筆箱紹介11
窓と申します。
最近、昔から大好きだった花がたくさん咲く公園が駐車場になったのを知りました。
◯ペンケース
Luddite/ベンディペンケース
ボトルグリーン
高校に入ってから、間違いなく一番使っているペンケースです。
筆箱はなんだかんだこいつかもしれません。
サイドの大きいポケット2つに加えて5つの独立したペンポケットがあり、折りたたむことができるため大容量にもかかわらずコンパクトに収まる実用性抜群の筆箱です。
素材には丈夫な帆布が使われており、耐久性もピカイチです。
ファスナーは安心のYKK。
ここまでの完成度でありながらも学生でも手の出しやすい値段に抑えられている、素晴らしい製品です。
深い緑と革製タグの相性がさいっこうですね。
カラー展開の多いベンディペンケースですが、黒や白との相性が良く、汚れも目立ちにくいボトルグリーンが一番好きです。
もう全員にボトルグリーン使って欲しい。
◯MP
筆箱に入れているのは四本。
P365とオレンズを気分によって入れ替えたりしています。
ぺんてる/GRAPH1000 for pro
0.4mm B
お馴染みの相棒です。
購入してから約五年が経ちました。
程よい重量、手にフィットする細さ、長めのグリップ、手に当たらないクリップ、視界の良いガイドパイプ、スタイリッシュなブラック、心地の良いノック感等々…。
良いところを挙げればキリがない、そんな最高のシャープペンシルです。
なかでも僕が推したいのはこのペンの頑丈さ。
前述したように、このペンとの付き合いは5年になります。
それも、ただの5年じゃありません。
今まさに2回の受験期を股にかけようとしている、文房具と濃密に付き合ってきた5年です。
高校受験と大学受験という多くの人が恐らく人生で最もシャープペンシルに触れるイベント。
そこで正気を疑うような文字数を毎日のように書き連ねてなお、いまだこのペンにはなんの不調もないのです。
「品質のぺんてる」の名は伊達じゃありません。
STAEDTLER/925-25 アクリル
0.5mm B
ステッドラーの名作シャープペン925-25にアクリル製の軸をカスタムしたものです。
相変わらず見た目が良いですね。
大理石のような模様が唯一無二のデザインをしています。
元が925-25なのでもちろん書きやすいですし、持ち手のギリギリまで施されたローレットが僕の使い方にとても合っています。
グラフ1000とチューニングシャープに並ぶくらい気に入って使っています。
教えてくれたてぃらみすには感謝しかありませんよ。
単体記事にて詳しい解説や購入方法について紹介しているので、こちらも合わせて読んでいただけると嬉しいです。
SHARP TANK/チューニングシャープ
0.4mm B
韓国の筆記具工房、シャープタンクが製作しているPG5対応カスタム軸。
ぺんてるのPGxシリーズとメカニカグラフ(PMG)に対応しているため、機構を入れ替えて好きな芯径のシャープペンシルとして使用することができます。
購入してからもう半年以上になるんですね。
いつかこのペンを買ってやるぞと意気込んでいたのが随分前のことのように感じます。
手に入れてからはまだ一度も筆箱から抜けたことがありません。
長く使い込んだことでスターリングシルバーのグリップがかなり黒ずんでいます。
見比べるとかなりわかりやすい。
これもそうですが、僕はデニムや黒塗装のような使い込みがどんどん味になっていく物を好む傾向があります。
この直線的な形状に惹かれます。
シャープさを保ちつつ、四角形にはない滑らかさを持った多角形のデザインが、非常に魅力的です。
もちろん機能面も抜群。
優秀なぺんてるのシャープ機構と低重心に設計された軸が組み合わさることで、素晴らしい書き味を発揮してくれます。
また、ノック部のパーツをhandwoodさんの一体型ノックカバーにカスタムしています。
チューニングシャープのゴツさにスマートさが加わる、僕のお気に入りのカスタムです。
カスタムパーツは自分のpg5を好きにカスタマイズできる非常に魅力的なものですが、ステンレス製や真鍮製になると重量もそれなりです。
付けすぎるとせっかくのカスタム軸の低重心を損ねてしまう可能性があるので、そこだけご注意ください。
ぺんてる/P365 ホワイト
0.5mm B
新メンバーです。
安かったのでつい買ってしまいました。浪費癖が治りません。
p365はぺんてるが海外限定で販売しているシャープペンシルで、国内ではフリマサイトを利用するか逆輸入を行っている店舗を使わないと入手が難しいです。
同社のスマッシュやグラフ1000のような金属とラバーが組み合わさったデュアルグリップが特徴で、見た目はPGメタルに似ています。
ぺんてるのMPに多いデュアルグリップですが、p365はラバーが互い違いになっている珍しい形状です。
金属パーツが大きいのもあって想像以上にがっつり低重心でした。
機構にはp205やシュタインと同じものが使用されていて、完成度はご存知のとおりです。
相場の値段は高すぎるとは思いますが、持っていて損はないペンだと思います。
ぺんてる/orenz スモーキーブルー
0.3mm
オレンズ10周年で発売された限定色のグラデーションカラー。
良い色ですよね~。最近緑にハマっているのもあってよく使用しています。
