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Caran d'Ache Ecridor Ligne
窓と申します。
新春の候、のどかな天気が続いております。
受験シーズン真っ盛りで、僕も模試の勉強に疲れ果て、息抜きと称してnoteを綴らせていただいています。
今回は正月に意を決して購入した念願のエクリドールについて紹介していこうと思います。
CARAND'ACHE
1915年、鉛筆工場としてスタートしたカランダッシュ。以来100年以上にわたって、スイス・ジュネーブの自社工場で常に革新的な筆記具・画材を生み出してきました。
モダンなデザインと高品質が両立したアイテムは、世界中で愛され続けています
Ecridor
エクリドールは、メカニカルペンシル、ボールペン、ローラーボール、万年筆の四種。クラシックでありながらモダンなデザインと高品質を両立した筆記具は、ジュネーブのカランダッシュ自社工場ですべてデザインされています。
Ligne
それでは、僕が購入した「リーニェ」について紹介していきます。
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エクリドールといえば、多種多様、数え切れないほどの柄の種類があり、どの柄を購入するか、非常に悩まされるペンです。
僕自身、リーニェに絞るまでかなり時間をかけました。
Ligneの言葉通り、六角形の軸の各面に9本の縦線が刻まれています。
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シンプルかつ飽きのこないデザインに惚れ込んで購入を決心しました。
リーニェという柄は、2004年に廃盤となった柄で、何年か前に日本限定で復刻した柄のようで、今回僕が購入したのもその個体です。
そのため、旧型やAg925などの個体も存在します。
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リーニェに限りませんが、エクリドールはどれも造形美が素晴らしく、使っているとふとキラキラと輝くこのペンに見惚れてしまっていることがあります。
「あぁ、買ってよかったな」と思わせてくれていますね。
使用して
デザイン、質感に関しては非の打ち所がありません。
重量感があり、書き心地はコツコツとしていました。
素材ゆえ、重ためのペンなのですが、クリップがある分高重心になっており、重量に反してかなり取り回しがしやすいです。
849に共通して六角形の軸が鉛筆に近い握り心地で、取り回しに拍車をかけていますね。
ノック感は849のノック感に金属感が少し上乗せされた感じです。感触に関しては個体差はあると思いますが、劇的な変化はありませんでした。
違いはノック時の音にあります。849はノックの際に、しゃこしゃこ。といった音がしますが、エクリドールはしゃきん。と音がします。これが大変癖になる感触で、ずっと触っていたくなっていまいます。
クリップも小さく、小さく弧を描く形のおかげで手にあたっても違和感を感じさせません。
欠点としては、非常に滑りやすいことですね。柄によって滑りやすさは異なりますが、リーニェは見た目通りとても滑りやすい柄になっています。
また、指紋も目立ちます。銀軸の宿命ですね。
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リフィル
僕は購入時に付属していたリフィルアダプターを使用しているので、ゴリアット芯との比較も軽くしておこうと思います。
ゴリアット芯
これについては様々なところでレビューがされているので、書き心地などの紹介は省きます。
このリフィルの良さは、ガタツキのなさ、ノック感の2つにあります。
このリフィルを入れる前提で設計がされているので、ペンとの相性がとても良いです。筆記時にほとんど違和感がありません。
また、同じ理由からノック感はこのリフィルを入れたときが最も良かったです。
ただ、デメリットはやはり価格ですね。容量が多いとはいえ色を変えたりするのにはコストがかかります。
リフィルアダプター
D1規格のリフィルに対応しています。4cと表記されることもありますね。
国内だとジェットストリームやアクロインキなどがあります。
これの最大の良さは、リフィルの安価さです。色も赤、青、黒、緑まであり、さらに手に入りやすい。文具コーナーに行けば色はともかくだいたい置いてあります。
デメリットは2つ。
一つはインク容量の少なさ。
もう一つはガタつきにあります。ゴリアット芯に比べてペン先が若干細く、そのまま使用するとガタつきを感じます。
これの対処法は、ペン先にテープを巻いて太さを補強することです。
マスキングテープが推奨されますが、手元になかったので、ここではセロハンテープでの補強を紹介します。
紹介すると言っても難しいことは何もしません。セロハンテープを約2cm切り取り、ペン先にぐるっと巻き付ける。これでおしまいです。
こうすることでガタつきが抑えられ、快適に筆記することができるようになります。
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ただ、ノック感はゴリアット芯のほうが間違いなく良いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
来年買いたいものという記事にも載せた、念願のペンでした。
Xに投稿した写真もたくさんのいいねとRPをいただきました。それについても大変感謝しています。
息抜きに綴るつもりがかなり時間をかけてしまいました。これからは時間があるときに綴るようにしようと思います。
念願のペンについて紹介できて満足です。
ではまた。
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