No.6 銅版画について エッチングって??
9月半ば。
まだまだ30度越えですが、風は乾燥して心地よくなってきました。
今日の最初の作品は青梗菜。
近所の激安スーパーでは時に3袋98円。
1袋買うか3袋買うか迷ってしまいます。
で、3袋買います。
そして、決まって最後は、冷蔵庫でちょっぴり水分を取られたしなしな青梗菜さんを中華の卵スープにします。
今日は「エッチング」についてお伝えしたいと思います。
前回、版を作るところまでお伝えしました。
グランド(腐食止め)を塗った版に描画をします。野菜が冷蔵庫にあまり入ってなくて、しなしなになってしまった白菜を描いています。
次に今日の本題「エッチング」です。
版を塩化第二鉄という液に浸けます。金属の板が酸によって腐食されることをエッチングといいます。由来として13世紀ごろには腐食の方法が知られていて、中世の鉄の甲冑や鎧に模様を付けたのが始まりだそうです。
版の裏もちゃんとコーティングして腐食されないようにします。
浸ける時間によっても線の太さが変わります。長い時間浸けると線が太くなります。
時間になったら取り出します。
その後、腐食を止めるのですが、止めるのに醤油を使います(^^)
再度水で洗って・・・
ハイ、腐食されました!
これがエッチングです。
作品は違いますが、表面の黒いニス(グランド)をリグロイン(有機溶剤)で落とすとこのようになります。
次回は刷りになります。
今日はここまでです(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
今日も良い日でありますように!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?