「スナックかすがい第26夜」に参加して。

今回のテーマは「方言」、サブタイトルは「私を強くする方言」で、宮城弁の伝道師藤沢さん、山形弁の余興師ミッチーさんのお2人がゲストだった。

ちなみに前回の「スナックかすがい」のテーマは「夢中の行き先」で2人の経営者さんがゲストで、その前が「ホントは何を売ってるの？」というテーマで2人のコンサル兼マネージャーのお2人がゲスト。

テーマやゲストが多彩すぎて各回に共通しているテーマを見つけようとしたけど今の段階では無理だった。。。書き終わる頃にはなにか見えてくるといいんだけど。。。

話を戻して今回のスナックかすがい。

前半はスナックかすがいのコンセプトやゲストのお2人の紹介、宮城弁、山形弁それぞれにまつわるエピソードの紹介などで、個人的には今後の話の展開に期待と不安が入り混じる時間帯だった。

そして後半はそんな僕のちっぽけな不安をかき消すようにイベントの根っこに突き刺さるようなシュートが立て続けに決まっていく。

スナックかすがいの会場に参加されてた方から、山形弁で「ありがとう」と言ってもらった時に自分の存在を認められたように感じたというお話

藤沢さんがアナウンサーとして宮城弁で話し始めた時の破壊力と人との距離感がグッと近くなったというお話し

ミッチーさんの東日本大震災を機にこれまで使っていた標準語ではなく、山形弁を話すタレントとして歩み始めたというお話

どのお話しも身に迫るものがあってそれぞれ別の話だけれど、根底には司会の豆彦さんの投げ掛けていた「コンプレックス」とそれをどう咀嚼し乗り越えて行ったかが語られていたように思った。

そして、それを乗り越えていく過程で自分らしさやアイデンティティと出会い、それが自身を強くもしてくれる。

「ありの～ままで～」と過去に歌は流行ったけど、実際ありのままでは生きにくい今だからこそ、自分の足元にある豊かさやコンプレックスを今一度見つめようと思わせてもらう時間になった。

今回のスナックかすがいも大変面白かった。

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