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誰にも話せない国際結婚が決まった理由

またまたお題と全く関係ないお写真ですね。
こちらはアメリカを代表する料理、いやサラダ、シーザーサラダ。
アメリカに来た時、シーザーサラダにどはまりして、毎日食べておりました。22年経った今も大好き。しかし、クルトン?と呼ぶには、あまりにでかすぎる乾燥パンのでかさには、未だに慣れません。

本日のお題は!!!国際結婚が決まった理由!いってみよー

誰にも話せない国際結婚が決まった、あの日

プロポーズは、突然でした。
レストランで静かに食事をしていたら、急に証明が消えて、ピアノ演奏が聞こえてきて、素敵なメロディだった。
明かりがついて、目の前にあったのは、小さなピンクの箱。
いつの間にか、レストランのスタッフに囲まれていて、目の前には、恥ずかしそうに微笑む彼。。。え、、、もしかして、、、これって、、、
箱をあけると、、、

はい、すいません、全くの妄想です。

こんな甘いドラマのワンシーンみたいなプロポーズもない、非常に事務的な決断の日でございました。

なんで私達夫婦が国際結婚をきめたのかって?

それは。。。

せざるを得ん状況やったからよ。

ちーん。一生一度の、乙女が夢見る結婚という一大イベント、プロポーズ、ハネムーン、ウェディングドレス、、、

自慢ばってん、全て全部スルーしたたい。

絶対老人になって、後悔するばいね、わたし。

どうやって結婚したとねって?

まさかのドライブスルー婚やけんねー親にも言えんとよ。

自慢ばってん、周囲で誰もこの結婚しとる友人、おらんばい!どこぞのセレブだけばい!ははは。

どこぞのセレブが酔っ払った勢いで、結婚しちゃおうぜ!みたいなノリでドライブスルー婚して、速攻離婚しちゃうみたいな話、一回ぐらい聞いた事あるやろ?

セレブと違って一般人ばってん、やったたい。そしてしっかり18年も夫婦としてまだやっとるとたい!ドライブスルー婚万歳たい!

すいません、博多の血が騒ぐトピックでして。。。

そもそもわたくし、結婚願望が全くなかったんです。

同じ人間とずっと一生を共に生きる、そんな事が本当に果たして俺に出来るのか!?

結婚を決めた時、こんなモテ男のようなセリフが、私の頭に響いていました。

全くモテていなかったわたしの癖に生意気な思考を持ってたもんだ。

今思えば、あの時せざるを得ない状況になって結婚する事になって、ガチセーフ!

でなければ、わたしのような人間はきっと一生独身確実だったでありましょう!外人でなけりゃ、もらってくれなかったかもしれん!

当時29歳やったとですが、結婚するにはまだまだ若い(いや、全然若くないやん)と思っとった。超勘違い女。右ジャブくらわせてやりたい。

更に言うと、うちの旦那は結婚決めた時、泣いてました。

まぁ、わたしと結婚するのが嬉しくて、感動して泣いてるのかしら、、、

ところがどっこい!!

これから誰とも〇〇出来ないなんて、、、とさめざめ泣いてたんですわ!!!

まさに、似た者夫婦!!!

あ、そうだ、せざるを得なかった状況の説明をすっかり忘れておりました。すいません、文章書くのが下手すぎて汗

国際結婚のプロポーズ実話、英語でリアルに解説

わたし、学生ビザが切れまして、OPTという1年の労働が出来るビザに変更したのですが、それも切れるところだったのです。

当時勤務していた会社でH1ビザサポートしてもらってもよかったのですが、私は当時、英語もまあそこそこレベルになったし(勘違い)、マーケティングの学位と1年の勤務実績もできたので(時給300円のフリーター生活から随分成長したものよ)東京にいってキャリアを磨きたかったとたい!

