行き場のない気持ち。
11/27の夜。
SNSで目にした投稿を読んで絶句…
PETROLZのドラムス、ボブさんが死去された。
10月にZeppでライブに行ったばかり。
その日はショックで何をどうすればよいのか
モヤモヤしたまま眠りにつき、
次の日起きても
やっぱり現実が受け入れられなかった。
数日、SNSでPETROLZの投稿を漁っては涙する。
私が彼らを好きになったのは5年前、
当時好きだった星野源のライブメンバーで
長岡亮介(Vo,G)を知ったから。
気になって調べていたらPETROLZという
スリーピースバンドをやっていて、
近々家から直ぐの小さなライブハウスに来る!
絶妙なタイミングだったので、
即チケット申し込み⇨当選。
当日は1人自転車で物販狙いで猛ダッシュ。
初めて観たライブはとにかく音が気持ち良くて、
もちろん曲も殆ど知らなかったけど
ゆったりした気持ちにさせてくれる3人の空気感。
楽器のことなんて分からない私でも
目が釘付けになった長岡さんのギターソロ。
今まで触れたことがないバンドで即ハマる。
それ以来、
同じくハマった友人と2人で、
毎年春と秋にライブに行くのが恒例行事に。
歳を重ねてそれなりに楽しく日々過ごしているけど、やっぱり色んな不満や悩みは尽きず。
でもPETROLZのライブに行くと、
無心で、
ただ、ただ音に身を委ねて、
身体を揺らしていられる心地よさがあった。
そして、
3人の日常を垣間見るような
のんびりしたMCの時間が好きだった。
もう私の一部になっていたから、
このままずっと
おばあちゃんになっても聴けると勝手に思っていたよ。
10月のライブでは、
今までになくボブさんの叩く音が気になって、
ライブ中、
ボブさんメインで見つめていたのを思い出す。
何か予知してたのかな。
イケボなボブさんの面白い話が聞けないなんて…
やっぱり無理。
泣いちゃうから曲も聴けない。
しばらくPETROLZから離れます。
悲しいけど今までありがとう。
愛しい時間でした。