無投票当選を阻止
(文 ハシモト)
前島ひでお氏が2021年のさいたま市長選挙に立候補を決めたことで、現職の無投票当選は無くなりました。実はこれだけでも前島氏が立候補した意味が大いにあります。
現職はこれまでの実績アピールとともに、当選に向けて新しい政策や市民サービス向上をうたう公約を打ち出してくることでしょう。しかし、対抗馬がいなかったら『この政策はやらなくていいかな…』と思ってしまうかもしれません。
《問題の指摘》
2017年の選挙の頃、大宮駅西口徒歩6分の好立地にある桜木駐車場(さいたま市大宮区桜木町3-1-1)に国際会議もできるホテルを誘致する計画を進めていました。(採算も取れないのに)
※さいたま市としては東京オリンピックに向けてホテルを作りたがっていたっぽい。
前島ひでお氏はこの問題を大宮駅周辺での演説等で繰り返し指摘して、市民の皆様に訴えていました。そしてその計画はどうなったかというと、
「市営桜木駐車場用地の有効活用に係るサウンディング型市場調査」の結果等
平成29年度(2017年)課題を検討した結果、民設民営で、ホテルと催事用多目的施設で構成されるMICE対応施設を誘致することは困難であり、見直しが必要と結論付けました。
もともと計画自体に無理があったのですが、選挙戦で市民の注目が集まり計画断念の決定打となったのかもしれません。
さて、2021年の選挙で扱われる争点・さいたま市政の問題点はいかに?
現職と前島氏の打ち出す政策やパンフレットやHPが待ち遠しいですね😀