幕引き
2024.08.30
THE TOMBOYSは13年の活動に幕を閉じました。
最後のライヴに向けていろんなところで会いにきてくれた皆様ありがとうございました。
ラストライヴ、西永福JAMでのライヴを終えて、打ち上げして、THE PERRYといつもの如く明け方ぐらいまでくだらない話で呑んで、そのあとじいじとあめさんと3人で家で喋って、少し寝て、新居に荷物を運んで、その後仕事に行って、体はだるいのに寝たくないみたいな、まあベッドに転がったら寝てましたけど笑
とまあ動き続けないとなんだが、もう何をどうしたらいいのかわかんないし、それを分かりたくもないな、みたいな気持ちでした。
多分わたしは男だったら、振られた翌日には別れた女の子を思って1人で海を眺めに行くタイプの人間だな、と気づきましたね。めちゃめちゃ未練がましい。
とまあ思うことは山ほどあるのですが。笑
いやあ13年間よく続きましたね〜〜自分の人生で、息をすることの次に長いのがトムボウイズとの人生になります。メンバーがいるのが当たり前の人生を生きてきた今、そんな人たちがいなくなって1人でまた歩き出さなきゃならないのか〜と浸っておりつつ、新居への引っ越しも完了し、わたしの中の時間もゆっくりと動き出しております。いや、慌ただしく。か!笑
メンバーとは不思議な生き物で。
トムボウイズというバンドを走らせるために、まあ日々それぞれに不満もあるし、わがままも言ってきたし、甘えもしたし、厳しくもするし、でも誰よりも自分の核心を知ってる人たちという感じで。
そんなトムボウイズはのんさん含め、とにかくスポ根魂の持ち主で、そんなところがすごく気に入ってました。無理しても無理する。
まあだからこそ限界を迎えたのかもしれません。笑
代表曲にタイムマシンなんて、と歌うバンドをやっておきなながらも、まあ一応はシュミレーションしました。例えば、あのとき、もし、だったならば。
その先を期待してしまう自分は大いにあったよ。
でも、どの線を辿れど、ダメだったんです。
何も間違ってなかった。
間違ってないけど、解散する日が来たんです。
トムボウイズで、もっとやりたいことはあった。
もっと立ってみたいステージもあります。でももうおしまい。
解散が決まってから、ラストライヴに向けてバンドはさらに進化した気がします。かなり良すぎたライヴを何本もできた気がします。でも、それはめっちゃめちゃに愛を受け取れてたからですね。
皆様ありがとう!
13年間日常のようにバンドをやってきたので、あまり何か特別なエピソードを出すことができないっていうのが不思議です。なんかあるやろ?とツッコミはもちろん、いやあるんだけど、でもラストライブにて、このセットリスト、ここで絶対泣けるやろ、と思ったところではあんまり個人的に涙、て言う感じではなくて。
あまりにたくさん人が来てくれたのにびっくりもあったし、できるだけ丁寧にライヴしたい!こんなにたくさんの愛、精一杯楽しいライヴにしたい、みたいな気持ちも相まって、緊張するし笑、で、エモい瞬間はふとした瞬間、すごく演奏がバチっと決まって、自分の感情が爆発した時にとっても嬉しくなった。みんな〜〜!無敵にしてくれてありがとう〜〜!ってな感じです。
楽しいことって、特別なことって意外と切り取って覚えておくのは大変だけど、なんかすごくいい景色と、自分の感情の蓋が開ききった瞬間の快楽というのはきっと忘れられないと思う。
トムボウイズに出会って無数の極上を味わせてもらえた。幸いとにかく人との出会いに恵まれてる。
それはお客さんもバンド仲間も支えてくれた歴代マネージャーの皆様も、関係者の皆様もまじでありがたい人たちに囲まれていたのを実感しています。
皆様この場ですみませんが、ほんとにありがとうございます。ピンポイントに、もしこれを読んでいる人がいたら、なおさらありがとうございます。
『この先どうするの?』
死ぬほど聞かれますが、え〜と!ご覧通り何にも決まっておりません!!!!笑
(たっいへ〜〜〜ん!笑)
ギター弾く人がいない等のお噂あれば是非ご一報を、ギター弾かせていただける場があれば是非オファーくださいませ!積極的募集中です!
あと、なんか結婚式の盛り上げ役とかもやります。
喋ります。(え?何を喋るん??ですが、頑張ります。)仕事はいつでもお待ちしています。
とまあなんですが、今のわたしにはまあたいした武器がないなと改めて実感する毎日で、より熱心にギターのことを学ぶフェーズだと思い色々ギターの修行に、また少し旅に出たりなどの予定で日々を埋めております。もう少し落ち着いたら、観葉植物とか買いそうです。
とまあ長くつらつらと書いてる割には大したことがかけない、色々あるけどエッセンスはもうあのライヴにあったような気もします。
とにかく皆様長らくのご愛好ありがとうございました!これからも宜しくお願いします、と言えるようなニュースを持ってこれるようまた頑張ります。
そして色々あるけど、音楽やロックンロールを知ってしまった私たちは少しだけ毎日が楽しくなっちゃうし、少しだけ生きにくいかもしれないな。
長生きしようね。
皆様ありがとう。
和木マドカ