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【41-50位】第2回ROESGランキングの企業を調べてみた
企業の収益力を示すROEと、企業のESG課題への取組みの両面から企業を評価する指標「ROESG」の国内ランキング50位までの企業を調べています。
<今までの調べてみた結果>
今回はラスト41~50位の企業を調べています。
41位 NTTデータ
42位 ダイフク
43位 積水化学工業
44位 三菱電機
45位 SGホールディングス
46位 島津製作所
47位 任天堂
48位 浜松ホトニクス
49位 三菱商事
50位 スズキ
※48位浜松ホトニクスはマテリアリティが見当たらなかったため“0”でカウント。
マテリアリティの種類
毎度おなじみ、各社のマテリアリティを「E:環境」、「S:社会」、「G:ガバナンス」に収益力として「B:経済(Business)」を独断と偏見で分類。
「やっぱり、ROESG上位企業は経済的なマテリアリティが多い」
と結論付けたかったのですが、意外にもランキング41-50位では経済的なマテリアリティが多かったです。
マテリアリティの数
ランキング41-50位の企業は、テーマもマテリアリティの数も最も少ないグループでした。
ランキング上位グループの企業の方が、経営の重点課題をより多く捉えているということなのでしょうか。
サステナビリティ研究 @ ROESG
— 前田大地 | ショーケース | 広報PR × サステナビリティ (@da1_maeda) June 9, 2021
43:積水化学工業https://t.co/BVQOvgnfju
最重要課題に「DX」「融合」がユニーク
施策では「ESG人材力向上」も面白い pic.twitter.com/2bj9AEMQct
特に43位積水化学工業は、「DX」と「融合」というテーマのマテリアリティにおいて、「生産性向上」や「市場拡大」など収益に関連しそうなものが多かったです。
マテリアリティ・マトリックスについて
マテリアリティ・マトリックスを開示している企業数は40%でした。
ようやく50社すべてのマテリアリティを調べ終えました。
次回は、全体の傾向などについてまとめていきたいと思います。
引き続き、宜しくお願いいたします。