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アメリカの会社設立が簡単すぎる件
前置き
本日のお写真は先週行きました、ロサンゼルスはWest Adamsにベイエリア中心に展開するFarmhouseというタイ料理のお店。
映え映えを狙ったインテリアだけでなく、もう失神するぐらい美味しい、ロブスターパッタイを提供してくれました。
こんな美味しいタイレストランがロスのWest Sideにきたなんて、感動!
後で調べてみたらなんとこちらミシュランに毎回ノミネートされていたとの事で納得。ロサンゼルスにいらっしゃる時は必ずいって頂きたいお店でございます。
今日はアメリカで会社設立するって大変なの?と疑問に思っている、物凄い少数派の方に向けて、ゆるくサクッと書いてみたいと思います。
株式会社、設立なんて。。。。すっごいお金がいるんでしょ!?って思うかもですが、全くそんな事ありません。
そうねぇ、全て含めて500ドルも見とけば会社設立はできてしまいます。
アメリカでは税金対策のために、結構な割合で個人がさっくりと会社設立してる感じです。例えば会社員だけどフリーランスで副業してる人とかは、会社があったらそこにフリーランスのお金を入金して、雑費を全部申告して税金を少なくできますからベネフィットが多いんですのよ。
ちなみに日本からもアメリカ会社設立出来るようなので、今度詳しく調べてみます。
今日はアメリカ在住者でグリーンカード保持者に向けての情報になります。
わたくしは弁護士でも会計士でもございませんので、情報程度に流し読み頂ければ幸いでございます!
わたくしですが、2つ会社をもっております。そして実は設立で致命的な失敗もしております汗。その話はいつか書き留めておきたいと思います。
カリフォルニアでS Corporationという形態のお1人様におすすめな株式会社みたいな感じの会社を一つ、のオーナーが設立出来る会社を1つ、そしてLLCという、こちらもお1人様にお勧めな個人事業みたいな感じだけれど、訴えられた時には自分の財産は取られない(財産ないけどね)みたいなお得な形態の会社を1つ設立しております。
アメリカで会社設立はめちゃくちゃ簡単
結果からいいますと、会社設立は異常に簡単です。Sコーポを設立した時はLegal Zoomという代行サービスで全部私一人で設立しました。手数料も今チェックしましたところ約150ドル程度、わずか2万円弱プラス政府にFilingする費用、カリフォルニアは確か100ドル以内なはず。州によってこの料金が異なるんですが、基本的にそんなに高額ではございません。
Legal Zoomに住所やら会社の業種やら聞かれるので、その質問にサクサク答えていきまして、1時間もあれば終了します。
そこからLegal Zoomが政府に申請する用の書類を仕上げてくれて、申請までしてくれるってわけです。
ちなみにこのLegal Zoomの創業者、Brian Leeブライアンリー、後にHonestというジェシカアルバが設立したベビー用品のスタートアップの共同設立者でもありまして、私のベストフレンドが創業当初から勤務していたお陰で、ジェシカ様にもBrian様にもお会いしたことがあります、ロサンゼルスの土地の利って、すごいわ!
話ずれましたが、とにかくストレスフリーな作業、え!!もう終わったの!ぐらいの速さで株式会社の社長になれるってわけです。
なのでアメリカには、俺社長だぜ、っていってる方も沢山いらっしゃるわけですが、まあ、私も含め、、、こんだけ簡単なので社長=凄い!みたいなイメージは0でございます。
資本金は100円でも設立可能
日本の事情に詳しくないのですが、アメリカは資本金、全くいらんのですよ。100円あれば設立できる、マジかよ!って話でしょ。
しかしね、カリフォルニアでは毎年最低額の税金を納めなくてはなので、こちらが800ドル、つまり最低年間800ドルは支払わないと会社継続はできないという事になります。
この年間の800ドル、売り上げが0でも払わなくってはですから、若干ヤクザな政府のシステムですよね。
他の州ですとこの年間の税金を払わなくてもよい州もありますから、わざと他の州で設立したりもする方もいますが、私は実はこれで失敗しました。
結論からいいますと、もし個人事業程度のビジネスならば自分が住んでる州で設立するのが得策です。
設立に弁護士なんていらんばい
わたくし、1個目の会社は物凄く適当に若気の至り?で設立したので、2個目の会社は本気で運営するべく張り切っておりましたから、弁護士に依頼したんですよ。
しっかしね、この弁護士ったら費用は高いうえに、まあ私が悪いんですが、他の州で設立しても問題ないわよ~ぐらいの軽い感じでそれを弁護士だし私も鵜呑みにしてカリフォルニア以外の他の州で設立したんですよ。
そしたらもうこれが2年後に大間違いと気づきまして、その過ちを訂正するのにお金も時間も浪費する羽目になってしまったのです。
飲酒運転で捕まったときも(この話もまたいつか、いろいろ出てきますよ、わたしの人生)弁護士100万円も搾取された割にまったく何もしてくれなかったし、色んな弁護士さんいらっしゃって、素晴らしい弁護士の方ももちろんいらっしゃると思うのですが、わたしは個人的には自分で設立は代行サービスでやってもさほど結果に差はでないのではないかと思います。
自分でやったら色々勉強にもなるし!
会社経営したいなら頼りになるには自分のみ!
個人事業ならばLLCがおすすめばい
起業される大体の方は、はじめは1人で孤独に開始するものってのを想定した上で、このNoteを書いておりますので、そういった場合、S corporationか LLCの2選択になると思います。
そこで!2つ会社を運営してる私が断言させていただきましょう。
LLCにしとき!
何故かって?その理由はズバリ、税金申告の時に簡単だから!
いつか資金調達して、会社を大規模にしたい!と野望があったり、何となくS corporationの方が株式会社でよさげ!っていうわたしのような感覚でS corporationの立ち位置がいい感じに見えるんですが、S corporationの税金申請は大変。
そもそも会社設立の一番の目的は、自分の財産を守りたいという点がでかいと思うんですが、LLCは前述しましたように個人事業ながら財産は守られますから、LLC万歳!
余談になりますが、私の友人ママは、LLCでもともと個人事業で設立した会社がトントン拍子で上手くいき、資金調達5億円して最近買収しました。
そんな規模になれば後ほど会社形態かえることも全然可能ですから、わたしの意見を鵜呑みにしてLLCに心をきめましょう!
長い事お読みくださってありがとうございました。今日も頑張っていきましょう!