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#4 強みはスピード!実行力!区議時代を聞いてみた


区議時代の政治テーマの1つ「地域の課題をまちづくりで解決」


こんにちは、鞄乃だいふくです。
中野区全域+杉並区東部に陣を構えてそろそろ1年半。
毎朝の駅頭活動もすっかりおなじみになってきて、地域の皆様にもだんだんと顔を覚えていただけたでしょうか。
毎日、精力的に活動しているので、地域のいろんなところでご飯を食べたり、おやつ休憩をしたりしています。見かけたら、気軽にお声をかけてください♪

駅頭後にパンを頬張る黒崎

さて、今回は、港区議時代について。
一体どんな区議だったのか、気になりますよね!?
ちょっと思い出話をしてもらいましょう。

◾️地域の活性化は政治に求められている第一のこと


だいふく「黒崎さんが港区議時代に政治のテーマにしていたものには『地域の課題をまちづくりで解決』があるよね。
国政を目指す今も、『地域経済』や『防災』など、地域をしっかり守って、よりよくしていこうというのがテーマだよね。
なんで『まちづくり』を大事にしていたのか聞きたいな」

黒崎「それはね、地域の活性化こそが、政治に求められているものの中心のひとつだと感じているからなんだ。この感覚は、2011年の東日本大震災のときに、現地でボランティア活動をした経験から生まれたんだよね」

被災地ボランティアをした際に仲間たちと

だいふく「そうなんだ。どんな経験をしたの?」

黒崎「現地では、家屋の荒廃、ゴミ処理、日用品の不足など、問題は山積みだったんだ。ここが、あの自然豊かな美しい港町だったのかと思うと言葉も出なかった…。
港区議に立候補したときにも、その光景は瞼の裏に焼きついていて…。
どんなに世の中が発展して便利になっても、私たちの暮らしや生活を支えていくのは地域なんだよね。
非常時はもちろん日常の中でも、政治が動かなくては、地域の活性化も、地域の人々の幸せもありえない。根本的な政治信条としてそう強く思っているんだ」

だいふく「そうだったんだ。ところで、港区議になった後、『まちづくり』のために、まずどんなことをしたの?」

黒崎「『ふくしま酒まつり』っていうイベントだよ。新橋で飲食店を経営している企業の社長さんの提案で、福島の酒と食を通して復興支援しようという企画だったんだ」

だいふく「おいしいものづくしのイベントだね」


新橋駅前SL広場がお祭り会場に!!

黒崎「そのイベントでは港区議員として、開催場所の新橋駅前SL広場を活用したんだ。各方面に交渉をして地域と行政をつなぐんだけど、これがなかなか大変で。
でも、地域と行政、みんなの力が合わさって無事成功に終わったんだ。
その後も続いて、最盛期は1日3万人を動員する人気イベントになっているんだよ。コロナ禍で中断したこともあったけど、今年も10月3日、4日に第7回目が開催される予定なんだ」

だいふく「すっかり定番のロングランイベントになってるんだね!!」

◾️スポーツのレガシーを作る!!

だいふく「黒崎祐一っていったら、スポーツを通した『まちづくり』も中心テーマだよね」

黒崎「これは熱意を持って、『YES』と言いたいね。港区で最初に立候補したときに、区民の皆さまに訴えたのが『スポーツする場をたくさん作りたい』という思いだったからね」

だいふく「社会人時代から、ラグビースクールなどの活動を通してスポーツによる地域の活性化を目指してきたもんね」

黒崎「地域を活性化するために私が最も力を発揮できるのが、『次世代を担う子どもたちがスポーツを通して育成される場』を作ること、次世代に受け継いでいく『スポーツのレガシー』を作り出していくことだと感じていたんだ。そのための活動を本格的に行うには、政治の世界に踏み出すしかない!! と思ったことが立候補した大きな理由だからね」

だいふく「『スポーツのレガシー』って、どんな形で現実化したのか教えてよ」

黒崎「まずは2016年に港区立港南小学校の校庭で行ったサッカーワールドカップ2016のパブリックビューイング。会場のみんなで大型スクリーンでの生中継を観戦して、応援するという企画だよ」


小学校の人工芝校庭に突如登場した大画面に住民たちは大興奮!! みんなで見るワールドカップは感動もBIG!!

黒崎「ワールドカップが近づくにつれて、多くの親御さんから『子どもたちにサールドカップを楽しんでもらいたい』という声を聞くようになったんだ。
どうすれば子どもたちが理想的な形で楽しめるのだろうかと考えた結果、まるで競技場にいるかのようにみんなで応援するのが1番楽しめる方法だと思い至ったんだよ。
地元の映像音響関連会社さんからビジョンカーをお借りし、住民の方にイベントMCをお願いしたり、学校や教育委員会と連携したり…。地元の住民と企業が一体となった結果、地域に密着したスポーツイベントとして成功させることができたんだ。
このサッカーワールドカップのパブリックビューイングの成功が、2019年のラグビーワールドカップのパブリックビューイングへと繋がっていくことになるんだよ」

港南エリア初のランイベントやビッグイベントの「秩父宮みなとラグビーまつり」も開催

◾️子どもから大人まで楽しめるランイベント

だいふく「同じ2016年には、家族で参加できるマラソン大会も実現させているよね」

黒崎「『第1回みなと・港南ファミリーロードレース』だね。実はこれ、港区港南エリア初のランイベントなんだ」

黒崎「こちらも開催するなら、会場をどうするかという問題があったんだ。
そのため、国立大学法人・東京海洋大学のキャンパスとグランドをお借りしたり、品川駅前を通行止めにするための折衝に力を注いだんだよね。
結果、このレースが発展して、その後の『MINATOシティハーフマラソン』へと繋がっていくことになったんだ」

