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数字で考える。

コーヒー屋さんで働いていた時の話です。

大体の飲食店はお客さんの来店に波があると思うので、忙しい時間と落ち着いている時間との差があると思います。

そして、その時間帯に合わせて従業員のシフトを考え、忙しい時間は5人、落ち着いている時間は3人で、みたいな感じでお店をやっているんじゃないかなぁと思います。

人件費との兼ね合いもありますが、僕は人数でシフトを決めるのではなく、スタッフそれぞれの仕事量を元にシフトを決めたらいいのになと考えていました。

人それぞれ、働いている歴や要領の良さとかも違うので、それを数値化して考える。

ドラゴンボールでいう「戦闘力53万です」的なあれです。笑


例えば一番忙しい時間帯を100とした時、5人でお店をやるならひとり20ずつ戦闘力がいることになります。

5人の中の1人が10で、残りの4人が20ずつだと、足りてない10の分お客さんにストレスをかけることになると思います。

逆に、5人ともが戦闘力30あったら、全部で150になるので50分手が余っている状態になりますね。

お客さんに迷惑はかからないので、足りていないよりはいいかもしれませんが、経営する側としては人件費の無駄遣いということになりそうですよね。

4人でも十分ということになります。

なので、お店のシフトを作るなら人数ではなく戦闘力で作った方がいいと思うのです。笑

まぁ実際には数値化することは難しいとは思いますが、そういう視点は持っていた方がいいんじゃないかなぁと思います。

入りたてのスタッフがいるから、ベテランの人も一緒にしてフォローしてあげてねー的なやつですね。


お店を作るときなんかにも、同じことが言えそうです。

カウンターだけの小さなバーを作るとして(なんか馴染みのあるフレーズ)、僕がカウンターの中で働くとき、僕は一体何人まで同時に注文を聞いて覚えて作って接客してってことができるのかを考えてみます。

例えばそれが8人だったとして、カウンターが15席あるんだとしたらもう1人スタッフを雇う必要があるし、スタッフを増やせないのなら席数を8席にしてゆったり使ってもらう方がお客さんの満足度は高くなるのかもしれません。

もちろんこれが絶対に正しい考え方だとは思いませんが、少し仕事を数値化して考えてみると、いつもと違う見え方がするかもしれませんね。


音楽に関しても、何かそういう視点で物事を考えられないかなぁと思っています。

すごく理系っぽい内容な気もしますが、ずっと文系の前田和亮でした。

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