輸送艦「おおすみ」乗艦記（7）〈終〉
おそらく第３甲板の左右両舷にある陸自隊員居住区の３段ベッド群。本艦は完全装備の陸自隊員330人を収容可能。
下艦後最初の１枚。平日にかかわらず多くの人が訪れていた。応対してくれた海自隊員の皆さん御苦労様でした。
マストの先端にあるのは極超短波に因り航空機と遣り取りを行うＴＡＣＡＮ（戦術航空航法装置）。
本艦はおおすみ型輸送艦の１番艦（艦番号LST4001）で他にしもきた（LST4002）くにさき（LST4003）がある。
建造は岡山県の三井造船玉野事業所。次の「こんごう」見学後にターミナルの屋上へ上がって撮影した１枚。
これも同場所より撮影。前部“ファランクス”の設置箇所が分る。この後18：00から電灯艦飾が行われた。
乗艦時に配付されたパンフレットの表紙。製作・印刷は印刷補給隊とある。
２頁目。現在の艦長は11人目となる秋元辰夫２等海佐（平成26年8月1日～）。
３頁目。主機関は三井16Ｖ42Ｍ－Ａディーゼルエンジン×２基。
４頁目。「ＬＣＡＣ」は平成16年４月８日付で自衛艦に昇格し第１エアクッション艇隊所属になったとの事。
５頁目。「おおすみ」は第１・第４甲板合せて90式戦車ならば10輌を輸送可能。
６頁目（最終頁）。艦歴を記載。「おおすみ」にも乗艦記念のスタンプ・コーナーがあったが押すのを忘れてしまった。