月額定額制テイクアウトサービス「POTLUCK」を #マーケティングトレース
こんにちは。まいです。
今回は、最近話題のサービス「POTLUCK」をマーケティングトレースしたいと思います。
POTLUCKの概要
POTLUCKとは、月額制で様々なお店のランチをテイクアウトできるサービスで、現在は渋谷・恵比寿・代官山・表参道エリアのお店が対象。(今後拡大予定!)
サービス開始から半年で累計注文数が1万食を突破したそうです!すごい!
▼株式会社RYM&CO.について
POTLUCKを運営するのは、株式会社RYM&CO.。
ミッションは「飲食店とお客さんの関係を、もっと、あたたかく」、大事にしている価値観は「オープンなコミュニケーション、みんなでランチ、メンバーの多様性」です。
▼サービス利用の流れ
受け取った商品は可愛く包装されているため、インスタグラムやTwitterに投稿する人も。包装に「POTLUCK」と書かれているので、ユーザー投稿が増えるほど認知を拡大できる仕組みになっています。
また、実際にサービスを利用してみた、こちらの記事も分かりやすいです。
▼POTLUCKのビジネスモデル
引用:https://jp.techcrunch.com/2018/05/31/potluck/
なお、プランは5種類もあり、月に利用したい回数に応じて自分に合ったプランを選ぶことができます(2019年4月現在)
▼様々なサービスとの連携を強化
PRTIMESを見ると、様々なサービスとの連携が活発に行われています。
例えば、
・株式会社吉野家ホールディングス・軒先株式会社との業務提携により、低リスクで飲食店を開業できる世の中へ。
・POTLUCKと三井住友海上が連携し「テイクアウト保険」を提供開始。より安心して、飲食のテイクアウトを販売・購入できる環境の整備へ。
POTLUCKの3C分析
3C分析を行い、市場環境を整理してみます。
POTLUCKの4P分析
次に、マーケティングミックスのフレームワークを用いて、POTLUCKのマーケティングについて整理してみます。
自分がCMOだったら
①「POTLUCK」のみで提供される商品を店舗と共同開発
POTLUCKはユーザーから見ると、待つ時間を短縮できるメリットが大きく、逆に言えばそれ以外の価値は感じにくいのではないかと考えました。
そのため、「このサービスでしか手に入らない」という希少価値をプラスすることで、新たなユーザー層を獲得していきたいです。
②ユーザーへインタビューし事例化
SNSに投稿してくれたユーザーへ、なぜPOTLUCKを選んだか、使ってみてどうだったかなどをインタビューして事例化して発信することで、それをみて興味を持つ新たなユーザー層へアプローチしたいです。
また、利用シーンも1人だけでなく友人と一緒の場合など、ペルソナに応じて複数の切り口を用意できるといいですね。
③UGCをより効果的に行えるようハッシュタグを整理
Instagramでハッシュタグ「#potluck」「#ポットラック」は一般ワードのようで、あの印象的なPOTLUCKの包装が検索結果にあまり出てきませんでした。
そこで、「#テイクアウトランチならpotluck」のような、オリジナルのハッシュタグを作り、商品を渡すタイミングでSNS投稿を促せるといいなと思いました。
以上、POTLUCKのマーケティングトレースでした!