フリーになって5年ちょい過ぎ、ようやく本当に仕事を断れるようになれたということ
はじめに
30歳で脱サラをして、未経験から取材ライターやWEB制作、コピーやイラストづくり、広告枠の営業(←局から枠を売らせていただくためにちょっと会社員時代のコネを使っています)をさせていただいています。
こうして、ようやく、・・・
脱サラした頃は、とても必死でした。今思えば。
営業だけでこの先も仕事をしていく自信がなくて、とにかく退職。
(まずはとにかくライターだ。国語習ってるし、営業でヒアリングスキル磨いたし。)と奮い立たせて、いただける仕事は大概の内容はなんでも、取材場所はどこへでも出向いて、遂行しました。
最初は自分のスキルのなさに絶望しつつ締め切りに怯え、
(出来上がらなかったら死んで詫びたい)と思いながら臨んでいましたが、だんだん、
(とはいえなんとかかんとか絶対出来上がる)という変な自信がついてきて、そのうち、
(今はちょっともうちょっとゆっくりしたい)というときには「今ちょっと手がいっぱいで_| ̄|○」という謝罪と断りを入れれるようになりました。
ただこれは、本当に結構手がいっぱいだったり、本当に気持ちがいっぱいだったりで、本当にやりきれる自信がないという理由からの断りではありました。
そして今日。
はじめて、(その仕事はちょっと気が向かない_| ̄|○)という理由で仕事をお断りすることができました。お仕事をくださった方とは以前少しわだかまりがあって、ちょっと距離を置こう…と思っていた関係だったので、ご連絡をいただいた瞬間に、(もしもお仕事をいただけたら断ろう_| ̄|○。がんばろう。)と決めました。
ただ、やっぱり、仕事を断るというのは、(お金がもらえる)という助平心との戦いや、(新しい経験が増えるかも)という自己暗示との取っ組み合いがあったりする上に、何より、面と向かって「やれません_| ̄|○」と言わなければいけないので、これまではなかなか難しいものでした。
それが今回、できました。なんでできたかというと、最初に気が向かない仕事は後でかなりの高確率で揉めたり気が重い思いをするという経験値が蓄積されたから。
依頼してくださった方も私もお互い無駄に消耗するから、これは、はじめから受けない方がいいのだと((弱めですが))断言できるようになったからです。
5年ちょい…
助平心や嘘くさい向上心、怒られたくないという臆病心と戦い抜き、心に従った行動を取れるまで、5年ちょいかかりました。いや、5年ちょいでようやくここまでたどり着くことができました。
なんかひとつ新しい世界に入った気がしています。
アラフォーとは思えない幼稚な日記・・・
これでいいのか、これしかないのか、考えたらきりがないけど、所詮自分は大したことないのだから自由だと思うと自己肯定感が湧きます。この追記もまた恥ずかしいかな。
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