【書籍レビュー】「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」を読んだ①
割と前からビジネス書コーナーで平積みされているこちらの本。
「頭がいい人が話す前に考えていること」と同じ著者なのは、読み終わってから気づいた。
自分自身がチームリーダーになって余計に人に仕事を任せたり任されたりするようになって、よりこの本に書かれていることをアウトプットせねばと思った。
章立てはこんな感じ↓
章立て
第1章 「実行力」は人生を変えるための最強の武器
第2章 「決断力」はフレームを知ってこそ身につく
第3章 「コミュニケーション力」はちょっとした工夫で大きな差がつく
第4章 「考え抜く力」は物事の本質を教えてくれる
第5章 「働きかけ力」は人生を豊かにする強力な味方
その中でも今日は特により多くのビジネスパーソンにとって必須スキルであるコミュニケーション力(第3章)のうち、
「仕事を任されたら必ずやる8個」について要約していく。
仕事ができる人の、仕事を任された際に必ず行うことが、以下の8個
納期を確認する
成果を依頼者と合意する
仕事を分割する
難しい仕事から取り掛かる
行き詰ったら即相談
説明責任を果たす
自分でゼロから考えず、前例を探す
人へ依頼する場合は早めにする、上の7個を守らせる
パッと見ると当たり前のようなことが並んでいるが、
この当たり前がやっぱり大事で、仕事を任せる側と任せた側の認識の齟齬が起きない重要なプロセスなのだと実感する。
もう少し詳しく書く。書籍内で用いられている表現にかなり引っ張られているがご容赦願いたい。
1.納期を確認する
納期遵守=信用を高め、その人の能力を高め、お金を生み出す
2.成果を依頼者と合意する
依頼者は成果があいまいなことが多い。 依頼されたら、相手と話し本音を引き出して成果を合意する。 目的を確認して見える化するのも◎
3.仕事を分割する
大きいまま取り掛からない。時間で分割したり、担当者で分割したり、 曖昧な言葉を具体的にしたり、ステップを小さく分けたり。
自分でやるにも人に任せるにもスケジュールを立てるにもまず分割!!
4.難しい仕事から取り掛かる
大変な仕事は時間がかかるし、見積もりの2倍くらいかかるかも。
締め切りが近づいてからやるでは遅いので、最初に取り掛かる。
5.行き詰ったら即相談
任せる側もすべてを見通しているわけじゃなく、絶対に無理な要求も存在する。それは取り掛かってみないとわからない。
無理と分かって続けるのはお互いにマイナス。相談が遅れるほど信用失う。
6.説明責任を果たす
任せた側は常に不安。 その不安を解消するのは任された側の責任。少なくとも1週間に1回は報告!! 省略しすぎず冗長になりすぎずわかりやすく。
話の分かりやすさは信用獲得にそのままつながる!!!!
7.自分でゼロから考えず、前例を探す
ゼロから考えることは100%無駄。 まずは社内の前例を探す。なければ友人や社外の人に聞く。 それでもなければ本を揃えてそこから探す!!!!!
目的のものはきっとある。
8.人へ依頼する場合は早めにする、↑7個を守らせる
自分だけで完結する仕事はまぁない。 人に協力を依頼する場合はなるべく早めに依頼する!!!! その際、上の1~7を順守させる!!!
どうだろうか?
あまりに基本的なことだが、これをここまで分かりやすく言語化している本はあまりないのではないだろうか?
敏腕ビジネスマンの方だと、この書籍の内容は一見当たり前で基本的なことで、何も目新しくはないと思う。
しかし、これが一番大事だったんだ、、盲点、、、と改めて実感できるし
そもそもこういうインプットをしたことがないインプット初心者のビジネスマンには凄くわかりやすく、すぐにでもアウトプットしやすい内容だと思う。