肩甲骨まわりの矯正
パソコンに向かって過ごすことが多い日々。
何かをすることではないが、そうした時間が過ぎていく。
そうすると、一時期体調不良に陥った。
首コリからくる風邪なのかもしれない。
体調が悪いと姿勢も悪くなるのだろうか。
これはだめだということで急遽、肩甲骨まわりの矯正器具を購入。
これを付けてみるが、意識的に体が丸まっているのが分かる。
そうすると「いかん、いかん」と思いながら、背筋を伸ばす。
そういう意味では素晴らしいものだ。
いかに自分が偏った中で生活しているのかが分かる。
それは悪いことではないが、気づくことが大事だ。
自分が好きな態勢や習慣を肯定しながら、それを意識して分析する。
巷で流行っているものの大部分はその無意識の意識化に近いものである。
それが分かったうえで、楽しみにベッドすること自体、何の問題もない。
体力がなくなればそれもできなくなる。
私はそろそろ「何でもしたい」から「何をするか」を絞るべきなのだろう。
幸い、私の周りは本があり、読むことが好きだ。
それに分配してもう少し自分なりの時間を過ごしたい。
ただし、これには注意が必要である。
普通に舵を取っていくと共感が得られるが、
『会計の世界史』なる本を読んで、「会計はすごいな」と
つぶやいたところで読んだことがある人も少なければ、
それに理解を示してくれる人も極端に減るということだ。
そこに価値を求めてはいけない。自分への会話と開拓が必要なのである。
だからこそ、誰かを必要とするときもあるし、ちょっと変になったりすることは許容範囲内である。
個人的なことを言えば、私は人の話を聞きながらその会話を蒸留したり、醸造したり、精製したりすることが好きである。