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近況(2024年10月シャドバ編)

 先月出した近況報告noteは3か月分まとめて3000字程度だったのだが、今月はシャドバをそこそこやっていたのとLimbus Companyのメインストーリー更新があったので、気づいたら文字数がとんでもなく膨れ上がっていた。
 なので、シャドバ編とリンバス編に分けて投稿することにする。


GM到達、shim杯

・エルタ入りデッキの模索
 テイカー環境続行だから最初はモチベ無かったが、グランスエンジェルナーフによりテイカーでの採用率が激減した=エルタが取られにくくなった、ということをとある方のエルタ入り葬送のツイートで気付いた。

自分なりに組んだ構築。実は重大な欠陥があるのだがまた後程……。

 実際エルタというカードはデッドソウルテイカー以外にも割と刺さる。
 例えば、ハンドレスヴァンプ相手でもマロンやスカルの疾走を封じることが可能。相手は(ルームサービスデビルが無ければ)パラセリゼ進化で手札を捨てつつ除去する行動を挟まないといけないため。
 超越に対してもそこそこ。メルティーナに進化を切らなければいけないので、かなり嫌がらせになる。
 ビィ・ブルーミング・アリスなどの進化軸ニュートラルも機能停止する。

 今の環境はファンファーレ封じが強そうだというわけで、他にエルタを入れて強いデッキが無いか模索を始めた。

 真っ先に頭に浮かんだのは絶望ロイヤル。似たような効果である選別の教員・ヴァイスを守護裏に隠せれば、体力が高い分ほぼ取られないように思えた。
 ただ、単純にロイヤルの知見が足りてなかったため、デッキをどう組んだものか検討がつかなかった。兵団長ナーフが辛そうだと思ったのも使わなかった理由の1つ。

 次に検討したのはエルタ入りの絶望ウィッチ。エルタ進化の隙をどう潰すかを考えた時に、このデッキならクソデカ守護で隠すことが出来ることを買って実際にランクマで回してみた(デッキはスクショ撮る前に爆破したので残ってない)。
 使ってみた感想としては、後攻を取ったら割と勝てる。ただし、先攻を取ると6ターン目まで耐えないといけないのがだいぶ苦しかった。テイカーにしろ超越にしろ、先5リーサルが無いことは割とあるが、後5リーサルはほぼ決まる。

 最終的に、エルタ入りで強いのは葬送ネクロ武装ドラゴン、次点で進化ヴァンプなのかなと思った。
(多分ロイヤルもありなんだろうけど、どういうデッキが強いのか知らない)

守護だけでなく、ティアマト・マグナの結晶でもエルタを隠せる。攻撃されない効果の付与はファンファーレなので、結晶を置いてからエルタを進化させるように注意が必要(無敗)。
リアン&アルフィやシグナでエルタ進化の隙を潰せるのが強い。
自分もファンファーレ依存のカードが割とあるのにエルタの自主退場手段が無い、という点がネック。

 3デッキとも盤面戦に強めな上に、エルタを隠す手段もあるため、進化を切る余裕を生み出しやすい。葬送と武装はエルタを自主退場させる手段もあるため評価が高め。

・秘術
 エルタ入りデッキの可能性を色々探っていたが、武装も進化ヴも準備が整うまでドローが弱い部分があり、個人的にはあまり好かなかった。結局、9月と同様に秘術を使うことにした。

オリハルコン最後の輝き

 この構築の特徴的だと思う点は2つ。 
 1つはパメラの採用。毎試合アグロして4Tあたりに決着がつくなら別に要らないのだが、5-6Tあたりに永生オリハルコンでOTKするパターンの場合は、スタック7達成にオリハルコンを使うのは感触が良くなかった。手札状況が良くないことが多く、土の再補充がしにくいため。
 オリハルコン以外にスタック7消費する手段を備えておく必要があると感じたので、原点に立ち返ってパメラを採用することに。

 もう1つはアマリリスの採用。
 このカードに関して、自分の評価としては、永生オリハルコンOTKプランにおける4枚目のスペコンだと考えている。大体5〜7点は補ってくれるだろう。
 また、現環境ローズパレスメイジやデッドソウルテイカーなどの守護が多いため、スペコンでは打点を通せない場面もたまにある。そういう状況では彼女の方が心強い。
 とはいえ、基本的にはスペコンの方が使いやすい。特化デッキでない限りは1枚で十分だと思う。

 そうして秘術とエルタ入り葬送を持ち込み、2位を取ることが出来た。
 が……。
 実は参考元の構築にはフェイランが入ってたんだけど抜いていて……。
 抜いた理由は、今までの経験上盤面を埋めるデメリットの方が大きい無し寄りのカードだと認識していたからなんだけど、よくよく考えたら体力バフでエルタが3点除去(チャクラム進化、霊体の侵入)を躱せるようになるから、今回のコンセプトに限っては無しどころか必須級のカードでして……。
 それに気づいたのは大会が終わった翌日。
 今大会ではそれが致命的な対面は少なかったので良かったものの、持論に捉われず、まずは参考にした構築をそのまま使うべきだと反省しました。

WANTED杯

 shimさん主催の特殊ルール。デッドソウルテイカーやローズパレスメイジなど、現アンリミ環境を壊している規定しているカードたちが禁止制限された大会。
 最初はこの環境で勝てるネクロが骸くらいしか思いつかなかったが、大会2日前辺りに「テイカーも狂乱もいなくてセクヴも制限されてるなら融合ネクロいけるのでは?」と思いついた。相方の武装はローズパレスメイジがいないのでディフェンスを刺しやすいと判断しての選択。
 ホズミに弱いのは分かっていたが、そこは割り切ることにした。

