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2024シュトーレンおいしくなったポイント その3 酸味


今年のシュトーレンに使う「すだち」は仕込みの方法を変えて作っています。
すだちを皮ごと70度のお湯で1時間茹で、また水を変えて茹でるという工程を5回ほど繰り返し、徐々に苦味を抜いていきます。
そうして苦味を抜いたすだちをカットしひとつひとつ種を取り粗糖に1ヶ月漬け込みます。
仕上げにもう一度種をとって細かく刻むと甘さの中に芯のある鮮やかな酸味が生まれます。
そのキレのある酸味は柚子の穏やかな酸味、「さちのか」という品種のいちごのほのかな甘酸っぱさと重なって、今年のシュトーレンの味を引き締めてくれています。

色んな柑橘の酸味を楽しめるのも今年のシュトーレンの特徴です。

1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレンの詳細はこちらから↓



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