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SUPER★DRAGON伊藤壮吾とふたつ星4047に乗る!博多~肥前浜~佐世保への旅


はじめに


#SUPER ★DRAGON の #伊藤壮吾 さんがゲストとしてともにツアーに同行するJR九州の鉄道旅が今年も無事に開催されることになりました。今回は、#ふたつ星4047 に乗って、博多~肥前浜~佐世保への旅と出ます。

本稿では、現地集合場所までのアクセスと、旅の見どころをご案内したいと思います。

1.ツアーの概要

  • 博多からふたつ星4047に乗車

  • 博多出発直後にお弁当の配布

  • 肥前浜では1時間の町歩き

  • 道中、伊藤壮吾さんによる車内改札

  • 伊藤壮吾さんとの撮影会

  • 記念乗車証の配布

  • 佐世保で解散

  • 解散後、佐世保から博多まで36+3で帰ってこれるオプション付

今回は、博多を11時11分に出発して鳥栖から長崎本線へと入ります。肥前浜駅でおよそ1時間の停車(12時36分着/13時28分発)の間に浜宿の見学をしながら街歩き(希望者のみ)とおもてなし、物販を楽しみます。この辺りは、2022年6月の「783系かもめの旅」と同様のメニューです。その後、佐世保(15時20分着)まで行くのですが、ここでどういったルートで佐世保まで行くのかについては公式には発表されていません。肥前浜から長崎本線で諫早へ行き、諫早から大村線、早岐から佐世保線で佐世保というルート(これをルートAとします)。もうひとつは、肥前浜から江北まで戻り、江北から佐世保線で佐世保まで行くルート(これをルートBとします)です。

そこで、ヒントから予測してみたいと思います。肥前浜を13時28分に出発して佐世保に15時20分に到着します。その間、112分です。ルートAの場合、通常のふたつ星4047ですと肥前浜11時22分発で諫早12時25分着で63分掛けて走ります。ただし、途中の多良で7分、小長井で6分の停車時間がありますからそれらを省いた所要時間は50分になります。一方で、大村線内を走る通常のふたつ星4047は、諫早15時44分発で早岐には17時09分に到着します。こちらも途中の千綿で10分、ハウステンボスで4分停車しますからそれらを省いた所要時間は70分です。とすれば、終点の佐世保まで行かずして112分を超えてしまいます。また、大村線の快速シーサイドライナー号で見ても、諫早から早岐までは55分と可能性が見えますが、終点佐世保までは73分かかりますから、やはり無理があります。とすれば、ルートAは難しく、ルートBになるものと思われます。

ルートBですと、通常のふたつ星4047では、早岐・武雄温泉間が35分、武雄温泉・肥前浜が44分ですから、余裕を持って運転できます。

2.博多駅までのアクセス

博多駅には当日の10時45分までに受付を済ませます。10時45分を目処に各方面から博多駅に到着するパターンを見ていきます。

2-1 東京駅から

① 新幹線利用
東京駅を6時00分に出発するのぞみ1号に乗車すると博多駅着は10時52分となり、僅かに間に合いません。ところが、品川始発ののぞみ99号に乗れば博多駅には10時46分に到着します。しかし、やはり僅差で間に合いません。

② 在来線+新幹線利用
これは、前日出発の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号で岡山へ行き、岡山から新幹線に乗り継ぐルートです。具体的に見ていくと、サンライズ瀬戸・出雲が東京駅を出発するのが21時50分、岡山着は翌朝6時27分です。岡山から6時51分発のみずほ601号に乗れば博多駅到着は8時28分です。シャワーを浴びる余裕もありそうです。

③ 航空機利用
航空機利用ですと、ANAとJALですが、ANAの場合、羽田8時25分発の243便が福岡空港に10時25分に着きます。地下鉄まで猛ダッシュで10時40分発の筑前前原行きに乗ると博多には10時46分着。受付まではおよそ5分としてギリギリ間に合いません。そこで、羽田7時25分発のANA241便に乗ると福岡空港着が9時20分なので間に合いそうです。

