海へ行くつもりじゃなかった②

2019年11月12日 10:31

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ここで少し早い昼食。ワンコもOKな魚見亭さんへ。どうやら孤独のグルメ（漫画の方）で五郎さんが訪れたらしく夫が孤独のグルメ、グルメって言ってる。

店内もワンコ大丈夫だったけど、せっかくなので絶景のテラス席へ。目の前が海で気持ちがいい～～～！

足元も海～～～！ガラス貼りになっているので落ちる心配がないけど、足元が狭いのでちょっと伝わりにくい

へたくそ写真しか撮れない………（鼻の頭ちょっとハゲてる……）

ちなみに立ち上がっただけでこんな写真。遠くでボートを漕ぐ人がいたり、トンビが旋回していたり景色でお腹が膨れちゃう。下のカーブした歩道は岩屋まで続く道。

江ノ島といえばしらすだけど、以前江ノ島で生しらすを食べて気持ち悪くなってしまったので、私はお刺身。夫は五郎さんが頼んでいた江ノ島丼とカニ汁のセット（写真撮り忘れ）さざえの卵とじでそこまで美味しくも不味くもない一品で、夫が孤独のグルメを恨んでた。何でも卵とじにしちゃうと同じ味になるような気がする。私のお刺身と夫が追加で頼んだハマグリ焼きは美味。ワンコメニューはありません。

魚見亭から急な階段を下り稚児ヶ淵へ。アップダウンの激しい階段を上り降りしてるけどまだ元気。後ろが海だって分かってる？？

残念なことに入り江に入れなかった。岩屋方面も立ち入り禁止。ちょっと前に来た台風の影響かと思ってたけどよく見たら悪天候・高潮のためって書いてあった。岩屋の洞窟にも行けなかったし、この稚児ヶ淵から弁天橋入り口までワンコ乗船可能なべんてん丸という船で帰るつもりだったのにがっかり。

犬を飼ってる老夫婦に話しかけられて立ち話。
「避難所って犬がダメだっていうだろ、この前の台風の時に妻が犬を連れていけないなら避難しないって言ってさ、犬は家族だよね、大事な家族」とおじさま。
環境省のガイドラインでは「災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本」と明記してある。ゲージ（私物）に入れて専用スペースで隔離される避難所もあるけど、各自治体によって対応にバラつきがあるし、実際災害のどたばたでそれが守られるかどうか不安も残る。何かあってからでは遅いし、おじさまの話を聞いて私たちも災害時にどうするか考えなきゃと思った。

来た道を戻りわき道に反れて恋人の丘方面へ。ここは前述した龍と天女が結ばれた場所で、龍恋の鐘を鳴らすと永遠に別れないという縁結びの鐘がある。名前を書いた南京錠も後ろの金網にびっしり。永遠に別れなかった恋人たちはどれぐらいいるんだろう。

恋人の丘で出会ったのは龍でも天女でもなくタヌキ！冬毛なのかもふもふでかわいい。足が細くて胴体がむちっとしてる感じがマニの体型に似てる…。

観光客からえさをもらっているのか、タヌキはギリギリのところまで近づいてくるし、犬にも警戒してる感じがしない。初めて見る生タヌキは最初は興味津々だったけど、すぐ飽きてそっぽ向くマニ。変わらずマイペース。

島の入り口まで戻って近くにあったオリンピック記念公園へ。すぐ側にヨットハーバーがあってここは昔の東京オリンピックのヨットレース会場。今回は使わないのかな？青銅の鳥居をくぐらず左手に行くと旧市街地にも行けるので、ハーバーにあるサザエ島も含めて今度廻ってみたい。

弁天橋を通り島内を出て片瀬西浜海水浴場の浜辺へ。マニの後ろには江ノ島と展望台。

初めて見る海は「別に……」といった感じ。感性がドライすぎてノーリアクション。浜辺には割れた貝が落ちてたりするのでちょっと心配なので足元に気をつけながら歩いた。君、裸足だもんね。

浜辺を出て国道134号沿いをしばらく歩き（今思えば西浜沿いを歩けばよかった）ドッグデプトさんへ。犬用の洋服、カフェ、ドッグランが併設しているお店。冬用の服を2着とハーネスを購入して、屋上にあるドッグランを貸してもらった。本日は運よく貸切！！

海も見渡せて景色が最&高。ドッグラン自体はさほど広くないのでマニみたいな怖がりが他のワンコと一緒だと厳しいけど、誰も利用していなかったのがラッキーだった。ドッグデプトがある周辺は観光地というよりリゾート型マンションが立ち並ぶ住宅地でウェットスーツのままでサーフボードを抱えてる人が歩いている。ここに住んでる人たちは私たちとは生活がまったく異なっていて羨ましい。海が与える精神状態への影響ってあると思う。