だいふく「東京タワーの真下がゴールで大人気だよね。今、 抽選倍率はなんと5倍~7倍になってるみたいだよ」

◾️ビッグイベントとなった「秩父宮みなとラグビーまつり」

だいふく「2017年には『秩父宮みなとラグビーまつり』を開催したよね」

黒崎「サッカーワールドカップのパブリックビューイング、ファミリーロードレースの経験を通して、子どもたちの育成にスポーツイベントがとても有効だという実感があったんだ。
だから、スポーツの中でも、私自身が最も力を発揮できるラグビーを通じたスポーツイベントを立ち上げたいと企画したのが『秩父宮みなとラグビーまつり』だよ」

秩父宮ラグビー場前のスタジアム通りを封鎖してステージを設置

黒崎「このイベントの趣旨は、2019年の開催が決定しているラグビーワールドカップに向けて、前哨戦のような形で盛り上げていこうというもの。ラグビーの聖地、秩父宮ラグビー場がある港区だからこそできる企画は何かと考えた結果なんだ。
どんなことをしたかというと、毎年秋に行われる『みなと区民まつり』をモデルとして、ラグビーの国際親善試合と一緒に行うイベントにしたんだ。
海外からプロのチームを呼んで、地元の『東京サントリーサンゴリアス』との試合をマッチング。そして、開催中は、秩父宮ラグビー場前のスタジアム通りを歩行者天国にして、朝から晩まで地域全体でスポーツを楽しめる時間と空間を作り出す――結果的に興行費も1億円以上という大きなイベントになったんだ。地域活性化、次世代育成への貢献もとても大きなものになったと自負しているよ」

より大きな視点で「まちづくり」をしたい


みんなでつながる場所をどう作り上げていくかがテーマ!!

◾️未来を見据えた理想のまちづくりへ

だいふく「港区議としての政治活動をしていくなかで、政治に対する思いの変化もあったんじゃない?」

黒崎「うん。一言で言うと『みんながつながるまちづくり』を目指す意識が生まれたんだ」

だいふく「みんながつながるって!?」

黒崎「1つのイベントやプロジェクトを形にしていく中で、その企画に賛同する人たちが集まってくるよね。そして、実際にイベントやプロジェクトが行われると、賛同者が広がっていったんだ。
このようにして、どんどん賛同者の輪が広がって、繋がっていくのを区議として活動していく中で目の当たりにしたんだよね」

だいふく「友達の輪!! みたいだね」

黒崎「だいふく君もたいがい昭和だね(笑)。とはいえ、まあ、そんな感じかな。
そして、もっとみんながつながる場を作っていけたらいいなと思うようになったんだ。
地元というアイデンティティが育つには、その土地の特徴…つまり、名物や名産のようなものが必要なんだよね。浅草なら三社祭、広島ならカープ、両国なら国技館というように、日本中、世界中が集まる場所があり、地元の人がおもてなしをする。
そういう地域のアイデンティティを高めたいなと思ったんだ」

だいふく「そういう意味ではスポーツって、みんなが一緒に応援して、会場で気持ちが1つになる感覚があるよね!!」

黒崎「まさにそれ! でね、地域の皆さん、地域の企業、行政を巻き込む形で地域活性化のための活動をしていくなかで、5年先、10年先…さらにもっと大きな流れの中で『まちづくり』をしていく必要性を感じるようになったんだ。
ところで、イベントにしても、地区の開発にしても、立場によってイメージって違うよね。だから、調整役が必要になる。地域の皆さん、民間事業者さん、行政の間を繋ぎ、取り持つのが政治…つまり、区議としての役割なんだ。
でもね、いろんなことをやっていくうちに、区議のできる範囲ではどうしても限界があると感じるようになったんだ」

だいふく「なんかきっかけがあったの?」

黒崎「限界を強く感じたのは、ロードレースで会場を借りた東京海洋大学にスタジアムを設立しようという企画を立てたとき。
都心で子どもたちをはじめ、多くの人がスポーツシーンを楽しめる施設を増やしていくためには、土地の活用ができる力が必須だと感じたんだ。
当時、企画書を持って、文部科学省をはじめ各部署に何度も足を運んだよ。でも、国有地に関することは区議会議員には関係がないとばかりに、話すら聞いてもらえなかったんだ。
そのとき、国会議員にならないとできないことがあるんだなと気づいたんだ。
さらに大きな視点で『まちづくり』をしたい。その思いを抱いたとき、国会議員を目指そうと決意したんだ」

だいふく「その大きな視点での『まちづくり』を、この東京27区で実現させていくんだね。
これまで区議で、本当にいろんなことをスピード感と実行力で成し遂げてきたから、国会議員になったらどうなるんだろ!? 楽しみだなあ」

黒崎「これからも一緒に頑張っていこうな!!」

だいふく「もちろん! お腰につけたきびだんごならぬ、鞄の中の大福だからね。黒崎さんにパワーとエールを送るよ!」

というわけで、今回は、鞄乃だいふくが執筆しました!

次回もぜひ読んでくださいね。

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