つくる

先日、「難民とつくる未来」というイベントに行ってきた。
登壇者は、小俣直彦さん、渡部清花さん、大竹昭子さんの3名。
https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/17350/

そもそもこのイベントを知ったのは、渡辺清花さんが代表をしている
難民とともに未来をつくるNPO法人WELGEEのイベントに参加したことが
きっかけだ。
https://www.welgee.jp/

難民キャンプに1年半住んだ研究者、"Think with Refgee”という理念を掲げるNPO法人の代表、難民がたくさん出入りする四谷のマンションに住む作家、というそれぞれの立場から、とても面白い話を伺うことができた。
それぞれ関わり方は違えど、お三方に共通していたのは、"難民"ではなく豊かな人間性を持ったひとりの人として付き合う、という態度だ。

実際にWELgeeのイベントで出会った難民の方々も、タフでユーモラスで知性があり会話がとても楽しかった。私はアフリカのことについて知らないことばかりで、彼らの話はすごく勉強にもなった。
彼らは決して助けられるべき弱い存在、というだけではないのだ。

また今回のイベントでとても印象的だったことばがある。
「このままいくとしずむなら、つくっていくしかない」
という渡辺さんのことばだ。

人はひどい現状を目の当たりにしたときに、
1.頑張って戦う
2.諦めて静かにしている
という二択で考えてしまいがちだ。

だけれど今本当に必要なのは、1とも2とも違う第三の選択肢を
自分たちの手でつくっていくことなのだ。

現状にもやもやすることはたくさんあれど、それがどんなオルタナティブになるのか、今の私には正直まだわからない。
エンジニアとして会社員をしていても、
よりよい世界をつくる一助になれているのか不安になることも多い。
でも私たちが、新しい未来をつくるのだ。

まだまだ半端者だけれど、考え、感じ、学び、行動する、をしっかりやって、自分にできることを見つけ動いていきたい。

このnoteはその道中のメモにしていきたいと思う。

2019.12.19













 


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