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心のお守り

こんばんは。モチです。
あっという間に9月ですね。ちょっと涼しくなったと思いきや、日中は猛暑で息苦しいです。
なんだか時折むなしいような、憂鬱な気持ちになるんですけど、これは寒暖差が出てきたからだろうか?なんとなくモヤモヤ・ネガティブした感じ。モヤティブ。

何をモヤモヤしてんねん、といざ考えると、自分のあの態度は良くなかったかな~とか、恋愛したいかもな~とか、ずっとこの生活は続けられんよな~とか、割と漠然としたモヤです。これが生理前になると数倍増しなので女はつらいよ。

こういうとき、ぼーっとするより、没頭する方がいいらしいです。
たしかに絵を描いている最中、楽器の練習中、人と一緒にいるとき、その最中はモヤティブにならないです。文章を書いているこの今もならない。
意識を集中させていないときになる感じがします。あいだの時間。あと夜寝る前になります。読書は、内容によっては暗くなります。小説に出てくる人間の悪意とか、時々ダメージ食らってしまう。見たくない現実(フィクションだけども)を見たみたいな。知らぬが仏のことが多すぎる。

最近は憂鬱モードによく効く本を見つけて、寝る前にちょっとずつ読んでます。又吉直樹の『東京百景』です。これは面白いです。笑っちゃうので一人で読みます。淡々と書いてある内容が良い。しょうもないことも多い。しかも一つ一つの話が短いので寝る前に読みやすい。こういう本はずっと手元に置きたいですね。お守りになります。


新しく何かを好きになるときってすごいワクワクしませんか。私はします。先日、月刊無職ライター同期の方から教えてもらった、シュガー・ベイブの曲がそうでした。ドンピシャや。初めて聴いた時、ワクワクとか楽しさを感じる自分がいて嬉しかった。聴いていて楽しい演奏なんですよ。今はこれが音楽のお守りになってます。
シュガー・ベイブは『SONGS』というアルバム一つだけで解散してしまったようですが、メンバーの山下達郎や大貫妙子らの曲を追えば、また新しく好きなものに出会えるかも…


月刊無職つながりの話で言うと、先日「あかり図書室」に行きました。運営メンバーのハルさんがおられる場所です。天気と電車が不安やったけど無事で良かったです。
あの安全地帯感はなんなんやろう。人によってはバカにされそうな本音をポロっと言っても大丈夫。木の家具やいい布がある。本がいっぱいある。
話が逸れますが、図書室が昔から好きなのは会話体力が無いからかも。と今気付きました。たくさん話すと、どんなに楽しくてもすぐに体が疲れてしまう。楽団は合奏中話さないのでラクです。延々と話せる人は会話体力があるのだ。間違いない。特に早口の人は生まれ持った能力が違うと感じますね。

話を月刊無職に戻します。同期メンバーの中で今も無職なのは私ぐらいな気がしてちょっぴり寂しい心地ですが、みんな自分のペースで歩くしかないんですよね。きっと無職でなくなっても悩むし不安ですよ。
衣食住と人間関係(職業など社会的立場含む)に満足して生きていけたら「上手くいっている」と言えて悩まないのかな。結局いつまでも何かしらのモヤモヤは持ったままで、好きなもので心を紛らわせて生きていくような気がします。もはや好きじゃないものでもよくて、何かしらに没頭していればいいのかも。労働でも趣味でも子育てでも。そうして生き延びるのかも。


宣伝をします。月刊無職4期生セットが買えるようになりました。言っちゃなんですが、6人分の文章が6か月分のセットはけっこうお得ですよ。オススメ!

読み返すと、この半年でジワジワと変わっていったなあと感じます。いい変化なのか悪い変化なのかよくわかりませんが、たぶん大丈夫です。
月刊無職の経験も私のお守りのひとつです。


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