考途中に
 ほかの企業様の内定が出て、判断を迫られる。

そう考えると、
確率論で応募していく方法だと、
転職者様が納得感を持って決断をすることが
できないケースも多くありそうですね。

数多く応募した方がいいケース


とはいえ、先にもお伝えしましたが、
「キャリアチェンジをする場合」に関しては、
多くの企業様に応募していく必要があります。

企業側の視点だと、
中途採用は「戦力化していける方」を採用することが
前提条件となります。

ですので、必然と書類選考や面接の通過率が
低くなる傾向があります。

なので、ある程度企業様にアプローチしていき、
面接のチャンスをできるだけ増やす、ということが
活動成功のポイントになってきます。

大事なことは自分に合ったやり方を


転職エージェントは営業マンです。
大手に行けば行くほど、求人数が多いので、
一番シンプルな「確率論」を盾にして応募を迫ってきます。

だからこそ、自分の転職活動の目的と合わせて、
やり方を一緒に考えてくれるエージェントの方を見つけて、転職活動を進めていきましょう!

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