【幻想少女大戦】トップエースの話
始めに
最近自分の周りでにわかに活気づいている幻想少女大戦の話をします。
が、遠慮なくネタバレにも踏み込むので
霊夢ルートに続いて魔理沙ルートまでクリアした
或いはその逆でクリアした、というプレイヤーの方以外は
ガチのマジでブラウザバックして早く続きをプレイしてください。
お願いします。本当に。
そこまでプレイ済みだったり、ネタバレOKだぜという方は
どうぞお進みください。
ユニット紹介の前に
今回は周回プレイを前提に書いてます。理由としては自分が1周目の時点でそこまで使ったキャラではない、或いは後半加入で味方ユニットとして使える期間が極めて短かったため何の評価も下せない、といった事情から。
それと、ゲームがゲームなのである程度のスパロボ用語が出てくるかも。
栄えあるトップエース3人の紹介
全キャラの評価はあまりに多すぎるので、4周までプレイした今の時点でのうちの幻想郷におけるトップエースでの話でもしようかなと。
色々な人が1周目クリア時点での評価を記事にしているとは思うが、豊姫や幽香あたりは終盤加入なせいで使わなかったという人も多いだろうし。
記事が長くなりすぎてもアレなので、第1回は早苗さんのみの紹介とするがいずれのユニットもそれぞれの手段で幻想郷に破壊をもたらした問題児だ。
東風谷早苗
ユニット評価
コスト2.5のリアル系ユニット。
コストの割にはよく避けて火力もある、信仰ゲージの影響でさらにそれらが伸びる。精神コマンドの奇跡も持っていて爆発力がすんごい。
その代わりに燃費が悪すぎる欠点を抱えている。
特に高火力武器でその傾向が顕著で、弾数が少ないかもしくは消費MPが多いかで息切れが激しい。そのうえ溜めた信仰ゲージもそれらの武器を使用することで消費してしまう。
しかし、そうした悪燃費や持続力の問題を一挙に解決する方法がある。
そう、嫁強化(Ex強化)だ。
ここまで読んでる人に今更嫁強化の話は必要ないと思うが、超簡単に説明すると嫁レベルが最高値に達するとあり得ないレベルでの強化を受けることができるシステムだ。
今回は自分の場合はどういった具合に嫁運用したのかの話をする。
まず、強化ボーナスは敵の弾幕効果の影響を受けにくい射程+1を取得。
さらに嫁ボーナスは毎ターンMP弾数回復と毎ターンSP回復を取得。
固有スキルはマックスゴッド。信仰200は悠長だし、信仰100は200に比べて到達があまりに容易すぎる上にこれで充分すぎることもあり、ファイナルマックスゴッドは見送り。
その他のスキルにエクステンドを付け、装備に妖の記憶と月の勾玉を持たせる。毎ターン1~2回の奇跡を使いながら敵ユニットを蹴散らすことで早い場合は2ターン目には信仰100に到達し、マックスゴッドが発動する。
以降は毎ターン奇跡を使いマップ兵器の神の風を撃ち続ける、これだけ。
あ、たまには1ターンの間に奇跡をちゃんと2回使おう。
ここまでやってると精神ポイントが容易にあふれるので。
永の章以降のペアは、たたら踏みをセットした小傘で火力を底上げするか、霊夢を置いて痒いところに手が届く巫力エクステンションを常備しておくかのいずれかを使用していた。小傘が取り合いになるので霊夢が無難かも。
周回プレイではイベント追加武器ゆえに、神の風は最初から使用可能になっている。精神コマンドの奇跡もレベル1で取得しているので、あとは装備とスキルを整えることで2話目からゲームが崩壊する。なお固有スキルのマックスゴッドはレベル41で取得するため、それまでは奇跡の少女を付けておくことでほぼ同じようなプレイングが可能だ。
風神様の加護を得た嵐の使者(ストームブリンガー)。
人も妖怪も近づくもの全てが吹き飛ばされていった。信仰は?
