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続→子育て終わってないけど、気分は終了!ってはなし。

長いBlakeでした。再開!

さて、息子は1月末に神奈川の美大予備校へ。
藝大クラスに突っ込まれて
荒波に揉まれてるもんだと思ってたら、
すっかり楽しくなっちゃったらしい。
美大ももちろん校風があるのは分かるけど、
第一志望の美大と藝大では真逆。
分かりやすいところで言うと、
就職率80%超VS 就職率10%‼︎
試験問題も、
自画像提出+石膏デッサンVS
トンチ?デッサン!?
哲学的な考え方で構図を脳内で広げていくと
母は捉えたが…
兎に角!凡人には分からない世界。
例えば過去問こんな感じ。
『朝7時のあなたの手を描きなさい。』…はて?
私なら歯磨きしてる手か、
電車の吊り革掴んでる手か…普通だな。

そんな藝大を受けたいって言われたが、
そもそも国立2校受けられるの?
受験日程被らないの?
→無知な母炸裂。
全て息子は調べてから言い出したよねー。
そして願書提出期限、残り5日(土日含む)…
ギリ間に合っちゃうという確信犯。
え?
世の受験生ってこんな感じ?
突然志望校増えたりするの?
そして、さすがに気付いてしまった…
自分がいかに息子の受験に対して興味が無かったか。何となく、入れちゃう?って
何処かで軽く考えてた私。
きっと世の受験生の母たちは、
もっと真剣に向き合ってるよね…
でも、もうそんな後悔しても遅い時期。
息子帰宅早々、んもー‼︎って言いながら、
願書用に書類を用意したり
藝大一次試験の為の飛行機手配。
結果発表は卒業式終わった直後。
万が一、一次試験通過した場合は
2次試験終了後に即移動して第一志望校の試験という過密スケジュール。
もうこの時点で頭の中が疲労困憊。
なんとかなるさ…と自分で励まして受験スタート。
したのだが…

それがもう、
あまりにも不運過ぎて母笑う。
トンチのような過去問を実践して挑んだ一次試験は、まさかの石膏デッサン!ベタ!
教室に入った受験生全員ざわついていたらしい。
(因みにXでもざわついていたのでそれ程の衝撃。)
藝大では10年振りに登場した石膏デッサン。
しかも息子が1番苦手とする人物だったようで。
ま、運は味方してくれなかったってことです。
そして、
予想通り藝大は不合格。
気持ちを切り替えて、
第一志望校の提出作品に没頭する日々。
ところが不運は続く…
本番の石膏デッサン…
割り当ての席が逆光だったという悲劇。
細部が全く見えずに苦戦したようで、
面接は上手く話せたらしいが結果は惨敗。
その前に共通テストの点数がそもそも
足りなかったんじゃないかと母は予測。
はぁ。
親子でなめてた感が否めない我が家の受験戦争、
見事に敗北。

そして、
またしても腑抜けになった私は、
先ず息子が通っていた画塾の先生に面談のアポを取る。
受験前に面談するのが通常かと思ったが、
息子にそんなのは無い!って言われて
あ、そうなんだ…って済ませていた呑気母。
浪人決定してから面談って今更感だけど、
私は今話さなきゃって思ったわけ。
で、初ご対面。
学院長先生。多分私より若干歳下。
雑談多めで楽しくお話しさせていただきました。
結論、
今回の結果は先生も私とほぼ同意見で、
この先生、
息子のことをよく見てくれているなぁと妙な安心感。息子の性格も理解されているようで、
きっとこれからも的確なアドバイスをしてくれる。
お任せして大丈夫な先生だ!
はい。
子離れします!宣言を自分にしました。

浪人は後1度きりという約束。
そしてバイトで美大予備校の学費を
全額とは言わないが自分で負担すること。
息子が遠く離れてしまう覚悟をしていたのに、
拍子抜けで後1年延長。
それもまた神様のご褒美!って考えると、
他愛の無い普段の家族の生活を楽しみつつ
自分本位でやりたいことやろう!
母業は受験以外は手放そう!
って、急に思ってしまった今年の春でした。
息子に甘々だった母はもう終了よー!

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