オレンズは芯の減りに合わせてガイドパイプが同時に動くという仕組みにより、1回のノックで長く書くことができるうえに極細の芯径でも折れずに書くことができるという画期的なシャープペンシルです。
僕はかなり筆圧が強い人間なので、折れずに細い芯が使えるという機能が本当にありがたい。
「ノートが変わる細さ」と紹介されているように、板書を見返してみたときの見やすさが段違いです。
いつかオレンズにも0.4mmでないかな。
◯BP
単色3本、多色1本の構成です。
役割を分散させることですぐにインク切れが起きないようにしています。
嘘ですペンいっぱい使いたいだけです。
uni/uni-ball signo DX
0.5mm 青
ド安定です。
シグノのキャップ式は
・軽くて長期筆記しても疲れない
・ブレがないのでストレスがたまらない
・インク容量が多く、替え芯も安い
という丸つけ直しに非常に向いているボールペンで、キャップ式ボールペン最大の弱点である開け閉めが面倒という点も丸つけの際はわざわざ開け閉めする必要もないので補完ができています。
気分で0.38mmと入れ替えたりもします。
0.5mmはヌラヌラ書けて書き味も最高ですがインクの減りが早い、教科やノートによっては太すぎるという欠点があり、逆に0.38mmはインクの減りが遅く、カリカリと細かい字を書けますが、たまに掠れるという欠点があります。
どちらにも良い点悪い点があり、好みが分かれるところです。
シグノはどのモデルもハズレがないので、見かけたらぜひ買ってみてください。
PILOT/Laureate ストライプ
0.4mm ターコイズブルー
このペンも常連さんですね。
ステンレスはどんな構成でも合うので自然と安定するのです。
PILOTが昔販売していたキャップ式ボールペンのローリート。
キャップを閉めるときの「パチッ」という快闊な音が癖になります。
本来ならリフィル(ボールペンの替芯)もこのペンといっしょに生産が中止されていて使用するのが難しいボールペンですが、c300というエナージェルやサラサのようなメジャーなゲルインクボールペンのリフィルの規格にも対応しているため、現在でもバリバリ使うことができます。
c300規格のリフィルはカラーバリエーションも多いので、使用者にあった使い方ができる自由度もこのペンの魅力です。
僕はエナージェルのターコイズブルーのリフィルを入れて、授業プリントの穴埋めや重要ポイントをまとめる際などによく使用しています。
好きな色を好きな見た目で使えるってのが最高ですね。
これまでの僕の記事を読んでくれている方はご存知かもしれませんが、僕はこのストライプ模様が本当に好きでして。
ペン全体に施された等間隔のエッチング加工が僕の好みにエグめの角度で突き刺さってきて、使えば使うほど奥深くに食い込んでいくんです。
このペンを介して自分のストライプ好きに気づけたのもあって、かなり愛着のあるペンです。
グリップが細くクセのある書き心地ですが、僕は完全に慣れました。
万人受けしないかもしれませんが、慣れてみるとそこらのボールペンより断然書きやすいように感じますよ。
機会があれば、是非購入してみてください。
そしてあなたのローリート愛を聞かせてほしいです。
UCHIDA/カラー芯ホルダー
0.38mm ゴールデンイエロー
こちらも現在生産が終了しているペン。
3.15mmの芯ホルダーというなかなか馴染みがない筆記具だと思います。
本来は色鉛筆のような使い方をするものですが、3.15mmという芯径がスリッチーズやスタイルフィットといったカスタマイズ系のボールペンに対応するリフィルと互換性があり、ボールペンとして使用することが出来ます。
僕はスタイルフィットを使っていますが、そのままだとペン先が出てきてしまったりグリップが弱くて筆記中にズレてきたりしてしまうので、先の方にテープを巻いて使用しています。
上の画像のようにリフィルの金属部分とプラスチック部分の段差をなくすようにテープを巻くと良い感じになると思います。
一度そのまま巻き付けて太さを調節してから、カッターで余った部分を切り取るとやりやすいかも。
試験管のような見た目と内部構造が覗けるデザインが好きです。
前述した太さ調整が少し面倒という欠点はありますが、ホルダーの爪がリフィルをがっしりとホールドしてくれるのでブレがなく、六角形の軸が手にフィットしてとても書きやすいです。
筆記具としても面白いので、ちょっと変わったボールペンとして購入してみるのも良いかもしれません。
uni/ジェットストリーム プライム
0.5mm 黒・赤・青
ブラックです。スレートグリーン、ベージュに続きなんと三本目。
この度このペンの3色モデルが廃盤になってしまうということで、手に入れられなくなる前に購入することにしました。
色違いで3本欲しくなるくらいには僕はこのペンが好きです。
なんなら一度無くしているので四本目ですよ。なにしてんだ。
ミニマムなデザインや心地の良いノック感など良いところが盛りだくさんなこのペンですが、僕が思うこのペン最大の魅力は優秀な重心バランスです。
程よい。
とにかく程よい。
機構の多さや複雑さから重心が上に偏ったり太くなったりしがちな多色ボールペンでありながら、この細さを保ちつつ最適な重心を実現出来ている。
文具好きに限らず、ボールペンを使う全ての人におすすめしたい、素晴らしいペンです。
これがいつでも購入できるのがなにより最高…だったのに……!