無論メーコもまくら様もしばかれた。
余談だけど、Switch版ではマップ兵器で敵を倒してもアイテム回収が可能。
相手が誰だろうと遠慮なく殺ってしまって問題ない。
ストーリーでは
登場するなりいきなり霊夢に神社を明け渡せと通告してきた偉そうな少女。
自分は幻想少女大戦というゲームをプレイする以前は東方projectはミリしか知らず、幻想入りするということはどういうことかを後々知ることで、やたらと重そうなバックボーンがあるよなこの人…となる。なった。
そもそも神様として存在していただろう諏訪子や神奈子と違って、早苗さんは現人神とは言え人は人。
女子高生の格好をした早苗さんは二次設定の話らしいが、設定ができるくらいには「早苗さんは一般社会での生活があった」と見るのが自然だろう。
築いた人間関係も今まで住んでいた地も何もかもから離別(電化製品は?)する形で幻想入り。大いに不安が付きまとう中で神奈子からは早々に「信仰集めすっぞ!」と言われ、現人神もしくは巫女らしい振る舞いに終始しなければならなかった10代少女の心境や如何に。我々プレイヤーには察するに余りある。
すったもんだあったその後は、幻想郷に馴染むぞと行き過ぎたキャラ崩壊芸を見せつけながらそれも板に付いてきて(板に付いていいのか?)、霊夢や小傘との絡みでは年相応の彼女を見ることができるようになる。
いや~よかったね!ほんとに!
話は変わって諏訪子と神奈子との関係。
ゲーム中でも神奈子のお母さんムーブがだんだん目立つようになるし、諏訪子もやや放任気味の父親のように見えるし、東方界隈でもどちらが父役か母役かという話題はあるようで「やっぱりあるんだなこの話題」とニッコリしてしまった。
幻想少女大戦というゲームは公式設定のみならず、二次設定や界隈で話題にされたりする所謂「定番」みたいなものを薄味すぎず濃すぎず上手く取り入れているんだなと思わされた瞬間でもあった。
BGMについて
なんと早苗さんだけで3曲もある。お父さんとお母さんなんてそれぞれ1曲ずつしかないのに。製作のさんぼん氏の推しキャラらしいので無理からぬことかもしれない。
自分だって同じ立場ならそうするだろう。
母なる海よ、風と共に~信仰は儚き人間のために
紅の章で流れる対早苗さんのBGM。
なんかこうまだ緊張感あるよな~という感じがする。
しかしまあ原曲のタイトルがね…いいよね…
人が神に捧げた信仰が、神からは神徳として人に贈られるってのがね…
なおサントラにはこの曲だけ紅の章に収録されているので、もしこれから買おうと思う人がいたのなら注意。
共に在る風の標~信仰は儚き人間の為に
これまた同じ曲からのアレンジ。かなりヒロイックなアレンジがされているが、決め技のBGMともなればそりゃカッコよくなるに決まってる。
嫁化した早苗さんはMAP兵器をぶち込むかサモンタケミナカタを撃つのが常態化しており、戦闘BGMと言えば専らこれだった。
BRAND NEW WIND~少女が見た日本の原風景
味方ユニットになった早苗さんの通常戦闘BGM。
ようやく肩の荷が降りて、幻想郷デビューしちゃおうかな~みたいな早苗さんの明るさを感じる。原曲は敵対者として勢いと緊張感のある道中BGMだったけど、幻少アレンジは敵の立場を経て味方ユニットになったということもあってかキラキラ感がある。(よく見たら製作スタッフのコメントにそのまま書いてあったわ)
小ネタ
プレイ中に遭遇したバグ
22話に登場する敵ユニットの早苗さんはスペルカードの効果により、毎ターン精神コマンドの奇跡がかかる仕様。なのだが何故かその奇跡があろうことか味方ユニットのパチュリーに掛かってしまった。しかも途中から(笑)
あっけにとられてスクショも撮れなかったのだが、奇跡使用時の演出の途中で表示キャラが何故かパチュリーに変わり、残りの精神コマンドがそのまま全部パチュリーに掛かってしまった。
笑えるバグからそうでないものまで、それらを見かける体験が多い(多くあって欲しいわけではないが)のも同人ゲーの醍醐味のひとつなのかなと。最近はパッチ当ててすぐに直しちゃうゲームも多いからね。
まとめ
自分は俺TUEEEムーブが大好きなので超性能の早苗さんで暴れるのは本当に楽しかった。嫁化による性能の伸び具合がトップクラスのユニットであることは間違いなく、嫁化の神髄を味わえるはず。周回プレイはしてるけど、まだ早苗さんは連れて行ったことないな~という方は次周から是非。
次回
我が家のトップエースということで3キャラやってしまいたかったのだけど、あまりに長くなってしまった為ここで一旦終了にしようと思う。
次回は風見幽香。