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西茶屋資料館と島田清次郎

金沢市西茶屋資料館には、島田清次郎の資料展示があります。

室生犀星記念館から西茶屋資料館へと移動すると「ご近所」であることがよくわかります。

華やかなにし茶屋街の雰囲気が楽しめる施設
にし茶屋街の一角に佇む金沢市西茶屋資料館。大正期の作家・島田清次郎が過ごしたお茶屋「吉米楼」の跡地に建てられています。1Fには島田氏に関する貴重な資料などを展示。2Fでは金屏風や漆塗りの装飾品など、当時の雰囲気が感じられる豪華なお茶屋の様子が再現されています。
(金沢市観光ポータルサイトより)


西茶屋資料館は、にし茶屋街のメイン通りを室尾犀星記念館側から入ってすこしの左手にあります。(少し開ける手前の建物です)

建物はこのような感じです。あまり派手な外観ではないので見逃さないように。

なお、お向かいは甘納豆で有名な「甘納豆かわむら」さんです。
飲食もできるので、お土産購入や休憩にもぜひ。


1階は入ってすぐ正面に「島田清次郎の世界」がはじまります。

◎入口付近


◎壁面には経歴等


◎本の展示


◎中央には遺作原稿や「地上」が映画化された際の関連写真など


◎2階より1階の様子を見下ろすとこのような感じです。


◎2階のお茶室

2階のお茶屋の様子を再現された部屋のアナウンスには、芥川龍之介の名前もでてきます。


「地上」文学碑

にし茶屋街の入り口付近(西茶屋小緑地)に「地上」の文学碑がありますので、西茶屋資料館を訪れた際にはぜひ併せてご確認ください。

※「西茶屋小緑地」でGoogle Mapをリンクすると、別の場所がリンクされるようなのでご注意ください。


白山市の島田清次郎関連スポット

島田清次郎の出生地である白山市内には以下のスポットもあります。
(1)石川ルーツ交流館 館内に記念室
(2)同館の(少し離れた)敷地内に「生誕の地」碑


(3)美川墓地公苑に島田家(島田清次郎)墓碑

(4)平加町内に顕彰碑
石川ルーツ交流館の周辺情報に以下の記載がありましたが詳しい場所まで特定ができませんでした。

島田清次郎顕彰碑・生誕地碑
 明治32年(1899)、美川町で生まれた島田清次郎は、天才的な小説家として名を馳せ、大正8年(1919)彼が20歳の時に発表した小説「地上」は大ベストセラーとなりました。
 美川地区には、清次郎の功績を称える「生誕の地」碑が美川南町に、顕彰碑が平加町に建てられています。

西茶屋資料館に掲示されている、白山市美川地区の島田清次郎の関連地図等を参考にすると、(3)島田家墓碑のある美川墓地公苑内、もしくはその近隣の市施設敷地内に建てられているのかもしれません。

【以上、写真撮影および情報確認 2020.9〜2021.2】
※写真の転載はお控えください※