なぜ。なぜ謎の宝石みたいなのが引っ付いてるモデルを残してこのカラーが廃盤なんだ。ほんとになぜなんだ。
なにかしら事情があったんでしょうか。辛いです。
何度でも言いますが本当に良いペンなので、入手困難になる前に手に入れておくのをおすすめします。
なんか毎回紹介の締めで購入勧めてる気がする。
◯FP
rotring/rapid graph 旧型
0.6mm 松露
製図用万年筆というカテゴリのペンです。
万年筆インクを吸入して使用することができる面白いペンで、万年筆インクで一番好きな色彩雫の松露を入れて使っています。
製図用の名の通り、線を引くことに長けています。
常に一定の量インクが出るので掠れやインク漏れが起こりにくく、気持ちよく線を引くことができます。
単純に自分の好きなインクを使えるというのも良いポイント。
板書でマーカー代わりに使ったりして、ぼーっとインクの色を眺めてたりするのが楽しいです。
デザインもかなり好きです。
というかほぼほぼデザインで買いました。
万年筆らしい仏壇カラーにロットリングお馴染みの赤輪が交えられたコントラストがとてもかっこいい。
やはり赤黒は映えますね。
ロットリング製品もちびちび集めていきたいところです。
同社のティクと違ってインク残量が確認できないデメリットはありますが、ラピッドグラフの可愛らしいシルエットに負けました。
◯その他
ZEBRA/CHECK PEN-α
青
マーカーを引いた箇所が赤シートで見えなくなるようにできる、暗記には欠かせないマーカーペン。
あれだけダサいダサい言ってきたデザインも可愛く見えてきました。
ダサかわっていうんですかね。あれ普通に悪口では?
このペン最大の弱点は何度拭いても細い方の持ち手にインクがべっちょり付くこと。
なので使うたびに必ずと言っていいくらい手が汚れます。
さすがに欠点過ぎませんかね。なんとかならないんですかゼブラさん。
小物類
・ホシヤ/keep
軽い力でよく消える、優秀な消しゴムです。
半年くらい使いましたがまだ半分も減っていません。
見ての通りスリーブがボロボロです。
消しゴムのスリーブを短くしたいときは、前後を交互にカットしていくとボロになりにくいらしいです。
・無印良品/三角クリップ
大きめなのでガバッとページを挟むことができる便利なクリップです。
問題集や参考書に挟んでブックマークとして使用しています。
久々に写真に写せました。
青チャートをとりあえず終えたので今は筆箱の中で休憩してもらっています。
・ダイソー/付箋
教科書と参考書の見返したい部分に貼り付けています。
こういう消耗品は減ったと思ってからが長いですね。
・MIDORI/MULTI RULER
ラピッドグラフと一緒に使うことが多いです。
カチャカチャ弄っているとすぐにゆるくなってしまうので、皆さんはあまり触らないように。僕のみたいになりますよ。
・Luddite/THIS INDUSTRIAL
0.4mm B
主張しすぎないデザインが秀逸です。
長く使ってきたからか、マット塗装に少しツヤが出てきたように感じます。
◯あとがき
はい。窓です。
まーた体調崩しまして。
塾から帰ってきてすぐに猛烈な疲労感に襲われ飯も食べずに寝たところ、起きたらめっちゃ風邪引いてました。
風邪ならまだいいんですがこれでインフルだったりしたら相当キツいです。
皆さん寒暖差にはお気をつけて。
睡眠は大事ですよ。
つぶやきでも触れましたがフォロワーが200人突破いたしました。
皆さん本当にありがとうございます。
筆箱紹介8と9と10も100いいねを突破したようで、感謝の念に堪えません。
稚拙な文章ばかりではありますが、今後も窓のnoteを見守ってくれると嬉しいです。
最近はといえば、お笑いコンビのラランドにハマっています。
GERAというアプリでラジオをやっていて、たまたま聞いてみたところどハマリしました。
勉強のあいまに息抜きで聞いたりしています。
あとはニシダさんのnoteを読んだり。
こちらもとても面白くて、今回の記事に書き方を取り入れたりしてみたかったですが上手くいきませんでした。
昔から常体が苦手なんですよ。
俗に「だ・である体」と呼ばれるあれですが、文章力がないと高圧的になっちゃいますし、語彙が少ないと自由度も下がってしまうので、僕の中では文章が上手い人しか使えない書き方、という印象です。
上手に使える方が羨ましいです。
もともとの言葉遣いが悪いので敬体も上手く使えているか不安。
丁寧な文章のあいまに「うっせバーカ!」と面白く挟めるくらいの文章力が欲しいところです。
変な話もしたところで切り上げましょう。
長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございます。今後も気まぐれに記事を投稿したりするやもしれません。
Xやインスタにて共有していただけると有り難いです!
以上、筆箱紹介11でした。
またね。