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NZおひとり旅行記②
NZ、Chrstchurchからの女一人旅、その②の始まり始まり。
Domitoryでの生活は2泊3日で、日本円にして約5000円弱。シャワーやトイレ、キッチンもある、且つ男女別部屋だしのお得感。
やはり女子一人旅の一番の面倒は、安全の確保だとめちゃめちゃ感じた。何かあるリスクがお金盗まれたetcだけじゃないのは面倒だなあと思う。
まあそれが比較的安全なNZ、部屋はカードロックがありながらも、誰も鍵かけない笑(おかげで一回鍵を忘れて出てしまった時は助かった)
夜はいい時間になったら誰彼ともなく薄暗くして、おそらく最後に帰宅したであろう人が完全消灯してくれる。
■今回のMUST旅グッズは
サンダルorスリッパ
(シャワー床めっちゃ濡れてる)
トレーナー
(マジで毎日に寒さが変わる、勘弁してくれ)
サングラス
(日差しの強さで結構疲れる)
こちらの3点。ご参考までに。
っで、前回は滞在序盤にして、一人旅の心が若干折れかけたり、また回復してみたり、その辺の続きから行ってみよう。
滞在3日目はIntercityBusという長距離バスに乗って、Lake Tekapoと言う田舎へレッツラゴー。
NZは列車はレアなので、完全に車もしくはバス移動。レンタカーを借りると言う手は、一人旅にはコストがかかり過ぎるので、バスにした訳だが、遠慮なく予算がある、熱量がある方、NZは間違いなく車があって然るべき土地である。
ChristchurchからLake Tekapoまでは3時間ちょいの道のり。ここは、おそらく世界一星が見える、訪れるべきスポットとのガイドブックの一文に従い、滞在1泊を決行。
到着してみると、すごい。とんでもなく綺麗すぎる湖畔にたまげた。
湖の水がエメラルドというか緑と青を足したような塗り絵のような湖に、高くはない山々が連なっていて、遠くでそびえる山はまだうっすら雪が残る。まあ言うよりみるが易しです。
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ため息が出るほどの美しさである。まあそんな湖の周りをさくさくウォーキングし、早々にスーパーで食料を調達し、宿に戻る。
ここが一番困ったのが、(前持って予約を取らない私の落ち度すぎる)一軒家丸ごと貸し的な宿しか空きがなくて、これが確実に2人部屋と言う算段で、どう考えても連れがおったらラブリイすぎる宿に、三十路を控える女が一人で宿泊するという、寂しさを倍増させるようなシチュエーションをどうにかこうにか乗り切ることになる。幸い宿が超綺麗なのもあって、ソファにふんぞり返って、人生の節目を考える旅なのもあって、SNSを見ると、さぞ充実した生活を送ってる人を羨むことなかれ、と唱えながら自分の次の人生を見つめておりました。
おおおっと、ちょっとトーンがヘビーすぎるね。
海外あるある外食高い、はNZでもお馴染みなので、スーパーで食料調達し、宿帰宅。の結果、こんなに最高な景色を前にシェアできる連れがいないのが寂しくなった。何が悲しくて、でおかんにビデオ通話して絶景を見せびらかす。
だがしかし、そんな悩みも美しすぎる景色が溶かしたり溶かしきれなかったり。
晩御飯を食べて仮眠をとって、少し遅れそうになりながら深夜は星空観察ツアーへ。これがまたすごかった、みんなNZに行く際はこのツアーごと行ったほうがいい。星の見え方が異常。よくプラネタリウムで満点の星空です、の180°観察するアレの100倍見えます。もちろん普通に外に出れば、異常な星空が拝めるのだけど、更に丘の上に連れて行ってもらえると街頭もない、住人たちも星空を守るため無駄な電気を照らさず、など対策しているらしいおかげで、素晴らしき世界が広がるわけです。
天の川(Milkywayって言うてた)や銀河系の星集まり、Subaruの元ネタ、挙句すごい双眼鏡で土星、金星を見せてくれる。
南半球には南極星という目印になる星は見づらく、目印にならないので、NZの国旗の元ネタにもなってる光度の高い南十字星とあとはケンタウルスのα、βの二つのわかりやすいペアの星があるから、それを目印に南を割り出すだとかを言っていた。
しっかり聞いたはずがもうあやふやなので気になる人は調べておくれ。笑
まあこのボリューミーな観察を1-2時間やって帰宅。次の日はバスの時間まで、また湖を見ながら、昼食を食べてゆったり、海外かぶれ的にいうとChillして過ごす。
(おいおいどんだけチルすれば気が済むんや、しかしそれ以外の選択肢がないんだよ)
で、またChristchurchに到着!ここで、Queenstownという地に南下する手立てもあったのだが、最終目的地New Plymouthへの飛行機をもう取っていたので断念。旅は計画的に、って感じだよな。
今回一泊するはずの宿までバスと徒歩で向かうも、今度は看板も何も出てない、ときた。朝ごはん付き格安に釣られたのに,もしや宿なし???を恐れながら、宿回りを徘徊していたら、初老男性がお前泊まるやつやな、と玄関に案内してくれた。ここは、完全にホームステイしているかのような宿。普通に部屋の一室をお借りする感じ。
でも、紅茶もスナックも食べ放題、Wi-Fiもある。
うんうん、警戒心を解けば普通に快適。
なんせベッドがキングサイズ、この旅、実は初日から泊まった宿以外はずっとキングサイズのベッドで寝てる。存分に寝返りを打ち、雄大に寝ている次第である。
ただもう流石に暇人すぎるので、街へ繰り出すことに。頼むから音楽があるbarの1つでもあいていてくれええと願いながら徒歩40分。
現在NZはサマータイムと言って日没までがスーパー長いので21時過ぎまでは全然明るい。
ただ店は閉まるんだよなあ、特に金土日、以外の平日と毒付きながら、ある意味平日は家族や友達と家で過ごす豊かさを感じいるな。
まずはと、入ったのがFat Eddie’sというBarへ。
由緒正しいjazz Barです。とGoogle Mapに書かれた口コミを頼りにいくと、おおっ雰囲気良さそう。
Fat Dominoフューチャーなのかな。中はアメリカの古き良きBar(まあ行ったことないのでイメージな)で、BBやら、Rayなどなど偉大なBluess,Jazz Man達の写真でデコレイトされている。
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コロナを注文し、今日は何かしらshowを観れるのかと聞くと、21:30からあるよ、と。やっったあああああああ。
ビールにポテトをちまちまつまみながら待つこと20分。Gretschのセミアコを抱える男性とノラジョーンズ風のLadyが出てきたではありませんか。
HPもチェックするとEve duoと。これがまた良かった。
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まあここで最高の夜を過ごし、今旅割と初めての友達作りにも成功した。
音楽がある場では、とってもとってもご機嫌に過ごせるというのは嬉しいけれど、逆に今までそれ以外の場では、尻尾を丸めた人見知り犬にような人間だったのは少し苦々しい思い出だ。
どうにかならんのかえ…………
この夜の後から、雰囲気が変わったのか街でも声をかけられて会話する率が上がった。多分自分のアティチュードがそのまま反映されるようである。
まあそんな感じで平日のChristchurchで少し陽気な夜を過ごしたい方は是非Eddies Fatへ。
生演奏が毎日聴けるのはここだけだってさ。
まあそんな感じでこの旅もいよいよエンディングへ。それではまた。