見出し画像

うなぎが普段の食生活に定着するように

連日、全国的に暑い日が続き、「今年の夏は特に暑いな。」と感じる方も多いのではないでしょうか。そんな中、夏バテ対策として思い浮かぶ1つがうなぎです。

私も、毎月1回必ずうなぎを食べておりますが、うなぎを食べると心身共に力が湧き、明日から仕事頑張ろうと気合も入ります。私自身、うなぎは自分の食生活に定着しておりますが、果たして実情はどうなのでしょうか。

過去は庶民の食事であったうなぎ

画像1

江戸時代、うなぎは庶民の食事として広く普及しておりました。しかし最近では、うなぎは日常の食生活で食べるというより、「高級品だからあまり食べない。」「土用の丑の日だから食べよう」という方が多いのではないかと思います。

特別感というイメージが強くなり、庶民の食事から離れてしまっているのではないでしょうか。

実際、一般消費者139名にアンケートを実施しました。1年間にうなぎを食べる頻度を質問すると、「1・2回」という回答が約半数を占めました。

次に、どこでうなぎを最も食べるのか質問した所、「スーパー・コンビニで購入し自宅で食べる」が約43%、「うなぎ専門店で食べる」が約38%であり、ほぼ同じ割合でした。

アンケートの結果を受け、果たしてこの結果をそのまま受け止めて良いのか、疑問に思いました。私自身、このプロジェクトに携わるまで、うなぎ専門店に行った経験がほぼありませんでした。

うなぎと言えば、スーパーやコンビニで買う印象が強く、私のように20代・30代の若い世代で果たして、うなぎと言えばうなぎ専門店に食べに行くのか、疑問に思いました。

そこで、20代・30代に絞り、どこでうなぎを最も食べるのか、アンケートをまとめました。結果は予想通り、「スーパー・コンビニで購入し自宅で食べる」が約50%、「うなぎ専門店で食べる」が約28%でした。20代・30代は、上の世代と比較して、うなぎ専門店でうなぎを食べる機会が非常に少ないことが分かりました。

うな勢のプロジェクトに関わることで、うなぎを通じた新しい気付きがたくさんありました。土用の丑の日のように、長く続くうなぎ文化の魅力、加えて新たな魅力も見つかりました。

この魅力を発信して、かつてのようにうなぎを庶民の食文化として普及できないかと思いました。こうして情報発信をプロジェクトメンバーで始めることになりました。

うなぎを取り巻くあらゆる魅力

うなぎの魅力と聞くと、誰もが「そりゃあ、うなぎの美味しさでしょう」と答える方が多いはずです。そうですよね、美味しいうなぎを食べたいから食べるのは言うまでもないことです。

画像2

うなぎの魅力についてもアンケートで聞いた所、「うなぎの食感」が約55%、「うなぎの香り」が約40%でした。やはり、外はカリッと、中はふわっとしたうなぎの食感、そして炭火焼で焼いたうなぎの香ばしい香りを求める方が多いのではないでしょうか。
うなぎの魅力について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧下さい。

ただ、美味しいうなぎが食べられるまでには、多くのヒト・モノが関係し、そこにもたくさんの魅力があります。

例えば、お店のバックヤードで黙々とうなぎを焼く職人、フロントでうなぎを提供するスタッフがおります。普段、なかなか聞くことができませんが、プロジェクトを通じてうな勢の職人・スタッフからたくさんのお話を聞きました。

そこには、美味しいうなぎを通じて多くのお客様に喜んで欲しいという一貫した強い思いがあります。

1尾1尾に思いが詰まっており、その思いを知りながらうなぎを食べるともっと楽しく、美味しくうなぎを味わえるのではないでしょうか。

うな勢の職人、スタッフのうなぎへの思いについては、次回以降紹介していくので、是非こちらもご覧下さい。

日常の食生活でのうなぎの定着

冒頭、紹介したように、うなぎを食べる習慣が少ない上、若者世代はうなぎ専門店に行く機会も少ないです。

つい数ヶ月前まで、私も同じ立場でしたが、プロジェクトを通じてうなぎの魅力を発信し、少しでもうなぎが日常の食文化に定着できないかと思います。

今回、プロジェクトメンバーが20代・30代だからこそ、同世代、そして次の世代に向けて新しい視点でうなぎの魅力を伝えていけるはずです。

例えば、うなぎを取り巻く社会問題も忘れてはいけないです。読者の皆さんの中にも、「うなぎは絶滅危惧種と聞いたことがあるけど大丈夫なの?」と思われる方もいらっしゃるはずです。

画像3

うなぎの魅力は分かったものの、これからの世代がうなぎ自体を食べれないというリスクもあります。これからも永くうなぎを食べられるためには、単にうなぎの魅力を発信するだけでなく、うなぎに関する問題もメンバーで考えながら発信していきたいです。

これからも永くうなぎ文化を共感頂けるように。

次回は、うな勢の職人さんである市橋さんのインタビュー記事を紹介します。

ご覧いただき、ありがとうございました。うな勢のサイトでは、うな勢スタッフよりうなぎの魅力についてブログを更新しています。

note SNSバナー_800x144 (1)






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集