受験英語 There is[are]...

これは中学校で習ったと思います。
There is[are]...で「…がある、いる」という意味ですね。
ただし、「…がある、いる」という場合に、
いつでも There is[are]...で表せるわけではないので確認しておきましょう。

There is my pencil on the desk.
There is France in Europe.

これらは日本語から考えると自然なのですが、誤った英語です。
There is[are]...の後には、不特定のものや人が来ます。
There is[are] …は「これから、あなたが知らないことや、
新しい情報を言いますよ」という合図なので、
my や this, the のように特定されているものや、
France のような固有名詞を後に続けることは出来ません。

このような場合は、
My pencil is on the desk.
France is in Europe.
と表すといいですね。

↓ 以下は、受験英語では、軽く確認するだけでOKです。

ただし!
There is の後に、固有名詞が来てるのを見たことがある!という人も
多いと思います。
例えば、
There is Tom! 「トムがいる!」
There was Ren, Itsuki and Yamato. 「レン、イツキ、ヤマトがいたよ。」
などはよく使われます。

「トムがいる!」は新情報ですね。何かを見かけて
「~がある!いる!」と言いたい場合に使います。
「レン、イツキ、ヤマトがいたよ。」のように、
何かを羅列する場合にも使えます。さらに知りたい人は「there リスト文」で検索してみて下さい。

そして、
There was Ren, Itsuki and Yamato.
は、複数いるのになんで was? と思われますが、
名詞をいくつか羅列する場合は、最初の名詞にbe動詞を合わせます。
羅列するものが全て単数の場合は、there is で表します。

色々書いてしまいましたが、受験で一番大事なのは、
基本の<There is[are]...の後には、不特定のものや人が来る>
です。
減点されないためにも、ぜひ確認しておいて下さいね。

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maeri
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