・融合ネクロ

 対秘術に全死ルートを取ることも考えて、輪廻の女神を2枚にするとか大佐も入れるとか考えていたが、安定性を重視してこの形に。
 融合ネクロに関しては昔記事を書いていたので、そちらもどうぞ。


・武装ドラゴン

 先述のリストから、テイカー意識だったエルタをホズミ意識の極光に変えた。でもホズミもドゥルガー禁止でエルタが効くからそのままで良かったのでは

 結果、優勝を勝ち取ることができた。

 融合ネクロがまず読まれないデッキな点と、秘術を嫌ったのか使い手が少なかったのかホズミがあまりいなかったのが勝因かと思う。
 対絶望ロイ相手に、ビクブレの除去に頭がいっぱいになってリーサルを逃したのは要反省。

カースドキングも活躍していた(後続の骸を引かれなかっただけとも言う)

ヨシハラ杯

・守護テイカー
 WANTED杯の前後あたりから話題になり始めた、トリニティモンスターズを入れたテイカー。
 大会直前まで秘匿されてはいたものの、どういうデッキなのかは察することはできた。そして、正直言って悔しい気持ちがあった。
 というのも、万死でパーツをサーチするテイカーは(アッパー前に融合軸のテイカーを触っていたこともあり)アッパーされた初期の方に試していたし、その過程で例の3体でもOTK成立することには気づいていたから。

 ただ、OTKするならブロッサムソウルを積めて葬送したいカードも2枚で済むレイダー疾走型の方がいい・耐える方向なら相手のレイダーを意識してファイトコープスドッグか巡回する不死者を積みたいと考え、両獲りの方向性は開拓を放棄していた。

 あとは、以前と研究の進み具合や環境そのものに違いがあったことも大きかったのだろうと思う。
 例えばスマートゴブリン採用の道が開拓されていたこと。ブロッサムソウルが積めないため不足しがちな進化回数を稼ぐ一助となってくれている。
 このカードも相手盤面への依存度が高いからと嫌っていたのだが、実際に使ってみると悪くない感触だった。
 環境的には超越ウィッチが半年前より強くなっていたことと、狂乱ヴァンプがタイムスリップに巻き込まれて消えていたことが大きい。
 前者は守護を厚めにしたテイカーに存在意義を与え、後者はブロッサムソウルを抜いてもいい1つの理由になっていた。

 なんにせよ、半年前に自分が捨てた可能性が、今になって他の人の手で完成したわけだ。BSSってこういう感情なのか……。
 ネクロ使いを自負していた者としては歯がゆい思いがあった。一方で、まだ新しいデッキが生まれてアンリミ面白いなあ!と感じる自分がいたのも確か。

 自分が実際に試していた構築2つ。

 ヨシハラ杯では主流と思われる万死3枚+サーチ先1種×3枚の構築に極光の天使を入れて使っていたが、万死2~3+DMS1~2+大佐1+トリモン1~2といった具合に、復活させたいフォロワーの枚数を増やすのも有りだと思う。

 当たり前の事だが、テイカーは葬送先が重要なデッキである。貴重な葬送を無駄打ちしていると、目当てのフォロワーを葬送出来ないことがある。今回のコンセプトでは3体葬送したいのでなおさら無駄にしたくはない。それを考えると、初動から葬送したいフォロワーを引ける確率を上げるのも良いと思った。
 万死のサーチを起動するのに墓地を貯めるアクションが必要というのも、初動を強くしたい理由の1つ。
 一方で、万死のサーチで葬送済みのカードを引いたり百鬼夜行のテイカーサーチ精度が落ちたりと別の問題が発生するのも事実。結局は好みだろう。

・秘術

 shim杯の構築から細部が変わっている。
・アマリリス2枚
 面型テイカーが増えると予想できたので、OTK不成立でも出してきたパターンに対応できるように。後から思えば意識し過ぎで事故率を上げていたと思う。
・セレブレイトゴーレム
 能動的に土を消費する手段として。
・ルインソーサラー抜き
 元々1T目から動ける確率を増やすために入れていたが、無くても回せそうか試していけそうだと感じた。代わりに束縛術式を1枚入れた。
・パメラ2→1, エクステンド2→3
 使い魔との契約のサーチ先を絞るためにパメラを減らし、ドローと土消費を増やしたかったのでエクステンドを3枚に。当たり先が無いと使えないスペルなのがネックだがやむなし。

 以上の2デッキを持ち込んでヨシハラ杯に挑んだが、結果は4戦2勝2敗と奮わなかった。

 正直こちらの動きも悪くはなかったと思うのだが、それ以上に相手の方が回っていた感。秘術対テイカーはもう少しやりようがあったかも……?
 それよりは構築の問題だろう。極光の天使は0枚か2−3枚にするべきだったし、アマリリス2枚は多すぎた。
 後はまあ、アンリミから離れすぎていて、ライリーがアグロ札にもなるという認識が無かった。

 持ち込み候補としては、真相究明入り超越も考えていた。

 トリモンテイカーのことを考えて真相究明を採用したほか、エルタ意識の2コス除去兼0コススペルの反転する翼を採用した。メルティーナ進化で処理するよりはマシ。

・Strategy Pick
 これも割とやってた。全然5勝できない。辛い。
 一応7回は5勝出来た。内訳はアミュ2自然3進化1コンボ機械2とかだった気がする。

終わりに

 以上、10月シャドバに関してでした。
 今月は連休明けから11月下旬まで忙しくなりそうなので、もっと低浮上になると思います。

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