進撃〔巨人学解釈〕【僕たちの物語】
【結論】
『100年後
パラディ島内で上映された映画は、
本編最終話でアルミンが言っていた
「僕たちの物語」を元にした「実話」である』
という解釈です。
🎞️『進撃の巨人THE LAST ATTACK』の最後、
新規追加されたポストクレジットシーン
「作中の100年後の人たち」が
『進撃の巨人』の作品自体を
映画として観ていた、という設定のおまけ。
上記のこのシーンが、
⚫︎第1巻冒頭のナレーション、
「その日人類は思い出した」に繋がったと
捉えられること
⚫︎アニメではここのナレーションや
次回予告もアルミン役の井上麻里奈さんが
務められたこと
から、
『進撃の巨人』の物語自体は、
「天と地の戦い」後に
アルミンがパラディ島の人たちに話した
「僕たちの物語」だったのではないか
という解釈も出てきて
話題になった、アツかった展開でした。
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「天と地の戦い」後、
パラディ島に戻ったアルミンが話した
「僕たちの物語」
↓
その話をベルク社のロイとピュレ
が聞いて・・・
「実話を元にした物語」
として、新聞あるいは小説か何かの媒体で
パラディ島内に出版したと仮定。
この「物語」をベルク社が
「調査兵団を担いだ」、あるいは
「調査兵団目線」で書いたのが、
僕たちが読んでいたこの『進撃の巨人』であり
スクールカーストで上映されていた映画
であったと捉えられるのではないかと。
(であれば、このリヴァイの
「調査兵団担いで記事を書くと良い」
という発言も回収された、と捉えられる。)
ポストクレジットシーンの最後で
あの大樹が映り込んだことも、
スクールカーストが本編の地続きである
可能性を示唆するものとも考えられる。
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ちなみに、
アニメ第78話「兄と弟」回で
記憶の中にこのスクールカーストのキャラたちが出てきたことも、
ただのネタではなく
「実話を元にした物語」を観ていた
100年後の「アルミン」たちが映り込んだ、
スクールカーストは『進撃の巨人』の
物語と地続きだった、
と捉えられる可能性も。
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つまり、100年後、
『この「僕たちの物語」を元にしたものが
映画としてパラディ島内で上映され、
スクールカーストに登場する3人が鑑賞した』
という解釈もできるのではないか
という話でした。
以上!!
(引用 : 諫山創先生『進撃の巨人』講談社)