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筆箱紹介12
窓と申します。
オリオン座とコーンスープの季節がやってきました。
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◇筆箱
luddite/バトンペンケース デニム
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マイベストフレンドてぃらみすから譲り受けたイカした筆箱です。
スティック型のボディに革製のストラップがついた、名前の通りバトンのような見た目。
このストラップは、机のわきに引っ掛けてスペースを広げたり、バックの中のキーホルダーをつける為のリングに引っ掛けて移動の際にしっちゃかめっちゃかになるのを防いだりと、様々な場面で活躍してくれます。
慣れると引っ掛けたまま中のものを取り出したりもできるようになり、とても便利。
細い見た目のわりに容量があり、ボートペンケースほど小物の自由度は無いとはいえ十分な量の筆記具が入ります。
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この角のね、使われ擦り切れ色が落ちたデニム生地がね…イイんですよ……。
同製品の帆布生地のものに比べて使われている生地が薄いというデメリットはありますが、デニムにはこういう他の素材では持ち得ない唯一無二の個性があります。
古着屋のデニムとか超かっこいいじゃないですか。あれですよあれ。たまんねぇ。
◇MP
今回は3本。
板書、テスト、自習、どの分野でも活躍してくれるペンたち。
ぺんてる/GRAPH1000 for pro
0.4mm
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毎度お馴染みグラフ1000。
界隈では説明不要なほどの完成度を誇る、べらぼうに書きやすいシャープペンシルです。
一般論として「書ければなんでもいい」のが筆記具ではありますが、その結論に至る際に握られているのがこのペンであってほしいと、僕は思います。
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グリップの下のボディ本体にテープを一周巻きつけることでラバーが盛り上がり、グリップ力が上がってすこぶる書きやすくなります。
その代わり長期間使っていると指が痛くなるので一長一短ではありますが。
僕が持っている文房具のなかで一番ボロボロで、一番大好きなペン。受験生はみんな一人一本相棒を持っているものです。
時に孤独な勉強を、常に共にしてきた存在。
友人とボロボロの相棒を見せあったりする時間が、僕にはたまらなく幸せなのです。
SHARP TANK/チューニングシャープ
0.4mm
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韓国の筆記具工房シャープタンクが制作しているPG5対応カスタム軸。
軸にはキングウッド、グリップにはスターリングシルバーが用いられ、精密な加工技術によって美しい多角形や格子柄が形作られています。
特筆すべきはやはりこのデザイン。
この洗練されたフォルムに、ひどく惹かれます。
ゴツい見た目で配色はシンプルなのが最高にクール。キングウッドを選んだ自分を褒めたい。
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handwoodさん制作の一体型ノックカバーを取り付けています。
PG5は様々な工房さんがカスタムパーツを制作されているので、今ではかなりのカスタマイズ性があるペンになりました。
クリップとかつけてもかっこいいんだろうな。
やっぱり傷が怖いので、シースで保護しながら筆箱に入れています。
ここまでして使うなんて馬鹿みたいだけど、かっこいいからいいじゃないか。
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そして、なんと590&coさんでシャープタンクの取り扱いが開始したらしいです。
以前までは代行を介さないと手に入れることができないという入手難易度の高さがネックでしたが、ついに国内で買えるようになりましたね。
海外限定にしておくにはもったいないくらい良いものです。皆さんも機会があれば狙ってみてください。
ぺんてる/orenz nero
0.5mm
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3本目はオレンズネロ。中学時代に誕生日プレゼントとしてもらった愛着のある一本です。
文房具にあまり詳しくない方に簡単な説明をすると、オレンズネロとは自動で芯が出てきてノックせずに書き続けられる機能が付いている超凄いペンです。
この機能がテスト中なんかに大活躍してくれます。特に、受験シーズンとなると学校では頻繁に模擬試験が行われるので非常に助けられています。
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ぺんてるの筆記具へのこだわりには目を見張るものがありますが、オレンズネロはその顕著な例ですね。
自動芯出しの機能を使わなくても書きやすいですし、デザインもよくて非の打ち所がありません。
まさにひとつの完成形のようなシャープペンです。
◇BP
単色2本、多色1本。
ほぼ固定化している。
勉強のモチベーションを支えてくれている大事なペンたち。
uni/uni-ball signo DX
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安くて軽くて良いデザイン。
さらにインク残量が見やすくブレは皆無。
また、先端に金属パーツが使われているので見た目の割にしっかり低重心で書きやすい安価帯最強格のボールペンです。
