用件を言わずに予定だけ聞く人の真意とは?6つの対処法も解説
「◯月◯日って、予定ある?」
突然、友達や知人から電話やメールで予定を聞かれると、特に予定がなければ、「空いてるよ」と答えがちですよね。
ですが、用件を後で聞いて「即答すべきではなかった」と、後悔することも。
実際、私も過去に友人から予定だけ聞かれたので、「誘ってくれるのかな?」と思ってOKしたら、「代わりに用事を頼まれただけだった…」という苦い経験があります。
そこで本記事では、用件を伝える前に予定だけを聞いてくる人の真意や、人付き合いを良好に保つための6つの対処法を紹介します。
予定だけを聞いてくる人への対応に困った経験がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
用件を言わずに予定だけを聞いてくる人の真意とは?
電話の第一声やメールの1行目で、いきなり日程を告げられ、予定の有無を聞く人の真意とは何なのでしょうか?
考えられることを2つ紹介します。
《断られることを避けたい》
用件を伝えずに予定だけ聞く人は、断られる事を避けたいという真意が隠されています。
先に予定を伝えて、とりあえず予定を組んでもらっておけば、内容を伝えるのは後回しでもひとまず安心だという考えです。
特に、あなたが普段から忙しいことがわかっている場合、先に日付を伝えることで「忙しい」と断りにくくする意図があるため、用件を伝えないのです。
《予定を聞いてきた人の自己中な考え》
予定だけ聞いてくる人の真意を探ると、自己中心的な考えによるものも多いようです。
たとえば、
・興味はあるけど一人では行きづらい
・急に話を聞いて欲しくなった
・誘うと喜んでくれるという思い込み
・会わせたい人がいるからと勝手に予定を立てる
などなど…。
そもそもこの内容を先に伝えてもらえたら、あなたも考える余地がありますよね。
ですが、相手はあなたに先に用件を伝えてしまうことで、断られる可能性があることを自覚しているから伝えないのです。
まさに自己中ですね。
用件を言わずに予定だけを聞いてくる人への対処法
では、用件を伝えずに予定だけを聞いてくる人には、どのように対処するのが良いのでしょうか?
お互いの関係を良好に保つために、おすすめしたい対処法を6つ紹介します。
《用件を先に確認する》
用件を伝えずに予定だけを聞いてくる人には、自分の予定を答えずに、何の用件なのかを先に確認しましょう。
たとえば、
「その日付に何があるの?」
「その日は空いてるけど、何の予定?」
などのように、こちらから逆に尋ねると相手も言わないわけにはいかなくなるので、相手の真意を確かめるためにもおすすめです。
《即答を避ける》
いきなり予定を聞かれたら、すぐに返事をするのではなく、返事のタイミングをずらすといいでしょう。
相手はあなたに早い段階で予定を入れて欲しいわけですが、こちらとしては内容を聞かないうちから予定を組む必要はありません。
たとえば
「少し考えてから返事するね」
などのように、予定を聞かれたからといって即答するのは避けるようにしましょう。
《誘ってくれた感謝の気持ちを伝える》
予定を聞いてくる意図はわからなくても、まずは誘ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
自分にとっては気乗りしない内容の誘いかもしれません。
しかし、相手の気持ちを尊重する姿勢を示すことで、お互いの関係を良好に保つことにつながりやすくなります。
まずは、誘ってくれたことに対して「ありがとう」と伝えることが大切です。
《断りたい場合は具体的な理由を示す》
こちらの予定だけを聞かれたときに
「用件もわからないし断りたいな…」
と思ったら、できるだけ具体的な理由を示すのが効果的です。
たとえば
「誘ってくれてありがとう。でも、その日は以前から予定があって難しいんだ。次の機会にぜひ声をかけてください。」
などのように断る理由が明確であれば、相手も誘うのを断念してくれるでしょう。
《代替案を提案する》
用件がわからない誘いを断りたいときには、 断るだけでなく、代替案を提案することで、相手に対する配慮を示すことができます。
たとえば
「その日は残念ながら都合が悪いんだけど、他の日ならどうかな?〇〇日は空いているので、その日に会えたら嬉しいです。」
などのように他の案を伝えることで、お互いの関係を悪化させるリスクを減らせるでしょう。
《断る際には誠実に対応する》
いきなり予定を聞かれて、特に予定はないけど断りたいという場合、誠実に対応することが重要です。
そもそも用件を伝えずに誘ってくる相手に対して、不信感を抱くことはあるでしょう。
ですが、断りたいからといって嘘や曖昧な理由で断ると、関係が悪化する可能性があります。
断る際には、まずは用件をきちんと聞いた上で断る理由を誠実に伝えましょう。
まとめ
親しい人であっても、ただ単にこちらの予定だけを聞かれるだけで、用件がわからなければ対応に悩んでしまいますよね。
ですが、その背後にある相手の真意を把握することで、適切な対処ができるようになるのです。
この記事では、用件を言わないで予定だけを聞いてくる人の真意や、良好な人間関係を保つための対処法を解説してきました。
人付き合いをしていく中で、少しでも納得できないことや違和感を感じたときには、相手に流されずに立ち止まることも、大切なことです。
ぜひ本記事を参考に、誰かに予定を聞かれた際には自信を持って適切に対応し、自分の時間を大切にしてくださいね。