アラフォーで気がついた「言語化への苦手意識」とどう向き合うか #19
私は、幼い頃から、言葉にして自分の気持ちを伝えるのが苦手な子供だった。
ても、「人より言語化能力が低いかも」と自覚したのは37歳の時だ。遅い…(苦笑)
でも、苦手意識を越えて、見てみたい世界がある。
「言語化への苦手意識」は幼少期から
私は幼い頃から、無口で内向きな静かな子だった。
中学の時、スラスラと自分の気持ちや考えを話す友人達を見て、「私はあんな風には話せない」と思った。もちろん、クラスメイト全員がそうであった訳ではないが、私は、「話すのが苦手なんだ」と自分でラベリングした。
高校では、チームワークを必要とする体育会系に所属していた。論述的なことや意見が求めらることはなかったが、とにかく「ルール」を覚えるのに苦労した。
臨機応変な対応や、咄嗟の判断など、頭を使うことが苦手だった。
大学では、美術系に進んだ。美術系は、言語化することよりも、ビジュアル化に目が行き、それを磨いた。ここで、表現できてしまったが故に、言語化する努力をしなかったのだ。
(ここで鍛えておく必要があったのかもしれないね)
今思うと、「なんとなく苦手だ」という自負はありながらも、それを克服しようとかはしてこなかった。
本来であれば、学生時代にこそ、自分の頭で考えることや、自分の考えを持つことを、トレーニングをしておけばよかったのかもしれない。
言語化への苦手意識を自覚したのは、つい最近
苦手意識があるのを、本当の意味で実感したのでは、37歳になってからだ。
複数人の場で、発言にもごついた時に、「伝えたいことが言えない」幼い頃のもどかしさがフラッシュバックした。
昔から発言するとき、その場の空気に押されて、自分が言いたいことがわからなくなるのだが、
一度文字化して、自分の中に落とし込んでからなんとか発言してきた。
一度文字化したほうが、断然余裕が生まれて、私自身のメンタルが楽になる。
昔から、モヤモヤすることも、一度ノートに書くと落ち着かせてきた。
苦手意識とどう向き合うのか
そんな苦手意識を持ちつつも、それを克服したい!
と強く思っているわけではない。
基本的には、苦手のまま、でいいとは思っている。
幼い頃から、絵を描くことが、私にとっての表現方法だったので、それでよしとしていたし。
ただ、最近は言語化したい、と思うのだ。
言葉にしてみたい、書き留めておきたい、そんな思いが強まっている。
(逆に絵を描きたい、という欲が無くなった)
その一番の理由は、
自分の頭で考え、自分の意見を持ちたいと思うからだ。
私はどう思うのか、私の意見は何か
これらは正直、言語化への苦手意識を理由に、ずっと避けてきたことだ。
でも、自分の人生を主体的に生きようと思った今になって、「これは避けて通れない」ことに気が付いたのだ。
自分自身の本質的な気持ちに触れる時や深掘りする時に、私の思いを、どうしても言語化する必要が出てくる。
だから、それを、拙くも言葉にしていこうと思うのだ。
今から地道に取り組めば、20年後には、少しはマシな言語化が出来ていると信じて。
https://note.com/maegami_mental/n/n3d42e4257b7c