【体育会学生のための就活講座】ES(エントリーシート)の書き方~記入例も紹介~
みなさんこんにちは!
今回は、ES(エントリーシート)の書き方についてご紹介します。
「文章を書くことが苦手」
「自分の強みを表現する言葉が思いつかない」
「趣味・特技には何を書いたらいいの?」
といった疑問にお応えする内容となっております。
また、記入例もご紹介しているので、文章の構成や言い回しなどで参考にしてみてください♪
1.学歴・職歴
新卒採用試験を受ける学生は、基本的に高校からの学歴を記入します。企業によっては、アルバイト経験などについて聞かれる場合もあります。その際は、「期間」「企業名」「役割」を記入します。
2.保有資格・スキル
免許や資格をアピールすることで、自身の能力やスキルを証明するとともに、ガクチカの話題としても取り上げられやすくなります。
特にない場合
ない場合は、記入漏れと区別するため「特になし」と記入します。
記入方法
免許や資格などについて、取得年月と共に記入します。
資格一覧
TOEIC
TOEFL
英検
日商簿記
PC関連の資格
取得難易度の高い資格
例)
・MOS
・日商PC検定
・Word文書処理技能検定試験
・Excel文書処理技能検定試験
・PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
・Accessビジネスデータベース技能認定試験
・VBAエキスパート
・CAD利用技術者試験
・ITパスポート
・FP(ファイナンシャル)プランナー
3.趣味・特技
この項目では、自分がアピールしたいポイントや強みに関連のある趣味や特技を選んで記入します。また、個性を出すことができる項目の一つでもあるため、ユニークなものを選ぶのも良いでしょう。
基本的には何を書いても大丈夫ですが、面接のはじめにアイスブレイクとして聞かれることがあります。
それぞれの趣味や特技に関するエピソードを用意しておくと良いでしょう。
4.文章の書き方
構成:キーワードは”サンドイッチ”と”8割”
構成は、”サンドイッチ”を意識しましょう。ここでは、「序論・本論・結論」に分けてご説明します。
序論(パン)では、「設問に対する答え」を簡潔に書きます。
「結論ファースト」という言葉はご存知でしょうか?
はじめに相手が求めている答えを述べることで、後に続く話を理解してもらいやすくなるというものです。
本論(具)では、「具体的な内容、それにまつわるエピソード」について書きます。序論で述べた主張の裏付けとなる経験を書くことで、説得力のある文章になります。
結論(パン)では、「その経験から学んだこと、これから学びたいと思っていること」について書きましょう。このとき、序論で述べた「設問への答え」と内容が違わないよう気をつける必要があります。
また、その経験を入社後の目標と関連付けて書くことで、読み手があなたの入社後の活躍について想像しやすくなります。
文字数
字数が指定されている場合は、基本的に「スペース・段落分け・改行」は必要ありません。ただし、自由記述の場合は文章の書き方も見られている可能性がある為、注意して入力しましょう。
文法
文章を書くとき、「~です、~ます調」「~だ、~である調」
どちらで書くか迷う方も多いと思います。
結論、どちらを選んでもかまいません。
大切なのは、どちらかに統一することです。一つの文章のなかで両者を混同させてしまわないように気を付けましょう。
他にも、敬語の使い方や言葉遣いで気を付けるポイントはいくつかあります。書き終えた後は、キャリアアドバイザーや大学のキャリアセンター、保護者の方などに一度目を通してもらい、誤字脱字や内容をチェックしてもらうと良いでしょう。
5.学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
大学生活における「学業」において、力を入れて取り組んだことや学んだことについて書きます。自分の専攻分野や履修して勉強になった講義について、具体的に書いていきます。ゼミや研究室で取り組んだことがあれば、エピソードとしても書きやすく、面接で聞かれた場合も困りません。
構成
序論では、「なに(テーマや専攻分野)に取り組んだか」という設問に対する答えを書きます。
本論では、「それに興味を持った背景、具体的に何を学んだか」について書きます。特にこのテーマにおいては、分かりやすさを重視して書く必要があります。授業の内容やゼミで取り組んだことなどは、抽象的になりやすいです。初めてその話題を目にする読み手に、きちんと伝わるように表現を工夫しましょう。また、自身の役割やリーダー経験、失敗を乗り越えるために取り組んだことなどを書くと良いでしょう。自分の強みに触れて書くことで、自己PRにもつながります。
結論では、「入社後はどのように活かせるか、これから学びたいと思っていること(卒業研究)」などについて書きましょう。
記入例
5.自己PR
自己PRでは、自分自身の強みや価値観、将来の目標などを伝えることが求められます。
構成
序論では、「私の強みは○○です。」と設問に対する答えを簡潔にまとめて書きます。
このとき、単に「リーダーシップ」と答えるのではなく
「周りの人を巻き込むリーダーシップ」
「適切な役割分担でチームの力を高めるリーダーシップ」
「自ら行動してチームを引っ張るリーダーシップ」
など、定義を明らかにしておくと良いです。
また、応募先企業について調べ、その企業で求められる人材像や価値観について理解しておくことも大切です。自分自身がその企業に貢献できるような強みやアイデアを提案することで、より印象的な自己PRになります。
本論では、「強みを裏付ける経験」について書きましょう。自身の”強み”を活かすことで得た成功体験や、乗り越えた失敗談などを書きます。
結論では、「明確な目標を示し、その目標に向けてどのように成長していくか」を書きます。仕事や将来に向けて、意欲的な姿勢をアピールすることができます。
記入例
6.学生時代に最も打ち込んだこと
この項目には、”ガクチカ”と呼ばれる学生時代に熱中したことや力を入れて取り組んだことについて記入します。具体的には、部活動やサークル、ゼミやアルバイト経験などについて書きます。
構成
序論では、「私は学生時代、○○に力を入れていました。」という設問に対する答えを書きます。なぜそれに取り組もうと思ったのか、何を目標に取り組んだかなども書くと良いです。
本論では、「具体的な内容、それにまつわるエピソード」について書きます。チームにおける自身の役割やリーダー経験、失敗を乗り越えるために取り組んだことなどを書くと良いでしょう。また、自分の強みに触れて書くことで、自己PRにもつながります。
結論では、「その経験から学んだこと、入社後それをどのように活かすか」について書きます。”再現性”とも呼ばれますが、学生時代の経験を入社後に結び付けてアピールすることで、読み手に「この人を採用したらきっと大学時代で頑張っていたように活躍してくれるだろう!」と思ってもらうことが出来ます。
記入例
最後に
ESはキャリアアドバイザーに相談しよう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は、ESの書き方について記入例を挙げながらご紹介しました。
はじめは慣れない文章作りに苦戦しますが、テンプレートが出来れば時間を短縮することが出来ます。
Maenomeryでは、ESの書き方指導に加え、添削なども行っております。
キャリアアドバイザーと相談しながら取り組むことで、
自分の強みや取り組んできたことを整理することが出来ます。
ESに関してお悩みのある方は、お気軽にお問い合わせください!
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