丸つけ直し要員としてそれなりに長くお世話になっています。
取り回しがよく、さらにインク容量が多くて経済的かつ基本どこでも売っているので、ペン本体のスペック以外にも使いやすいポイントに溢れています。
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シグノは芯径によって本体のパーツが異なり、0.5mmは上の画像のような綺麗なクリアパーツが使われています。
僕は構成の雰囲気に合わせてガワを変えながら使っています。
爽やかなブルーとダークなブルーブラック。
些細な違いですが、こういうのが楽しいんです。
PILOT/laureate ストライプ
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ちょっと昔にパイロットが販売していたキャップ式ボールペン。
ずっと前の製品なのにエナージェルやサラサのようなメジャーなボールペンのリフィルが使える、素晴らしいペンです。
エナージェルのターコイズブルーを入れて重要事項やプリントの穴埋めの際に使用しています。
とても良いインクで、乾きがとても早く、スラスラと滑らかに筆記することができるので速記なんかに向いています。
キャップを閉める際に、ぱちりと小気味良い音が鳴ります。使っていて楽しい。
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僕はこのストライプ柄に、どうしようもなく取り憑かれています。
華美なわけでも、特別珍しいわけでもないこの直線に、なぜか目を惹かれてしまう。
こういうことを大学で学ぶのもありかもしれませんね。
uni/ジェットストリーム プライム 3色
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前回に引き続き。
優秀な重心バランスとスタイリッシュなデザインが魅力の多色ボールペンです。
主に板書に使用します。
SAKURAの水性リフィルを入れているので、掠れがなく、とても滑らか。
そのかわり消費が早いのが玉に瑕です。
ミニマリストとは程遠い自分ですが、自分にないものへの憧れなのか、こういった洗練されたデザインにはどうしても惹かれてしまいます。
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ノックパーツの作りも秀逸です。
色表示が小さく、ユニバーサルなデザインとは言えないかもしれませんが、そこは慣れ。
多少不便でも見た目がいいので寛大な気持ちで見逃してやります。
◇その他
シャープペンでもボールペンでもないものたち。
新メンバーがいます。
ぺんてる/マルチ8
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今回の新メンバー。
名前の通り一本で8色が使えるマルチなペン。
クリップが使いたい色を指すように回してノックすると、選んだ色のドロップ式芯ホルダーとして使えるおもしろい設計になっています。
その珍妙さがゆえに、一度友人の手に渡ったが最後、クラスの中でたらい回しに弄られまくるのは必至。
使用する際は周囲の目を気にしながら隠れるように使うことをおすすめします。
冗談はさておき、8色も使えるので地理や生物のような図を書く機会が多い教科で大活躍してくれます。
最近の板書は専らこれを使うようになったのでジェットストリームプライムを使う機会があんまりない…。
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購入時から軸の塗装に傷がついていたので、それを隠しつつ一工夫加えようとマスキングテープを巻きました。
星座とその説明が書かれています。かわいい。
今回マルチ8を入れたのは遊び心のつもりです。
今回の筆箱はガチ勉強の為の使いやすさ重視な構成ですが、僕にとっては文房具は道具でありつつ趣味でもあるので、必要最低限だけの筆箱にはしたくないなという気持ちがありました。
使っていて楽しい方がモチベーションも上がりますしね!
ZEBRA/CHECK PEN-α
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いまや勉強には欠かせない存在になりました。
オレンジボールペンを入れていないので暗記はこれ一本で賄っています。
引いて見てみると案外良いデザインに見える。
鮮やかな青に差し色の赤。
ふむふむ、意外と悪くない。
麻痺しているだけな気もする。
◇小物類
前述したように小物の自由度が高い筆箱ではないので少なめ。そして写真は忘れました。
クリップはまたどこかの問題集に挟まってます。
ホシヤ/keep
ついにスリーブのフィルムがお釈迦になったので代わりにセロハンテープを巻いて補っています。
減らなすぎるだろ!
ダイソー/付箋
特に説明することもない、普通の付箋です。
割と欠かせない存在なのでせめて半透明のものが欲しいところ。
あとがき
以上、筆箱紹介12でした。
中身がどんどん固定化しているので使い回しの表現にならないよう頑張っています。そのせいで回を重ねるごとに言葉遣いの荒さが顕になっている気がしますが、嫌いにならないでください。
実はこの記事、毎日勉強しながら寝る前の少しの時間を使ってちびちびと書いていたんですが、そのせいで時間がかかりすぎて投稿した時にはとっくに構成が変わってしまっています。
でもめっちゃ頑張ってなんとか形にしました。褒めてください。
授業が終わって今は演習祭りなので板書もしなくなりましたし、それに適した構成になっているのでそちらも余裕があれば記事にしたいですね。
それでは今回の記事はここで終わりになります。
二桁を超えてくると自分でもよくやってるなと思います。そのうち筆箱紹介23とかイカつい数になっていくのが楽しみ。
では次の記事で。
またね。
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