一方、JALの場合は、羽田8時00分発のJAL307便があります。これだと、福岡空港着は10時00分となり、余裕を持って受付できそうです。

④ バス利用
高速バスに、新宿と福岡を結ぶ高速はかた号があります。バスタ新宿を前夜21時00分に出発して終点の博多バスターミナルには11時17分に到着します。ところが、これでは10時45分までの受付には間に合いません。そこで、この高速はかた号を小倉駅前で降ります。そして、小倉を10時20分に出るさくら545号に乗ると博多には10時38分に到着します。これであれば、受付時間内に間に合います。

⑤ 東京発まとめ
前日入りして、福岡観光して、夜は美味しいもの食べて、当日は余裕をもって旅に出たいところです。

2-2 名古屋駅から

① 新幹線利用
名古屋から乗り換えなしで博多まで行く場合、6時20分発ののぞみ271号と7時06分発ののぞみ273号が受付に間に合う列車になります。のぞみ271号であれば博多着9時39分、のぞみ273号であれば博多着10時24分です。

②在来線利用
名古屋駅から在来線を利用して受付時間内に博多へ行くには当日中の移動は間に合いそうにありません。

③ 航空機利用
中部国際空港からは、以下の通りです。

スターフライヤー059便(ANAコードシェア便)
中部(8時00分)発→福岡(9時40分)着

ジェットスター581便(JALコードシェア便)
中部(7時40分)発→福岡(9時15分)着

小牧空港からだと以下の通りです。
フジドリームエアラインズ301便(JALコードシェア便)
小牧(7時00分)発→福岡(8時35分)着

フジドリームエアラインズ303便(JALコードシェア便)
小牧(8時10分)発→福岡(9時45分)着

④バス利用
前日出発の夜行バスがあります。

名鉄バス・にしてつバス(どんたく号)
名鉄バスセンター(21時00分)発→博多バスターミナル(8時02分)

Heartsエクスプレス202便
名古屋駅(22時15分)発→HEARTSバスステーション博多(9時55分)

⑤  名古屋発まとめ
東京駅発に比べれば、当日出発の選択肢が増えましたが、早朝の出発は大変なので、余裕を持って前日に入りたいところです。

2-3 大阪駅・新大阪駅から

①新幹線利用
新大阪駅8時00分発のさくら545号鹿児島中央行きに乗ると、博多には10時36分に到着します。これ以前に新大阪を出発するのぞみ、みずほ、ひかり、さくらであれば間に合います。また、7時34分発のひかり531号博多行きを利用するなら、ぜひ日本旅行さんの旅行商品「バリ得」を使ってみてください。普通車指定席の通常運賃・料金が15,280円に対して、「バリ得」利用の場合は普通車指定席が11,300円とおよそ4,000円ほど安くなります。

② 航空機利用
以下のように、伊丹、関空から福岡へ就航しています。

ピーチ151便(ANAコードシェア便)
関空(7時00分)着→福岡(8時25分)着

ANA419便
伊丹(7時05分)発→福岡(8時25分)着

JAL2051
伊丹(7時10分)発→福岡(8時25分)着

ANA421便
伊丹(8時00分)発→福岡(9時20分)着

③ バス利用
大阪からでなく、京都、神戸・三宮からも福岡へバスが運行されています。ただし、いずれも夜行バスです。

④ 大阪発まとめ
大阪から比較的選択肢が多くなりますが、やはり在来線利用は、受付時間内に当日出発で間に合う術がありませんので省略しました。やはり当日出発では新幹線が大きいですね。

3.旅の見どころ

今回の旅で乗車するふたつ星4047は、西九州新幹線開業に合わせて誕生した観光列車です。普段は、武雄温泉~江北~肥前浜~諫早~長崎と長崎~諫早~早岐~武雄温泉を運行しています。かつて肥薩線を走った「はやとの風」と「いさぶろう・しんぺい」の予備車を改造して作られた車両を使用しています。1号車と3号車は座席車、2号車はイベントなどを行う共有スペースとなっています。水戸岡鋭治さんのデザインによるもので、車内は木のぬくもりを感じられます。

