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『できなくなる』ことの良さ

『できなくなる』が何故いいのか?
3人目を産んで、自由に動けなくなったからこそ気づけたことを綴ります。

社長しながら3人目を産みました。

もともと日記的なものが苦手なのですが、
noteはすっかりご無沙汰しておりました。
理由の一つは次の通り。

3人目を産んでました!!!

ようやく上2人が手がかからなくなり始めていて、
日中は集中して仕事ができるようになっていたこの2年弱。
またまた子育て最初の一歩に戻ってしまい、仕事はおろか、
自分のことすらままならなくなってしまいました。

上の子たちの習い事の送り迎えも

日々のごはんの買い物も

何なら産んだばかりの子のオムツを買いに走ることも…

いろんなことが本当にできなくなってしまったのです。
出産が不得意科目で、今回も帝王切開だったので、術後の回復を考えると
当然、産む前から、独り、心の中でおろおろとしていたのです。

どうしよう、何もできなくなる…。
仕事をしなきゃいけないのに、3人目を産むなんて
本当に私はバカなんじゃないか?
経営者としても失格なんじゃないか?

普段「子どもを産んでもちゃんと働き続けられる環境を作りたい」とか思っているくせして、
いざ自分がその立場になると、
何とも情けない自分がそこにはいたのです。

でも実際は…

母はいつも通りあれやこれやと手伝ってくれました。

今までほとんど家にいなかった夫も積極的に子供の面倒を(遊ぶ以外の日々のことね)見てくれるようになりました。

そして、不安だった仕事も…。
皆、一緒に仕事をしてくれているテレワーカーさんがたくさんたくさん手を差し伸べてくれました。

今まで「自分が頑張れば何とかなる」と強い責任感で仕事を上手く手放せなかったのですが、
「できなくなる」ことで、手放さざるを得なくなり、
結果として、皆がいろんな作業をできるようになってきました。

社長だから、一番頑張らなきゃいけない、とは今も思います。
だけど、どんな立場の人でも一人の人間です。
無理できないこともあります。
頑張り切れないことも当然出てきます。
そんな時、支えあえる人たちが仕事でいることが、
なんて素晴らしいことか。

今まで通りに「できなくなる」ことが私を解放して、
結果的に他の人たちの力を信じることができ、
それに応えてくれる人たちの存在に気付くことができました。

そこに気づくきっかけをくれた末っ子。
そして、助けてくれる人たち。

心から感謝です。ありがとうございます。

できなくならなかったら、
いつまでも自分が全部しようとして、
どこかで躓いてしまったでしょう。

上手に「できない」状況を好転させていこうと
改めて思います。
そして、この素晴らしいテレワーカーさんたちにもっとたくさんの仕事を作れるように頑張りたいと心を新たにしました。

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