【応援】中村晃の現在地
昨日、こんなニュースが。
記事から抜粋。
ウォーカー開幕DHに内定!!
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早くね?
外国人なので、ある程度は見るという。
そして、、、
しれっと山川も4番一塁で内定してた。
これでDHと一塁が埋まったことになる。
小久保監督は中村晃についても言及していた。
この発言から、
中村晃はベンチからのスタートの方が可能性が高いと考えるのが妥当か。
それ以外何かありますか?
他に自分とは違う理解をした方いましたら、
教えていただきたいです。
自分が勘違いしてるだけかもしれないので。
ってことで、
「中村晃どうなるん?」と物思いにふけた所で
彼の現在地を考えてみました。
あえて中村晃の実績などは紹介しません。
なぜならホークスファンは説明しなくても、
中村晃の凄さを十分に理解しているからです。
①3者のオープン戦成績比較
まず山川から。
打率.385(13-5) 2本 5打点
出塁率.467 OPS 1.390
絶好調。
去年ほとんど野球してないのに、
春先からこの成績。
逆に不安になるレベル。
3月8日(金)千葉ロッテ戦
オープン戦第2号HR
この打撃をされたら
流石に監督も使わざるを得ないか。
続いてウォーカー。
打率.333(15-5) 1本 2打点
出塁率.412 OPS 1.012
普通に好調。
さすが22年に23HR打ってた実績通りか。
3月12日(火)巨人戦で場外HR
ウォーカーのHRは1:22~
去年の代打アストゥディーヨとは何だったのか。
贅沢。
最後に中村晃。
打率.308(13-4) 0本 1打点
出塁率.286 OPS .593
こちらも好調。
この成績なら監督も自信を持って使える。
3者とも調子が良いので、
スタメン決めるのが本当に難しいと思う。
嬉しい悩み。
比較として、
3人のオープン戦の成績を、分かりやすいようにするために表にしました。
小さくてすみません。
②中村晃の守備
中村晃は2014年に最多安打を獲得した好打者だが、2020年から3年連続でゴールデングラブ賞をとり続けている守備の名手でもある。
今現在の中村晃のイメージというと、
打撃の人→守備の人
になっているのではないか。
↑2023年の中村晃の好プレー集
元々は外野手とは思えない守備である。
一塁の守備を表す1つの指標がある。
スクープ(捕球能力)である。
スクープとは、ショートバウンドやハーフバウンドといった難しい送球を捕球する能力の事である。
スクープ得点の1位が中村晃である。
これはショートバウンドやハーフバウンドの送球を捕球だけで、他の一塁手と比べるとおよそ1.4点防いだことになる。
守備の捕球はやはり1級品である。
※UZR(守備範囲+併殺完成+失策抑止)の1位は
11.3で阪神大山。
※中村晃のUZRは-6.0で10位。
一塁線に偏った打球処理をしている傾向があるらしく、ポジショニングの問題(?)と言われているが、個人的にはあまり気にしていない。
参考にしたサイト
③FA移籍で主砲が加入した後の影響
タイトルが上手く書けなかったが、
めちゃくちゃ砕いて言うと
「FA移籍で自分と同じポジションの選手が加入したけど、元々レギュラーだった選手のその後ってどうなったの?」です。
上手く伝わりました?
多分伝わってないと思います。
自分の語彙力不足💦
でも、めちゃくちゃ気になりません?
ってことで調べました。
パターン①浅村栄斗の場合
2018年オフに西武から楽天に加入。
新天地となった2019年には、143試合に出場。
打率.263 33本塁打 92打点を記録。
ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝く。
2018年の二塁手のレギュラーだった選手は?
90試合(二塁手として81試合)に出場 藤田一也
139試合(二塁手として57試合)に出場 銀次
主にこの2人。
翌年(2019年)に浅村が加入すると…
藤田一也→90試合から61試合に減少
銀次→139試合から141試合に増加
※浅村は二塁手として136試合に出場。
藤田はモロに出場試合数減少。
(ベテランというところもあった。)
そして銀次は逆に出場試合数増加。
何があったのか?
詳しく見てみると、、
銀次の141試合中、134試合は一塁手として出場していた。
つまり、完全に一塁の選手になったのだ。
(元々、2018年も102試合一塁手として出場していた。)
まとめると、、
2018年の楽天は藤田と銀次が代わる代わる二塁手を務めていたが、翌年に浅村が加入。
浅村の加入によって、藤田は出場試合数を減らしたが、銀次はこれによって一塁手に完全に専念することが出来た。
こういう感じ。
これを中村晃に置き換えると、山川の加入で一塁は埋まってしまったが、外野も守ることができたので、外野手に専念することが出来た。
でも待ってよ?
ホークスはライトが柳田、レフトが近藤で確定。
DHはウォーカー。
センターしかやるポジションがない!
中村晃にセンターやらせますか?
ないでしょう。
柳田がまだバリバリでセンター守ってたら、
ライト中村晃!!って出来るんだけどね。
パターン②丸佳浩の場合
2018年オフに広島から巨人に加入。
2019年には、
打率.292 27本塁打 89打点を記録。
ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。
2018年の巨人の外野手
亀井善行→114試合に出場
長野久義→113試合に出場
陽岱鋼 → 73試合に出場
この外野手陣に丸が加入するとどうなったか?
2019年の巨人の外野手
丸佳浩→ 141試合に出場
亀井善行→126試合に出場
陽岱鋼→ 93試合に出場
あれ?
長野どこ行った?
そうです。
丸の人的補償で広島に移籍しました。
前年に113試合出場した長野がですよ?
当時は結構騒がれてた記憶があります。
逆に亀井や陽岱鋼は出場試合数が増えました。
(前年42試合出場した中井大介の戦力外が大きい。)
ホークスの場合は甲斐野でしたね。
もし、同じ外野のポジションである柳町や正木、はたまた中村晃本人が人的補償だったら…。
こればっかりは分かりません。
これは個人的に気になっていた事なので、
調べてみた結果の報告みたいなものです。
1つのポジションに専念したり、同じポジションを争うライバルが他球団に移籍したり…。
いろいろありますね。
この③のパートが、少しでも面白い!と感じた方はコメントしてくださると嬉しいです。笑
④終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
山川とウォーカー加入に伴い発生した、
レベルの高すぎるレギュラー争い。
中村晃はどうなるのか?
山川から一塁を奪い取るのか?
ウォーカー以上の打撃を披露するのか?
注目です。
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