龍馬さん

あのね龍馬さん、あけましておめでとう

龍馬さんへ

あけましておめでとうございます。
今日は2020年のお正月。実家から手紙を書いています。

龍馬さんが亡くなったときの慶応3年から、元号は明治、大正、昭和、平成と改まり、昨年「令和」となりました。今年は令和2年です。この2020年は東京オリンピックが開催される年でもあり、教育改革の年でセンター試験最後の年でもあり、日本にとっても世界にとっても盛り沢山な年になりそうです。

昨年2月に高知へ訪れたときぶりのお手紙なので、2019年に私が出合った楽しいものをご紹介します。色々あるのですが、今日はそのうちのひとつ。

会計クイズです。

2019年5月に入った、ファイナンスラボというオンラインコミュニティ。
その運営の大手町のランダムウォーカーさんが提供している「会計クイズ」というコンテンツが大変おもしろいのです。楽しくて、東京でも名古屋でもイベントに参加しています。

最初見たときは衝撃だったこのアイコン。

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このくま、名前はタカシだそうです

オンラインで会計クイズを解いたり月1の勉強会に行く参加側だったのが、運営者の大手町さんから「まどかちゃんも作ってみない?」とお誘いを受けたのがきっかけで今作っています。イベントでも出させてもらって、好きにやらせてもらって、楽しいです。直近はスノーピークというキャンプ用品の企業の会計クイズを作ったので、龍馬さんも解いてみてね。

大手町さんのとてもわかりやすいかつボリューミーな資料と、エンタメ要素いっぱいのイベントを通じて、いろんな業界の財務諸表にどんどんのめりこんでいきました。

会計クイズに出合う前、私は決算書に出てくる言葉の意味や関連性がいまいちよくわからず、有価証券報告書は気になる上場企業をさらりと読む程度でした。それも一番最後に書いてある監査法人レビューのページから読んでました。「あずさだー」「EYだー」と。今思うと意味不明です^^^^

そんなふうだったのが、どの業界の財務諸表も、まずセグメントを読むようになりました。そのあと、企業の変遷を読み、財務三表を読み、数字のインパクトを図に直して頭にインプットする。同業他社の有報も読んで、違いを見つけて、理由を探る。その理由解明を早めるために、いつもニュースをインプットする。そんなやり方になりました。(これは、勉強会に参加したり周りの公認会計士や証券アナリストに教えてもらいながら、見よう見真似で覚えたやり方です。)

とはいえ、趣味の範囲で色々な企業の有報を広く浅く読んだだけなので、今年は、精読して分析力を高めていくことが目標です。

普段、私は教育会社のマーケターで、教材の販促企画やプロモーションなどのフロント業務に携わっています。でも、財務視点も身につけないと会社全体のお金の出入りが見えにくいなあと感じています。

ファイナンスラボでは、自分のいる業界や興味のある業界はもちろん、今まで関心を寄せたことのなかった業界(例えばゲーム業界、鉄道業界、飲食業界)の財務諸表の勉強しています。それがとにかく面白くて、会計クイズを通していろんなビジネスモデルに興味をもった2019年でした。

企業がエンタメチックに紹介される会計クイズのことがもう大好きで、楽しい気持ちが収まらず、企画書を作って勝手にいろんな会社に営業をかけに行っています。(そして運営者である大手町さんはその自由な営業に一緒に来てくれます…!)

今年は自分の仕事の分野の裾野を広げるのに加えて、財務諸表をもっと読み込む年にしようと思います。またちょこちょこお手紙書きますね。

龍馬さん、いつもありがとう。
今年もどうぞよろしくお願いします。

まどかより

▼大手町さんのnoteリンク


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