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「CLS道東2023」に参加してよかった5つの事


1、人を通して道東に会えた
たぶん1人で行ってたら「ふ〜ん」とか言いながらおいしい海鮮丼をたらふく食べてなんとなく通り過ぎてたかもしれないけど、そこに暮らす人と出会って暮らしてる人目線で地域の色んな話を聞かせてもらったので、道東との距離感が自分事の用にグッと近くなった。
魅力的ないいところもたくさんあれば、地方都市の抱える問題もあったりして、勉強になったり共感したり。
人を通して地域に出会えるってCLSならではですごくいいなと思った。

2、色んな人に会えた
北海道はもとより、東京、神奈川、大阪、高知、その他色んなエリアから色んな背景の人が参加されていて、懇親会では初対面の人も馴染みの人もごちゃ混ぜになってあちこちで話に花が咲いていた。
みなさんちょっと変で(笑)基本話をしに来られてるので、出会いを大事に、楽しみにされていて、それぞれが自律的に動いて有機的に繋がっていっていた。
そういう場は他にはなかなか無くその熱を体験できたのもよかった。

3、トークのテーマが響く響く
コミュニティをテーマにしたイベントだったが「コミュニティ」という言葉は、チームやコミュニケーション、関係性やきっかけ、旅や場づくりという言葉とも親和性が高いと気付かされた。
トークセッションではコミュニティに留まらない幅広い話を聞けて、自分の気になるテーマだったり、仕事を通して取り入れられそうな事例の話も聞けて、行動に繋げる具体的なイメージが沸いた。
トークが終わって懇親会で疑問に思った事を直接ご本人に声をかけて聞くことができるのもリアルイベントならではでとても勉強になった。

4、LT(ライトニングトーク)で話した
「参加するなら大変な方を」と、よく分からないままLT枠のボタンをポチッと押して、何を話すかはその後に考える事にした。
ただ「CLS道東に貢献できるか」だけは外さないようにして、コミュニティについて頭をフルに使って、行き着いた思考の終着点は強さだけではなく弱さや痛み、コンプレックスも大事にして繋がりを作っていけないか、というもの。
いい高校、いい大学、いい会社に行く事が良しとされていたこれまでの価値観が急速に勢いを失って、それと同時に自信も失ってしまった「前の世代」が付け焼き刃で「次の世代」に「多様性や個性が答えです」と丸投げするには無理すぎて説得力はなくむしろ弊害になってしまう。
かつて良しとされていた「強く、早く、多く」の価値観を見直していく時にそれぞれの抱える弱さや痛み、困りごとやコンプレックスは世代を超えた共通言語になり得るのでは、と釧路に来る道すがら思い至った。
ライトニングトークはこちら↓


5、CLS道東をこの目で見れた
これが今回の1番の目的だったのかもしれない。
去年の10月に開催されたCLS高知に北海道からたくさんの方が参加されていて、率直に感じた疑問「遠いのに、なんで?」
考えてても分からないのでこりゃ行かないと、と行ってみたら凄まじく居心地のいいイベントで驚いた。
スタッフで関わる方が楽しんでらっしゃるのが至る所から伝わってきて、そういう風にイベントを育てて来られたCLS道東のみなさんの底力を感じた。
その原動力は色んなものがあると思うけど、高知と同じく都からは遠すぎるデメリットをコミュニティを通して繋がり、交わり、共有する事でメリットに変えて行こうとされているのでは、と。
その気概に触れられた事が1番の収穫だった。

お会いしたみなさま、スタッフのみなさま、ありがとうございました!

集合写真は#集合写真家 武市真拓さん。

CLS道東2023に参加してよかった5つの事、動画版はこちら↓

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