「飲み会」についての夫婦会議
人と飲むのが大好きな夫。
毎回盛り上がり、終電を逃すこともしばしばです。
妻である私は、帰りが遅いと当然心配をします。
夫は独身時代に酔いつぶれ、気づいたらコインパーキングで大の字で寝ていた(!)という恐ろしい過去を持っているのです。
この「お酒の飲み方・飲み会のあり方」は、結婚以来何度も夫婦げんかの火種になってきた、わが家の大きな課題です。
お互いに気持ちよく飲みに行ける・帰りを迎え入れるためには、どうしたら良いのでしょう。長年の課題にアタックすべく、夫婦会議を開催しました。
▼会議のおともには「夫婦会議ノート」を使ってます。
夫の主張、妻の主張
結論から言うと、今回の会議は互いの主張が平行線をたどる、ガチンコな夫婦会議となりました。
夫の主張
・友だちと飲むことは大きな楽しみであり、制限を設けられたくない
・自分の時間とお金をどう使うかは自由であり、正直口を出されたくない
・独身や単身赴任の友だちと飲むことが多く、時間を気にする雰囲気ではない
妻の主張
・友だちと楽しい時間を過ごすことと、家族に心配をかけることは別物
・連絡もなく当たり前のように朝帰りをするが、それは普通のことなのか
お互いに主張をするだけの「議論」に終始し、「対話」まで至らず。苦々しい雰囲気の中、「終電を過ぎる場合は連絡を入れる」との約束だけ交わして今回の会議は終了しました。
夫婦会議で試される「問い」の力
苦戦してしまった今回の夫婦会議。
noteを書きながらアタマを整理していると、以前Logista(株)さん主催の「夫婦会議の実践会」に参加した際に「問いには種類がある」と教えてもらったことを思い出しました。
・「確認」の問い…「今の話は○○という意味?」など、相手に確認するための問い
・「深堀」の問い…「たとえば?」「どうしてそう思うの?」など、言葉の背景にある相手の感情や価値観に触れるための問い
・「詰問」の問い…結論ありきで誘導をする、相手を責めるための問い(NG!)
今回の夫婦会議で、私がノートの一番上に書いたのは「なぜ終電を逃すのか?」という問い。まさしく「詰問」の問いであり、これではお互いにけんか腰になるわけです。
夫婦会議には「前向きな問い」が超大切。ふり返ってみて、そんな気づきがありました。
▼「第三者の客観的な声やアドバイスも聞ける「夫婦会議の実践会」。むずかしい話題こそ、こういう場を使ってみるのも手かもしれません^^
前向きな問いで「議論」から「対話」へ
前向きな問いとは、どんな問いでしょう。
「世帯経営ノート」にならって、アジェンダを考えてみました。
「飲み会」に対する価値観check!
Q1:あなたにとって飲み会とは?
Q2:あなたにとって「楽しい飲み会」「楽しくない飲み会」とは?
Step1「今どうなってる?」
Q1:自分自身の飲み方をふり返る
Q2:自分とパートナーの飲み方について思っていること(Good/Bad)
Step2「理想の状態は?」
お互いが納得できる飲み会のあり方は?
Step3「さて、どうする?」
理想の実現に向けて、何をどうしていく?
ルールや縛りを設けることを目的とするのではなく、まずは飲み会・飲み方について夫婦で共通価値を作ることを目指したいと思います!
▼さまざまなテーマでの「対話」を促してくれる、世帯経営ノート。結婚や出産のプレゼントにもおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?