東京でバリバリ働く、恰好いい憧れのキャリアウーマン!(時給300円でしたからね、なんたって、夢みたって、いいじゃないか)。

外資系なんかに勤務しちゃって、アメリカのプロジェクト任せるよ、なんて言われちゃって、周りにちょっと焼きもちやかれちゃって、、、とか妄想が暴走してました。

仕事も決まってないのに、高給取りのキャリアウーマンになれると確信していた当時の私。

ビザが切れるとか、結婚の話とか、ちらほら出てはいたけれども、はっきり当時の旦那と話したことはありませんでした。

自分でもよくよく考えてみたんですが、当時のわたしは、恋愛や結婚よりも、とにかくキャリアを積みたかったんですね。だってその為に、はるばる博多からやってきたんですけん!一旗あげんと、親に申し訳ないとよ。

ですから、とある夜一言きっぱりと彼にいったわけです。

I am going to go back to my country and get a job in Tokyo. I love you but I don't think I can do the long-distance relationship. So you need to decide what you want to do.
私は東京に行って仕事を見つけたい。あなたの事は愛しているけど、遠距離恋愛は出来ないわ。だからあなた、どうしたいか、決めてちょうだい。

おいおい、、、なんじゃこの上から目線の強気発言!!!えらっそうに!!なんか、いい女がマティーニ片手に遠目でつぶやいたら様になるけど、お前がいうんかい!?!と世の男子に殴られそうな発言であります!

そうしましたら、彼ったら

I know the Visa is the big issue for us. I don't want to be separated from you. If you want to we can marry so that you can stay here and continue your career?
ビザは僕たちにとって、問題だってわかってる。僕はキミと離れたくない。もし希望ならば、結婚してこの国でキャリアを続けていけば?

まあちょっと記憶に乏しいですが、こんな内容の事をいいよったんですわ!!

また彼がスーツの似合うダンディならばこれも様になる発言ですが、リアリティは2りで茶の間でパジャマでしごく淡々と繰り広げられた会話だったわけです。

で、ああこれはまあプロポーズみたいなもんか、と思って、そうか、これがプロポーズか、うーん、どうしようかな、嬉しがるべきなのか、、、(嬉しがっとけよ!もらってくれる、言っとるんじゃけん!)とまあ複雑な気持ちであったのを覚えています。

後にわたし国際結婚相談所でも勤務することになって、色んなアメリカ人男性の相談に乗る事があったんですがね、実はわたしのこの上から発言ったら、アメリカ人のハートを掴む要素がふんだんに含まれていた模様です。

何故かって?

アメリカ人男性は、しっかりと自分のビジョンを持ち、それを遂行していく女性を好む傾向があるからです。

さかのぼって、私の発言だけみれば、正に逃したくない、ビジョンのはっきりしたええ女!

という訳で国際結婚が無事成立

わたしは基本的に昔から、好意を持っていただいた人を逃すのが、もったいない、という性格の持ち主でした。強気発言する癖に、バッサリ切れないタイプ。

彼の事も好きだったし、まあ結婚してみて、いつかまた日本に帰りたくなったらその時に考えればいいか!今の会社、辞めなくてもいいし!もっと仕事したら、もっとキャリアも積めるし!

また目標がコロリと変わったわけです。

留学の時の目標がいるかどうかというNOTEでも書きましたが、目標は変わってもいい!というのが私のポリシーです。ポジティブに言い換えるならば、柔軟に人生を生きるという事。

人に話せない、国際結婚がどうやって決定したのか、ここまでリアリティをさらけ出した人はあまりいないと思うので、このNOTEが見れたあなた、とってもラッキー!(ここまで読んでくれた人がいたのかも謎)

いまの私には、29歳の時の強気な態度は全く消え去り、結婚して頂けるなら、是非!ウェルカム!な姿勢ですが、残念ながら、今のようなわたしにはきっとデマンドは無いのが現実。

だって、男性ってのは、本当は逃げる女性を追いかけたい、ライオンですからね!

もしアメリカ人男性が結婚してくれないならば、思い切って強気発言をしてみるのは非常に効果的だと思われます。読んでくださってありがとうございました!今日も前向きにがんばろう!

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