自営型テレワークに多いトラブルとは
こんにちは。
マドンナワークスの中の人、Tです。
ここ数年で働き方の幅が広がり、組織に所属せずに勤務時間や仕事量も自分の裁量で自由に調整出来る自営型テレワーカーも増えています。
しかし、それと同時に従来の働き方ではあまり見られなかったトラブルに直面するケースも少なくありません。
今回は、自営型テレワークで特に多いトラブルについてお話ししたいと想います。
■自営型テレワーカーはどんなトラブルに注意すべきか
自営型テレワーカーが直面している問題について、厚生労働省が発行している「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」で紹介されていました。
この資料を見ると、「仕事内容の一方的な変更」が最も高くなり、次いで「報酬の支払い遅延」や「不当に低い報酬額の決定」となっています。
これらのトラブルを防止するためには、以下のような対策が効果的です。
・納品まで原則として仕様を変更しない
・初めて仕事を請け負うクライアントには納品時に請求書の発行と合わせて支払い日について再度確認する
・納得出来る報酬額以下で仕事を請けない(作業をスタートしない)
特に報酬額については、クライアントから別のクライアントを紹介してもらう事があれば、通常より低く設定した金額が伝わってしまう事もあるので、注意が必要です。
■パソコンの急な故障にも注意が必要
トラブルと一言で言っても、人間関係や作業に関するものばかりではありません。
いつも使っている仕事用のパソコンが突然使えなくなってしまった時に備え、作業中のデータを格納する場所をオンライン上に設ける、予備のパソコンを用意するなどの対策をとっておくと安心です。
■言った言わないにならないために
例えば電話で急な作業内容の変更を伝えられた場合など、第三者にも共有したい内容があれば、通話終了後に確認メールを送付しておきましょう。
アーカイブの残らないWeb会議で決まった内容なら、特に指示がなくても自発的に議事録を作成ししっかりと文章で残しておくのもおすすめです。
何かトラブルが発生した際、言った言わないで損をしないように自分なりの対策がおすすめです。
■実際にトラブルに巻き込まれてしまったら
実際にトラブルに巻き込まれてしまった場合には、弁護士などの専門家に相談するのが一番です。
しかし、費用面の心配があるという方は、まずは法テラスを頼るのもおすすめです。
法テラス
https://www.houterasu.or.jp/madoguchi_info/houterasutowa/index.html
いかがでしたか。
自分のペースで自由に仕事が出来る自営型テレワーカーは、一見するととても楽に見える事もあるかもしれません。
しかし、すべての責任が自分にかかってくるため、トラブルに巻き込まれないための対策を講じる必要があります。
万が一トラブルに巻き込まれたら、自分だけで解決しようと思わず、色々な方の手を借りるという選択肢を忘れずにいて欲しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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