画像生成AIで遊ぶ
こんにちは。
昨今まだ画像生成AIは商用利用にするにはいろいろと問題があるんじゃないか、といわれているのを聞きます。
今回は実際に商用に使うかはともかく、画像生成AIでどんな感じのものができるのか、Web制作・開発の素材を作るとどんな感じか、というのを試してみたいのでメモしようと思います。
※ 特に何か既存の参考画像とかは読み込ませず、テキストプロンプトで作ってます。
一応、自分の環境
M1 Macbook Pro
Chrome
試すAI
DALL・E3
OpenAIが開発した画像生成AIシステム。
ChatGPT有料プランで利用可能。
StableDiffusion
セルフホスティングでの研究・個人利用であれば無料。
(インストールはこちらを参考にしました。自分が詰まったとこのメモはこれです)
自分でインストールするのがむずかしい場合は、「Mage.space」「Stable Diffusion Online」などがおすすめ。
※通常のでは水彩画風が自分にはできなかったため、LoRaを使用しました
Midjourney
Discordで生成する画像生成AI。
niji・journey
「Midjourney」がベース。
現在、ベータ版の画像生成AI。PC版はDiscordで生成。
アニメスタイルの絵に特化している。
※ 個人的にモバイル版の方が利用しやすかった為、モバイル版で生成しています
※ Midjourneyとniji・journeyのアカウントは互換性がある(Discordアカウントを紐づければniji・journeyもMidjourneyも使える。)
有料。
Adobe Firefly
Adobeの画像生成AI。
人物イラスト(漫画風)
食べ物イラスト
背景画像
使ってみてそれぞれの画像生成AIの印象
DALL・E3
写実的な絵に強い印象。プロンプトに「漫画風」と入れるとすごい子供向けの絵柄になるので、振り幅が大きい印象。
他とノリが違ったので、自分は苦戦したのですが、Xを見ると幅広い表現ができるよう。
StableDiffusion
自分のパソコンのスペックなのか生成に時間がかかりました。割と細かく指定しないと最小のものしか描画してくれない印象でした。もしからしたら、細かくどんどんしてしたらすごいバリエーション豊かな画像ができるかもしれないと思いました。
またLoRaを入れれば多種多様の表現が可能になるのではまれば沼になりそうに感じました。
Midjourney
niji・journeyと比べると海外向けの画像になる印象。お手軽にできる感じでした。
niji・journey
アニメ、漫画、イラスト風ならあまり手間をかけずともそれっぽいのができる印象。
Adobe Firefly
漫画系のイラストは少し手間取りましたが、食べ物、背景は簡単に生成できた印象です。UIがわかりやすかったです。とりあえずで生成したものの使いこなせば、もっといろんな感じに幅広い表現ができそうな印象でした。
グラデーションがすごい繊細です。
本当は、Novel AIとかも試してみたかったのですが、お金をかけてまで記事を作れないのでやめました。
Canvaは割といい感じでできたのですが、素材としてそのままダウンロードできないので、この記事に掲載するのは主旨が離れていたのでやめました。
今回は漫画風・イラスト風でやりましたが、写真のようなものを生成するとまた得意なものが違いそうです。
また、自分が画像生成AIを触り始めて1週間未満のため、上手い人がやったらまた別の結果かもしれません。
感想(まとめ)
ちょっと試してみよう程度だったのですが、思った以上に大変でした。
作りたい画像があって狙ってやると、すごい根気がいりました。
ある程度、スコープを広めにして偶然の産物を楽しむ感じで、場合によっては不自然なところも多いのでレタッチありきでやる方がいいかもと思いました。
ただ、ものによってはどこかで見たことがある絵がでたり、多分学習データに作者の方のサインが入ってたのかな、て絵が出たりでやはり問題はありそうなのも感じました。
何かの参考になりましたら、幸いです。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?