2020年推し活考察

Twitterで呟くようなどうでもいいネタだが、長く描く事ができないのと、個人的に今後自分自身の活動の参考になるなと思い、残しておこうと思う。

2020年の推し活は、最初から酷いものだった。

コロナ禍以前の問題・・・入院延長によるチケット紙くず化だ。

2公演も飛ばしてしまったのだ・・・。

地元で行われた小劇場での舞台と、2019年に観劇した2.5次元の舞台だ。

地元で行われたものは特定チケットではなかったが、自分の周りに興味を示してくれる人が見つからなかったので致し方なかった。2.5のほうは、知人で行きたいけどチケットがないと言っている人がいたのだが…特定チケットの場合、誰かに差し上げたくても入場時に本人確認をされるものがあり、誰か代わりに行ってください!が必然的に出来ない。程よく長く推し活(舞台は初心者)をして場数もそれなりにあるが、行けなかった公演はあれど、紙くずにした事はなかった。時代は変わっているのだ。高額でチケットを転売するのを阻止する為の対策ではあるものの、イレギュラーな事態が起きると、瞬時に紙くずとと化する。

その2.5の公演に推しの出演はなかったものの、1年前から凄くワクワクしていた公演で、手術後初の現場だったし、予定されていた退院日から日数もあったので、体力をつけて社会復帰するには丁度いいイベントと思い色々と計画を練っていた。退院時期未定になったの自分の身体…若くないんだなと…悲しくて仕方なかったというかなり苦い想いからのスタートになった。

どうにか退院したものの、病室から出た日常は、既にコロナ禍一色。市中感染だと大騒ぎになる直前といったところだろうか。社会復帰も無事にでき、推しの現場のチケットも無事に取れたので、ついに復帰だぜ!と喜んでいたら、今度は感染が広がりソーシャルディスタンスの時代に突入。折角当選したチケットは次々と公演中止による払戻が決まり、お金は戻ってきたけどチケットの存在も消えるという…今度はなかったことになった。予約していた公共交通機関までも、手数料無しでキャンセルする事ができたのだ。街ではおでこで検温が行われ、去年2.5の舞台のおかげで知ったサイコパスの世界じゃんか…と、あのアニメを恐ろしく思ったし、今だにあのタイプの温度計はドミネーターだと信じてやまない。

そんな、やる側もみる側も、常にリスクと隣り合わせの時代となった2020年。それでも現場に出撃する事ができた。新たなる推しができてからまだ1年、2019年度に比べればかなり少ない。しかし、かなり濃密だったのではないかなと思う。

折角なので、出動できた現場を並べてみるが、配信や映画は含まず。


9月

時子さんのトキ(よみうり大手町ホール)

2020年に入って、映画や映像で推しは観たが、現場はこれが本当に久しぶりだった。2019年秋に行ったファンクラブイベントのいんぷろ以来だろう。元々行く予定はしていなかったが、直前になって観るチャンスをいただけた。配信付きチケットというものだった。オリジナルの内容だったので、この場面はどういう事かな?って思うところがあったのだが、後日配信で追う事ができるという優れものだった。内容もコロナ禍に沿うよう演出されており色々考えされられた公演となった。前後左右の席が空席になるように配置され、こういった世の中は嫌だなと思う反面、すごく過ごしやすいと感じた。

地方からの遠征。やはりリスクはなるべく回避したいのと、2019年に推し活で散財し過ぎなのがコロナ禍の暇な時期に発覚してしまい…乗車率が低いと公式情報があったので高速バスでの移動を選択。しかも、公演時間になるべく合わせて到着し、帰りも即座に帰った。しかし、高速バスはまだ体力が無く…往復は大変キツいものがあった。


10月

ミュージカル刀剣乱舞『髭切膝丸』双騎出陣2020年〜SOGA〜(舞浜アンフィシアター)

2020年初めての2.5次元舞台、初めての刀ミュ。ゲーム先行が当選しての出撃だった。大変面白い公演だったが、2部は刀ミュの場数が必要だなと感じたのと、あわよくば…1部の内容をもっとガッツリ濃密に観たかったなと。そのくらい1部の内容はとても面白かった。この公演も前後左右が空席。そして会場がどの席でも多分観やすいようにできてるんだと思った。大変よい会場だった。また、全員にフェイスシールドが配布された。見にくいのだが致し方ないのと、こういう気配りが主催者側も必要になってきた世の中というわけか…と感じた観劇となった。

移動については今回も高速バスにしたものの…乗車率が高くなってきていたのに気がついた。帰りの便に至っては土曜という日もあってか、ほぼ100%の乗車率。折角現場で前後左右空席になっていても…という具合だったので、勿論換気はしっかりされているものの…そろそろ高速バス移動は考えものかなとも感じていた。


12月

舞台「幽☆遊☆白書」其の弐(品川プリンスホテルステラボール)

2020年の現場納めとなった本作品は、これを描いている現在まだ公演中であるため、内容には触れないが、その1やアニメを復習した上でやっぱり2.5次元の舞台は面白いなと感じたし、2.5次元の表現方法を魅せられた2020年の締めくくりに良い現場となった。

第3波の波が押し寄せ、初日は中止となり、いつ自分のチケットが中止宣告を受けてもいいように心の準備もし、更に自分が行く事ができなくなった場合、金銭的リスクを最小限にするよう、感染リスクを少しでも下げられるように、少しでも楽しめるように…色んな事をチケットが当選してからずっと考える日々だった。もし2週間経過し、何事もなければこういう対策をしながらの遠征は個人的には良かったってことかなと。

対策は下記の通り。それでもだめなものはだめだろうし、地元で我慢していてもかかるものはかかるんだけども。

出撃日を最小限に・・・今回は1日だけにした。コロナ禍のおかげか、配信日が多く用意されているので、自宅でも内容は楽しむ事ができる。

交通機関のピークタイムをずらした移動・・・今回2人分となり、金銭的には高速バス日帰り一択なのだが…乗車率の少ない時間帯の電車のほうが体力的にも良いと思ったし、夜移動すれば平日の出勤ラッシュと被らなくて済むのでピークを回避することができる。帰りもそこそこ遅い時間となり、移動時は密を回避できた。宿泊を伴ったが、これも深夜にチェックインし、出張者がチェックアウトが済んだくらいのタイミングで出た。他の宿泊者と全くすれ違うこともなかった。宿も色々と考えてくれており、最新の空気清浄機は勿論、朝食は軽食をフロントで受取、各自自分の部屋で食べる仕組みになっていた。今回は宿と交通費がセットになったものを使い、まともに予約するよりかなり安価かつ、金銭的リスク回避の為ギリギリまで予約を我慢した。もっと前に予約したほうがもっと安価だったが、いつ何が起こるか分からない…当日まで分からない。

あとはマスク、手洗い、うがい…いつもやっていることをやるだけ。これでかかってしまったら、もうどんな状況でもかかるだろう。


2021年になっても続くであろうこの状況。このコロナ禍でも少しでも推し活を楽しめますようにと願うばかりである。

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