サッカーのプロ契約を目指すなら?大学卒業後のキャリアパス
みなさんこんにちは!
株式会社Maenomeryの村岡正梧と申します。
普段は、キャリアアドバイザーとして体育会学生の就職活動のサポートを行っています。
はじめに
学生に、卒業後の進路について面談をする中で、
こんな声を多く耳にします。
「プロに行けるかは分かりませんが、大学卒業後もサッカーを続けたいと思っています。」
プロとしてサッカーを続けるためには、大学時代にスタメンで出場し、成績を残すことでチームからオファーを受けたり、厳しい選考を通過する必要があります。
しかし、サッカーを続ける選択肢は”プロ”だけではありません。
JFLや地域リーグを含めると、日本には約200以上ものサッカーチームが存在します。
競技と仕事という2つのキャリアを並行して積む”デュアルキャリア”で、プロ昇格を目指してサッカーを続ける、という選択肢もあります。
そこで今回は、大学卒業後、JFLのサッカーチームでプレーしていた経験を持つ私が考える「自分に合ったサッカーチームの見つけ方」についてお伝えしていきたいと思います。
自己紹介:サッカー歴
「本当にサッカーチームのこと分かるの?」
と思う方もいらっしゃると思うので、
はじめに簡単な自己紹介をさせてください。
私は、中学時代はセレッソ大阪のユースチームでプレーし、高校時代は興國高等学校サッカー部でキャプテンを務めていました。その後、桐蔭横浜大学に進学し、サッカーを続けました。
大学4年生の頃、卒業後サッカーを続けるかビジネスの世界に飛び込むか本当に悩みましたが、最終的に愛知県のJFLのチームであるマルヤス岡崎に所属することを決めました。その後、1年間在籍しましたが、実力不足やキャリアアップの難しさに直面し、将来の目標や理想の姿を考えた結果、引退を決意しました。
社員紹介としてインタビューをしていただいた記事もあるので、こちらもぜひ読んでいただけると嬉しいです!
チームに所属するまでの流れ
基本的な流れとしては、
練習に参加
↓
クラブから内定
↓
チームへの所属が正式に決まる
というシンプルなものです。
練習参加
練習参加をする方法は、主に3つあります。
スカウトにオファーをいただき、参加する
監督、コーチのつながりで参加する
知り合いや、OB経由で参加する
私は、すべての方法でアプローチをしましたが、マルヤス岡崎への内定につながった練習参加は、監督が持つつながりで紹介いただいたきました。
どの方法を取るかは、カテゴリー、個のレベルによって異なるため、
「これが王道!」というものはありません。
しかし、スカウトにオファーをいただき、練習参加をする場合は、
やはり、チームから欲しがられてる、あなたに興味がある、可能性があるからオファーを頂けるため、内定につながりやすいと言えます。
内定後
内定後、すぐチームに合流して試合に出ることもあります。
反対に、大学のシーズンが終わってから合流するところもあり、内定後の動きはチームによって様々です。
練習参加がポイント
基本的な流れを見ていただいて分かるように、サッカーチームに所属するためには、「練習参加」が必須です。
人によって練習参加の回数は異なり、チームによっては練習試合を行うところもあります。
練習会の様子
サッカー選手は、結果や実力が全ての世界です。
試合に出るか出ないかによって、給料や生活ができるかどうかが決まるため、練習会は厳しい雰囲気を感じると思います。
選ばれる方法・コツ
ここからは、私が考える「練習会で選ばれる5つのポイント」について書いていきます。
1.”チームが欲しい人材”を分析する
そのチームがどのような選手を欲しがっているか、
試合を見て分析したり、チームの人に聞いたりします。
分析することで、練習参加するにあたってどのようなところを意識する必要があるのか、どのようなプレーが求められているのか、どのような選手を欲しているのかなど、チームの課題や、監督の特徴を知ることができるからです。
私も実際、試合を見て、自分のポジションの人がどのようなストロングとウィークポイントを持っているか分析したり、そのチームに所属している友人やそのチームと対戦した経験のある友人に聞いたりしました。
2.自分の特徴を出す
1で分析した「チームが求めている選手像」を踏まえて、自分の特徴をアピールしていきます。
私の場合は、「自信を持つ、メンタルを強く持つ」という点を押し出していました。
具体的には、
・こんなに必死に練習してきたのだから大丈夫、俺ならできる
・ここでやれなきゃ夢なんか叶えられないぞ
と自分自身に発破をかけていました。
3.コミュニケーションを意識的に取る
練習前後、練習中など常にコミュニケーションを取るように意識していました。
相手を知り、意思疎通をはかることでより良いプレーにつながります。
また、監督やチームの選手に自分の存在を覚えてもらうきっかけにもなります。
私も、練習前、練習後、練習中、常にサッカーの話をしていました。
なぜその選択をしたのか、なぜタイミングが合わなかったのかなど細かいところを話し会って、ずれや相違を減らしていきました。
練習前後には、プライベートな話などで仲を深めて、その人のことをより理解し、サッカーする際にコミュニケーションを取りやすくなるように工夫をしていました。
4.遠慮しない。がめついくらいがちょうどいい
これは、
「自分をアピールできなかった」
「あの時もっとこうしてたらよかった」
といった後悔を産まないようにするために重要なことです。
チームに在籍している選手たちは、今後生きていくためにサッカーに対して必死に、真剣に取り組んでいます。そのような環境で、自分自身だけが甘い考えのままでは結果を残すことはできません。
「このチームに入ったらこれだけ活躍してみせる」というやる気を見せないといけない、気持ちを見せないといけない。
そのため、ピッチに入れば練習生ということは関係なく、自分主体でチームを動かしていましたし、要求もきちんと伝えるよう意識していました。
一番は後悔したくないという想いが大きかったと思います。
5.精神的・身体的なコンディションを整える
プレーは自分が思っている以上に、その日の自分のコンディションに影響を受けています。どのような状況でも、ベストコンディションで挑めるようにするのも、アスリートして重要なことです。
コンディションを整えるために、当時私が取り組んでいたことをいくつかご紹介します。
<メンタル面>
友人に話す
趣味で息抜きをする
<身体的>
整体、接骨院に行く
ジム、ハイアルチに行く
食事にこだわる
極力、普段では長ズボンで足、おなかを冷やさない、冷たいものなども極力避ける
練習と別で、水二リットル以上飲む
睡眠を十分にとる
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました!
大学卒業後、サッカー継続を考えているみなさんの力に少しでもなれば幸いです。
弊社には、大学サッカーリーグで活躍した経験のある社員やデュアルキャリアで働く社員が多く在籍しています。
そのため、”競技継続”という体育会学生ならではの悩みに寄り添った、就活のサポートをさせていただきます。
また、サッカー選手のデュアルキャリアを応援してくださる企業さまへの就職サポートも行っております。
サッカー継続と就職活動に悩んでいる学生は、ぜひ一度ご相談ください!
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