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かもしれない

「アートかもしれない」はいいと思うけど、「バンクシーかもしれない」はダメだと思うな〜。

昨日はさがんさんの誕生日を祝った後、昼から中崎町のTHE STORIESに行ってきました。

unknownasiaを軸にしたキュレーションで、知り合いの作家が多数と、作品だけでも知ってる方々が多数、おおよそ知ってる作品ばかりでした。

なので特別行かなきゃとは思ってなかったけどaya shimoharaが新作でいってるって聞いてたので観てきました。

こじんまりとしたスペースで周りの町の雰囲気も手伝って居心地良い感じでいい場所に作られたなぁと思いました。

aya shimoharaの作品は2017〜2019年的で、10年後に振り返った時に文化人類学的に当時に思いを馳せるような仕掛けもあります。

その足で北加賀屋で行われていたアラタパンダン展へ。

会場が名村造船所という場所でとても雰囲気が良いです。

場所自体がなにか見るからにそれっぽい。

去年のと比べると若干レベルダウンしていた気もしたけど、それもアンデパンダン展を模した展覧会ならではかな。

以下気になった展示

間違えて印画紙の裏にプリントしてしまったものに、慌ててティッシュを充てたらインクの一部が移り、ティッシュにプリントされたという、手法?が面白かった。中身は作家さんにも話を聞けなかったのでなんともでしたが、載せる内容によっては面白く出来そうな発見がありました。

もっとわかりやすいところを撮れば良かったけど、名画のオマージュ(モナリザやら、真珠飾りの少女や、笛を吹く少年やら)などいわゆる名画をモチーフにしている点と、ガラクタのような展示方法が面白かった。

aya shimoharaはこっちにも新作描き下ろしてた。
壁の向こうにも小さいサイズの作品が多数。

見えてる作品は、アクリルにプリントされた女子に、加工で可愛くなってる偽物の可愛さ、作られた可愛さって価値あるの?そもそも可愛いって画一的なものなの?を問いかけるべく、画像加工アプリなどのUIをブラックライトに反応する透明インクをシルク印刷し、現場にブラックライトの懐中電灯を持ち込み来場者が自ら炙り出す仕組み。

「加工された情報に踊らされる様」くらい引いてみても面白いかも。

そしてやっぱり抽象画好きだなぁと思いながら眺めてた作品。

こちらも作家さんとは話せず。あっさりした潔い展示がかえって良かった印象。

長く観てられるから楽しくて良いね。

そんなこんなでアンデパンダン展ならではの「 #アートかもしれない 」を楽しんで帰りました。

あと、詩ってめっちゃ強いかもなぁとかぼんやり思いました。

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