お客さんに求められる、オンリーワンの占い師になるには
どーも。
前田王子です。
占い師になるにあたって、どんな占い師を目指せばいいのか、自分は占い師に向いているのか、といった質問をよくもらいます。
占いの講座というのも星の数ほどあって、同じ講座を受けたなら、どうやって棲み分けをするのかも、これから占い師を目指す方にとっては難しい話かと思います。
今回は、占い師を志す方にとって、オンリーワンな占い師になるための方法を書いていこうと思います。
あなただけの強みとは?
占い師になるにあたって、占いのスキルがちゃんと備わっているのは前提として。
占い師という職業にとって、あなただけの強みの出し方というものがあります。
それは、あなたがこれまで生きてきた中でのキャリアを振り返ることに尽きます。
「占い」というツールは、ざっくり例えるなら「料理のスキル」のようなものです。
料理のスキル×和食の知識=和食料理人
料理のスキル×中華料理の知識=中華料理人
さらに言えば、
和食料理人×イタリアンの知識=和×イタリアンの創作料理人
といった感じで、あなたの中にどんな知識やバックグラウンドがあるかによって、占いというスキルは形を変えます。
お客さんの悩みの形も千差万別なわけで、悩みの形にフィットした占い師だからこそ応えられます。
逆に、
「総合運を見てください!」
という依頼は、長いこと占い師をやってますがほとんど聞いたことがありません 笑
飲みの席なんかでたまに聞かれたりするくらいか、何を聞いたらいいかわからない時に出てくるくらいです。(あとは年運を見て欲しい時)
つまり、あなただけの強みというのは、「これまでのキャリア×占い」によって作られます。
例えば、「保育士×占い」であれば、子育てに悩む親の相談に応えることができるし、「営業マン×占い」であれば、お客さんが喜ぶポイントや嫌がるポイントを掴んで営業することができます。
他にも、「人事×占い」であれば、チームマネジメントや相性論によるチーム編成なんかもできます。適材適所を配置することができれば、離職を防いだり、才能を発掘することもできますよね。
こんな感じで、「自分のキャリア×占い」という価値観を持つと、自分はどの分野に強い占い師なのかが分かってきます。
占い師になってからの人生も長い
占いを学んで、晴れて占い師になったとしても、そこからの人生もまた長いです。
僕の場合、34歳で占い師デビューをしたので(現40歳)、60歳で豊かにリタイアするとしても、まだ20年もあります。
前項で紹介した「自分のキャリア×占い」という価値観は、占い師になるまで〜占い師になってから数年の話です。
実際、占い師になってからがスタートみたいなところもあります。なので、占い師になってからのキャリアプランも非常に大事です。
僕の場合ですが、仕事やマーケティングの話をする占い師(コンサルティングや起業相談など)になりたかったのですが、いざ占い師をしてみると恋愛相談がほとんどでした。
なので、占い師になってから恋愛に関する本を読んだり男性心理や女性心理を勉強して、後天的に恋愛の相談にも乗れるようになりました。
エライもので、回数をこなせばそれなりに実力も上がるので、今では割と恋愛相談が軸になっているところもありますが、元々はそんな想定はしていませんでした 笑
恋愛相談から入って、仕事の話や家族の話に進んでいくパターンが多いですね。
と、こんな感じで、占い師になってからも、思いもよらなかった方向にシフトすることもあります。
最初から「自分はこういう占い師になるんだ!」という思いが強すぎると、自分でも気付いていなかった適正に気付かずに進んでしまうこともあるので、なんだかんだで柔軟な頭をキープしておくことが大切です。
オンリーワンな占い師になるには
いくら占い師といえど、未来がスパッと見えるわけではありません。
紆余曲折を経て、自分なりの道のりを歩いて、その足跡を自分のキャリアだと誇れるようになった時に、オンリーワンな占い師と言えるのだと思います。
今までのキャリア
占いのスキル
占い師になってからのキャリア
この3つを意識して活動していくことで、どんどん自分らしさが出てきます。
もちろん、先天的な性格や、どんな恋愛をしてきたのか、どんな家庭環境で育ったのかも、「今までのキャリア」の中に含みます。
自分の強みというのは自分自身で見つけるのは難しかったりもするので、お客さんからの感想や、よく耳にする褒め言葉にも敏感になっておくこともオススメです。
オンリーワンな占い師になるというのは、何も特別で高額な何かを買わないとなれないわけではなく、自身の経験と身につけたものを、いかにアウトプットするかが大事です。