博多駅出発後にお弁当の配布があります。どんなお弁当が振る舞われるのでしょうか。過去のツアーで提供されたお弁当を見てみると、2022年6月11日の783系かもめの旅では中央軒さんの香草物語、2022年12月24日はツアーオリジナル弁当、翌25日は宮崎の小川屋さんによるいっちゃが弁当(オリジナル掛け紙付)、2023年6月10日は鹿児島・出水の仕出し割烹誠のお弁当、翌11日はS CUBE HOTEL By SHIROYAMAのサンドウィッチのお弁当でした。肥前浜で何か摘まみたいので、軽めのものがいいですね。

2022年の783系かもめの旅では、原田や鳥栖で扉扱いの運転停車がありました。その時は長時間停車を利用して撮影などをして過ごしました。同ルートを行く今回も運転停車がどこであるのか気になります(鳥栖で中央軒さんのうどんを食べたいところです)。

肥前浜では、先述のように希望者対象で街歩きイベントがあります。昔ながらの建物が身を寄せる街並みは、江戸時代に栄えた長崎街道の一角をなします。酒蔵の集まる集落でもあり、軒先で試飲もできます。佐賀県の銘酒、鍋島を作る富久千代酒造があるのも肥前浜です。2022年の783系かもめの旅でも肥前浜宿の街歩きが実施されました。

先述の通り、この後のルートはおそらく江北まで戻り、江北から佐世保線に入っていくものと思われます。武雄温泉や有田、早岐で扉扱いの運転停車をするものと予想します。早岐辺りでおやつがほしいところですが、終点の佐世保に着いてから佐世保バーガーを頬張るのもいいかもしれません。

さて、終点の佐世保駅ですが、JRの駅で最も西に位置する駅です。JR最西端のモニュメントもありますから、記念に撮影しておきましょう。

4.かえりは…

このまま、本州方面へと帰りたい人は、佐世保から特急みどり号で折り返します。ふたつ星4047到着後、最も早くに折り返せるのは、佐世保15時49分発のみどり44号です。

●みどり44号
佐世保(15時49分)発→博多(17時46分)着

博多からは新幹線、または地下鉄経由で福岡空港から飛行機で各地へと帰れます。なお、新幹線は、新大阪までですと博多21時09分発のみずほ614号(新大阪着23時37分)、名古屋までなら博多20時01分発ののぞみ272号(名古屋着23時20分)、新横浜~東京までなら博多19時00分発ののぞみ64号(新横浜23時27分着、品川23時38分着、東京23時45分着)がそれぞれ最終列車となります。

●みずほ614号
博多(21時09分)発→新大阪(23時37分)着
※新大阪から在来線利用で京都~米原へ向かうことも可能です。

●のぞみ272号
博多(20時01分)発→京都(22時45分)着→名古屋(23時20分)着

●のぞみ64号
博多(19時00分)発→新横浜(23時37分)着→品川(23時38分)着→東京(23時45分)着

また、上記みずほ614号を姫路(23時07分着)で下車すると、姫路23時33分発の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号に乗り継ぐことができ、翌朝には静岡、富士、沼津、熱海、横浜、東京に到着できます。

●みずほ614号
博多(21時09分)発→姫路(23時07分)着
●サンライズ瀬戸・出雲
姫路(23時33分)発→静岡(4時38分)着→富士(5時09分)着→沼津(5時25分)着→熱海(5時43分)着→横浜(6時44分)着→東京(7時08分)着

飛行機の場合は、福岡空港の出発時刻が「門限(住宅地に近いため、騒音を考慮して夜間の離着陸時間に制限がある)」の関係で22時以降の出発はありません。羽田行きは21時20分のANA274便が 、大阪行きは福岡空港と同様に伊丹空港の門限が21時までとなっているので19時10分発のANA430便が、関空へは21時00分発のピーチ160便が、名古屋へは20時50分発のジェットスター588便がそれぞれ最終となります。

5.その他

●伊藤壮吾さんについて

ダンスボーカルユニットSUPER★DRAGONのメンバーであり、鉄道大好きっ子。これまでJR九州で団体臨時列車を使ったツアーのコンダクターを務めた。僕も何回か参加したよ!

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