自分軸を掴む

自主制作マガジン「mdk magazine」を通して伝えたいことをYoutubeにアップしたんですが、補足した文章もここに書きたいと思います。

去年から、mdk magazineを作っていて気付いたことがありました。

毎回テーマを決めて作っていたんですが、テーマがしっかりあれば、どう表現しても成り立つことに気付きました。テーマは作品の軸です。

それって、人生も一緒だなと思ったんです。人生も軸があれば、やりようはなんでもいい。

その人の人生の中に、軸を作る素があるというか。私は、自分の人生を通して軸を見付けたけど、強化中でもあります。

人の内側に全てあると思うんです。だから、私は、みんなが自分の内側と繋がってのびのびと遊んで生きるようなことがしたいんです。

その人が本当にやりたいことって、その人のピュアなところからやりたいことって、自分にいろんな染み付いてる思い込みを外さないと見えてこないと思うんです。実際私がそうでした。

その思い込みって、大きく2つあると思っています。

まず一つは、子どもの頃に親との関わりから生まれた思い込みです。

子どもにとって、親って神様みたいな存在だと思うんですけど、そういう人に言われたことが染み付いたり、言われなくても、親の姿を見て、人生ってこういうもんなんだとインプットしたり、こういう時ってこういう反応するんだ、人は。と学ぶと思うんです。

でもそれって、親がそうだっただけで、自分は本当はそういう風に反応しないかもしれないし、そう思わないかもしれない。

それを、大人になってから、一つ一つ整理していって、自分に邪魔だなと思ったら外していく。こういうことをするのってすごく大事だなと思っています。

そして、二つ目。世間の思い込みを外すことです。

常識とか、これが成功の形だよ、この価値観が正しいとか、誰が決めたの？っていう基準に違和感を感じると思うんです。それを、自分から外していく。

主に、この二つのものを自分から外していくと、本当にピュアな部分が見えてきます。そのピュアな自分が本当にやりたいことをするのが、自然な形だと思うんです。

私は、ずっと人に認められたくて、人にどうやったら認められるかっていうことばっかり考えて生きてきました。

それに気付いたきっかけは、当時付き合っていた人でした。彼は、自分の好きな、やりたいことをして生活していて、私も、それは同じだったんですけど、自分のためにというより、人に認められるためにしていることに気付いて、すごく衝撃的でした。

それから自分を深く見つめる作業をし始めました。

そこで気付いたのは、なんで人に認めてもらいたいかというと、子どもの時の体験だったりとか、世間の「人に認められなければならない」という価値観を自分にインプットさせていたからだということでした。こういう思い込みを外していきました。

この作業は、人との関わりの中でぶつかったり、違和感を感じたり、感情が動いたりする中で気付くことが多いので、最初は労力的に簡単ではないと思います。でも、シンプルで簡単といえば簡単です。しかも、気付けた時の喜びが最高です！

思い込みを外すには、自分の違和感と、感情が教えてくれます。怒ったり、悲しんだりした時に、なんでそこに反応するのかを紐解いていくと、ここに引っ掛かってたんだ〜ということがわかります。その時に自分がこだわっていたものを外せます。

思い込みを外していくと、自分のピュアなところが出てきます。この作業を続けて、私はすごく生きやすくなりました。

昔は本当に生きづらくてしょうがなかったです。暗かったし、ふと考えることが暗いんですよね。表情も暗い。笑

でも、思い込みを外す作業を続けていると、ふと考えることも明るいものになりました。自分が楽しいこと、心地いいこと、嬉しいことを考えるようになりました。

表情も、昔と今では全然違います。私はモデルの仕事をしているので、過去の写真と見比べたら、別人くらい違います。

思い込みを外して、自分軸を掴む前と、後では、同じモデルの仕事をしていても全然違います。取り組む姿勢も違うし、なんでそれをするのかというところに、軸を入れ込んでできるというか。

やり方が大事なのではなく、自分がどうあるかが大事だということに気付きました。これが一番大事だと思うんです。

何やってても、どんなことをやってても良くて、どうあるかっていうことの方が重要です。私は、ずっと、どうやるかっていうことばっかり考えてて、囚われてて、しんどかったです。でも、そこに気付いてから、すごく生きやすくなりました。

ここに気付くと、世界的に有名なミュージシャンになるとか、この会社を大きな会社にするとか、起業して成功するとか、結婚して子どもを産むとか、そういうことを人生そのものの目標にしなくなると思います。

本当に人それぞれが人生でやりたいことって違うと思います。自分の本質がやりたいことを、この人生でしたくないですか？

形をなぞるより、形に本質を入れたらいいと思うんです。これが大事だと思います。

今は、その本質に目を向けないような社会の仕組みになっていると感じます。でも、それに気付いて、本質が納得する生き方をするチャンスです！

こういうことを、mdk magazineではお伝えしたいと思っています。

私も、まだまだ道の途中ですが、せっかく生まれたから、全部思いっきり楽しんで生きたいですよね〜！

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